10/29/2026
■今月、子ども2人が死亡
サンディエゴ郡は10月29日、今月インフルエンザ関連で地元の子ども2人が死亡したと発表した。
亡くなったのは、基礎疾患のなかった11歳の子どもと、複雑な持病を抱えていた生後6カ月の乳児だ。
郡の公衆衛生当局はこれを受け、住民にできるだけ早くインフルエンザの予防接種を受けるよう呼びかけている。
本格的な流行シーズンを前にした小児の死亡に、医療関係者は強い危機感を示している。
■死者11人・入院516人 昨年同期を大きく上回る
郡によると、今シーズンのインフル関連の死者はこの2人を含めて11人、入院者は516人に上る。
昨年の同じ時期は死者2人、入院86人で、今季は流行の立ち上がりが極めて早く、規模も大きい。
郡が毎週出している呼吸器ウイルス監視報告でも、インフルエンザ検査の陽性率が急上昇している。
特に5〜17歳の子どもの間で増加が目立つという。
■専門家「ワクチンが最善の防御」
郡公衆衛生官のサヨネ・ティハロリパヴァン (Sayone Thihalolipavan) 医師は、インフルエンザワクチンは安全で効果があると強調した。
その上で、自分と大切な人を重症化から守る最善の方法だと述べた。
レイディ小児病院 (Rady Children's Hospital San Diego) の感染症専門医ピア・パナラジ (Pia Pannaraj) 医師も、子どもに予防接種を受けさせることが、命に関わる病気から守るための最も重要な一歩だと話している。
■接種は生後6カ月以上の全員に
地元と国の保健当局は、生後6カ月以上のすべての人にインフルエンザの予防接種を推奨している。
接種後に免疫ができるまでおよそ2週間かかるため、特に基礎疾患のある人は早めの接種が望ましい。
ワクチンは薬局や急患診療所 (urgent care)、病院、クリニックで受けられる。
郡の公衆衛生クリニックでは、保険のない人も接種可能だ。
州の予約サイト「My Turn California」(myturn.cdph.ca.gov) からも予約できる。
■日常の予防と受診の目安
予防策としては、こまめな手洗い、目・口・鼻を触らないこと、咳やくしゃみのエチケット、体調の悪い人との接触を避けることが挙げられる。
発熱、咳、倦怠感 (けんたいかん)、体の痛み、頭痛、鼻水、喉の痛みなどがあれば自宅で休み、解熱剤なしで24時間以上熱が下がるまで人との接触を控えたい。
呼吸困難や胸の痛みが続く、意識の混乱、けいれん、強い脱水、いったん良くなった症状の再悪化などがあれば、すぐに医療機関を受診する必要がある。
︎上の画像は AI が生成したイメージです。