相談

自分の人生を振り返っても、誰かに相談を持ちかけた記憶がない。そんな私が日本のラジオ番組 「テレフォン人生相談」を聴いている。人が絶望を感じたり、深い怒りを覚える時、問題の対象は掏り替えられていて、根源的な “病巣” は別にあるらしい。一番の聞きどころは、司会役の社会学者・加藤諦三氏の珠玉のコメント。相談者の心の襞 (ひだ) に分け入り、苦悩の淵から救う “神のアドバイス” が話題となっている。その見事な洞察力と意外性に満ちた展開は下手なサスペンスドラマを超える。「定価で購入した商品がバーゲンで安く売られていると悲しくなり、夜も眠れない」と嘆く女性。「あなた、とても大切なものを失っていますね」と加藤氏。女性は「愛犬を亡くしました」と泣き出す。加藤氏「愛犬にもっと優しくしてあげたかった。その後悔の念こそ不安の正体です。金額じゃないんです」… 相談者は号泣が止まらない。他にも名言が。「嫉妬は一歩を踏み出せない人に残された攻撃性」「愚痴の多い人は強い意思を持てない」「配偶者の死。そこからが、あなたの本当の人生です」etc。全ての相談が解決されるとは思えないが、全世代の聴取者から支持されて54年続く番組の価値は否定できない。苦境に直面したら相談しよう。人生を変えるヒントになる。 (SS)
blue_line932
▽若い頃からなぜか、相談を受けることが多かった。20代は恋バナが花盛り。「2人から告 (コク) られているんだけど、どっちがいい?」「年下で遠距離なんだけど・・」等々。相談といってもほとんどが、おのろけと自慢話だった。その後は、人間関係、仕事 or 結婚、嫁姑、出産、育児、教育、収入、浮気で、最近は、美容、健康、生きがい、病気や介護がメインテーマとなっている。そして、どの相談も、具体的な結論や解決策を出したいと思っている人は少ないようで、ただ、自分の話を聞いてほしいのだと妙に納得するようになった。だから、本当に必要な時にだけ自分の意見を言うようにして、なるべく聞き役に徹している。▽「にもかかわらず・・」。この言葉は、医師で作家の鎌田實 (かまた・みのる) さんのモットーだ。職業柄、いろいろな方から相談を受ける鎌田さんは「辛いことや悲しいことは、ちょっと横に置いておいて、“にもかかわらず” それなりに幸せに暮らすことの大切さ」を力説している。鎌田さん自身が1歳半の時に実の両親から捨てられ、貧しい夫婦にもらわれて育ったという生い立ちを知って、素直にストン!と心に届いた。辛い時や不幸な状況でも、“にもかかわらず” 笑えたり、“にもかかわらず” 上機嫌を心がけることは、前を向いて歩くことへのヒントとなるような気がする。 (NS)
blue_line932
sheau-ching-san.gif 独身の頃、何でも自分の思うように行動していた。スケジュールも自分なりに決めれば OK。結婚したら、夫婦二人で決めないといけないことがたくさん増えてきた。まぁー、それが普通かもね。たまに、夫と相談せずに自分で自分のスケジュールを決め、行きたい所へ行き、買いたいものを買い、好きなことができたらいいなぁ〜と思う時がたまにある。子供がいないので、本来なら自由な時間がたくさんあるはずだけど、何故か私は毎日朝から夜遅くまで、いつも忙しくしている。夫婦の間には、やはり暗黙のリスペクトが必要だと私はいつも思っている。例えば “Don't worry about me, do what you want to do.” と言われても、一人じゃないので、彼のスケジュールに合わせたり、“報告” したり “相談” したり、、、しないと彼をリスペクトしていないような気がする。そのため、フルタイムの仕事をして、主婦の務めを果たし、ほぼ毎日ジムに通う私はいつもヘトヘト! でも、こんなに充実した毎日が送れることを幸せに感じないとね、とも思っている! (S.C.C.N.)
