和風情趣のジャズフュージョンを堪能 「ヒロシマ」の琴&キーボードデュオ
June Kuramoto w/ Kimo Cornwell
2024/5/19 (日)
Museum of Making Music, Carlsbad
https://bit.ly/49GpDNO
著名なジャズ&フュージョン・バンド「ヒロシマ」の琴奏者ジューン・クラモトとキーボード奏者キモ・コーンウェルを迎えて、音楽の夕べが開催される。
日本(東京郊外)で生まれ、ロサンゼルスのクレンショー地区で育ったジューンは、進化するアメリカの芸術と音楽文化を体現している。
幼い頃、彼女は日本に戻りたいと願い、日本古来の楽器である琴を演奏することに安らぎを見出した。
ほぼ運命的に、著名な琴曲家で作曲家の宮城道雄の弟子である琴曲家、工藤和恵女史がアメリカに移住、ジューンの実家で琴を教え始めた。
わずか6歳のジューンは、琴と日本の音楽に人生の「つながり」を見出した。
その後、ジュンは工藤女史を通して琴を学び、日本の宮城流箏曲の認可を受けるまでに上達した。
日本の巨匠からラヴィ・シャンカールまで、クラシック界の偉大な音楽家たちと共演してきたジューンだったが、アメリカのアーティストとして、自分の人生そのものである琴音楽を、大好きなアメリカの文化や音楽とどうにか融合させたいと考えていた。
のちに、ジューンはダンという風変わりなミュージシャンと出会い、琴曲とロサンゼルスの多様な音楽環境との融合を始めた。これがバンド「ヒロシマ」の始まりである。
以来、ジューンは「ヒロシマ」の芸術的原動力となり、多文化的な音楽を創造し、世界で最も偉大な琴曲家の一人に成長した。
キーボード奏者のキモ・コーンウェルはハワイ州ホノルルで生まれで、ハワイ人、中国人、イギリス人の血を引く。
カリヒで育ち、ファリントン高校を卒業。音楽好きが高じてハワイ島でキーボード奏者として活躍。
ハワイで数多くのグループとレコーディングをした後、キモは妻のデビーとともにロサンゼルスに移り住み、本土の音楽シーンに挑戦した。
ツアーグループに見いだされたキモは、まずシェリル・リンとツアーを始め、ロニー・ロウズ、アル・ジャロウ、メイズ、フランキー・ビヴァリーなどのアーティストと共演した。
1980年代半ば、キモはヒロシマ、ジャロウ、メイズ、ヒロシマ、メイズな様々なバンドから声がかかる人気ミュージシャンであった。
やがて、「ヒロシマ」をメインに活動するようになり、現在はキーボーディスト、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーとして活躍し、中心的存在となっている。
◼︎ チケット:
一般席$35
プレミアム席$40