blue_line932
yoko 相談かぁ〜。。。。今週は「Teacher Appreciation Week」で子どもに何を持たせるかで頭を悩ませている。一応、息子の学校では、1週間毎日テーマが決まっていて、それに沿って何かを用意している。みんな何を持って行くのか相談できたらいいのだが。朝は私が出勤前に息子を学校に送っている。でも、皆忙しい朝の時間にクラスの子の親と会って話して仲良くなることは、私にはとても難しい。唯一、息子の学校の出来事を相談 (というか雑談?) できる相手は、プリスクールから一緒だったミリタリーファミリーの女の子のお母さんだった。先月、彼らが日本に引越ししてしまったので、目下相談相手がいない。子供たちのお迎えは夫だし、主夫だし、学校にいる時間も長いし、夫は社交的な性格なので、いろいろ情報を仕入れてきて、学校関係の用事をやってもらえると助かるのだが、なぜかそれは私担当になってしまう。新学期から下の子も同じ学校に通い始める。この機会に知り合いを増やそうと思う。子供たちのクラスのお友達のお母さんと話すことから始めようかな。 (YA)
blue_line932
reiko-san 子供の頃、ラジオの 「子供電話相談室」というのをよく聞いていた。子供たちの多岐にわたる質問に、数名の大人が回答するというもの。「えーそんなこと聞くの?」と子供ながらびっくりするような質問にも、回答者の大人が優しく、時にはユーモアを交えながら、分かりやすいように説明してくれるこの番組が好きだった。大人からしたら突拍子もなく、無意味に思える疑問をたくさん抱えている子供たち。私の子供時代はこの「どうして?」の回答を得るのはなかなか大変なことだった。毎回ラジオの相談室に電話をかける訳にもいかない。図書館で調べるか、周りの大人に聞くか、これくらいしか方法がなかった。今だと、疑問があればインターネットで検索するという画期的な選択肢がある。私の娘(5年生)も大活用している。学校で、ネット検索の際の注意点も教わって、どのサイトも信頼できる訳ではないということも一応理解しているようだ。家にいながらにして調べ物ができるなんて、なんて素晴らしいんだろう。SNS 絡みのいじめなど、問題もたくさんあるが、もうインターネットなしの生活を考えるのは難しい。「子供電話相談室」も数年前に終了してしまったようだ。のんびりと電話で回答を求める子供もすっかりいなくなってしまったのか。ちょっと寂しい。 (RN)
blue_line932
suzuko-san 私は頑固なので、人に相談をして、その人のアドバイスに従って事を解決する、ということは滅多にない。とはいえ、こんな私でも
“相談” したことがあったことを思い出した。まだまだ若かりし日のこと。仕事を終えた際の帰り道、ふとした看板が目に飛び込んだ。それは「結婚相談所」。オンラインデーティングはおろか、コンピューターさえもない時代。「人的お見合い」というと、結婚相談所が一般的だったのだ。当時私は7年一緒にいたボーイフレンドと別れ、しょぼくれていたこともあって、戸を叩いてみた。すると、入会できるのは32歳までです、と言うではないか。当時私は32歳。「そうか、これが最後の年か・・」と、大枚33万円も払って入会した。期限は2年で、毎月4人を紹介する、という条件。で、送られてくる男性のプロフィールを見て、私はその相談所に怒鳴り込んだ。「私が年収400万円なのに、どうして250万円の男性が紹介できるのですか。私は33万円も払っているのですよ!」と。しかし、入会して2か月後に仕事先で新しいボーイフレンドとなる人と知り合った。当時、クーリングオフというシステムもなく、結局、31万円ほど無駄になった格好だ。ね、だから相談なんか、私の人生に不必要って言ったでしょ! (Belle)
blue_line932
jinnno-san わたしには、悩みっていう悩みが、ない。だから、誰かに相談したいっていう相談が、ない (能天気? 笑)。あ! 身体が小さいことで解決しない悩みが一つあった! 自転車と自動車のサイズ! 街の中で見かけるレンタル自転車。Birdを最初に借りたとき、見事に交差点の真ん中で、すって ーー ん!とBirdごと転倒して、青あざを作ってしまった。それでも乗りたいので、、OFO Bikeっていう黄色い自転車を借りる前にまたがってみた。足が地面につかないー! 緑色の Lime もサドルを一番下 ・・ に下げても、足がつかない! キケンだわ。街中のレンタルバイクには子供サイズがない! ふらっと街で見かけた自転車に乗りたくても、乗れないのよおーっ!(涙)。こっちはもっと大変。車こそ、子供サイズがない! (当たり前 笑)。わたしの車はマニュアルで、クラッチを踏まないと作動しない。そのクラッチは奥深く (ベタンと床に着くくらい) 踏まないと作動しないので、足の寸法 (長さ 笑) が足りないと、車が前に進まない! 椅子を一番前にしてもギリギリなので、クラッチを踏む際は、ハンドルを使って体を最大限に前につんのめさせ (こんな動詞ある? 笑)、お尻が浮いた状態で運転が始まる (技あり 笑)。でも、こんなこと、相談する、までもないな (笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
blue_line932
相談・・。うーん。何を書いたらよいのか浮かばないので、誰かに相談しようかなぁ。私はとにかく悩みごとや分からないことがあると、すぐに日本にいる母や姉に電話やLINEで相談する。5人兄弟の末っ子ということもあり、相談する相手はたくさんいるので、いつも誰かが答えをくれることを当てにしている。時差があるので、急ぎの相談はできない。アメリカに来る前は気づかなかったが、人はどこにいても話し相手や相談相手が必要なのだと思う。少なくとも私には。どんな些細なことでも、心に引っかかっていることを誰かに聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなる。そして、何よりも親というのは、子供のことを一番に心配してくれる存在であり、自分の人生経験をヒントに、子供の将来を考えて的確にアドバイスしてくれようとするのだ。若い頃は気づかなかったが、今になって、本当に親の言うことは聞くものだと感じている。でも、今、自分の子供に言って聞かせても分からないんだろうなぁ。 (SU)


(2019年5月16日号に掲載)