Thursday, 28 March 2024

さらば2019 年!

2019 年のニュースで最も興味を引いたのは、OECD (経済協力開発機構) が5月22日に公表した「人工知能 (AI) をめぐる開発者/運用者が取るべき行動指針」に関する勧告だった。簡単に言うなら、個人情報の収集は制限が掛けられるべきで、目的を明確化した上で、本人同意を必要とする原則を宣言。私は書籍購入、ホテル予約、日用品調達に至るまでネットを利用する。私の購買パターンやウェブ閲覧履歴がデータ化され、プロファイリングを通して私の趣味・趣向を予測し、サイト側から “私の欲しがりそうな” 商品情報が五月雨式 (さみだれしき) に送り込まれるが、自分の頭の中を覗かれているような不気味さ、不愉快さがある (皆さんはどうですか?)。プライバシーポリシーを詳しく読まずに「同意」をクリックする人がほとんど (私もその一人・笑)。「規約により個人情報は保護されている」とは言うものの、AI の判断プロセスは理解が及ばず、思わぬところで利益相反をもたらす? 進歩を続けるAI技術により、個人の思想傾向まで予測できる脳センサーが登場。日本国憲法19条で保障されている「思想・良心の自由」に抵触すると唱える憲法学者も現れた。2019年はOECDのAI原則のおかげで、自己情報コントロール権の確立に向かう「 AI 規制元年」のように思えた。 (SS)
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▽2019年の流行語大賞に、ラグビーW杯日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。「手を使っていいんだ!」「ロスタイムって?」「ルールは分からないけど気迫は伝わる」など、ラグビーの「ラ」の字も知らなかったのに、にわかファンになった友人や姪と一緒になって熱狂した。テレビジャパンで放送されたドラマ『ノーサイド・ゲーム』とかぶってしまい、大泉洋がW杯に出ているような気分になった。▽令和に突入して間もないタイミングで、ぎっくり腰をやってしまった。2日間はものすごい激痛で、寝返りも、座ることもできなかった。「これを機会に、運動を習慣化しよう」と自分に約束した。▽「きれいに掃除しないと、年神様 (としがみさま) が来ないよ」。12月になると、そんな祖母の言葉が聞こえてくる。1年の実りと幸せを約束してくれる年神様がスーッと通り過ぎてしまわないように、一念発起して大掃除に取りかかりたい。▽順番とはいえ、訃報は続く時は続くものだ。今年も大切な人を亡くした。「今、生きていること、それ自体が奇跡だ」だとつくづく思う。再び新年を迎えられることに心から感謝したい。 (NS)
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sheau-ching-san.gif 今年の1月に、賃貸物件として、住んでいた家をリモデル! 新しいペイント、浴室改装、庭の整理、車庫に新しいドア・・2か月ほど掛かった (大変だった!)。3月は改装後の掃除、片付け、ヤードセールなどに忙殺された。そして、友人のDさんが急にストロークで亡くなり (!_!)、残された奥さんのことが心配で頻繁に連絡し、ますます忙しくなった。4月と5月前半は沢山のイベント+家をレントする準備。5月下旬〜6月上旬、台湾 (里帰り) → 中国 (父と旅行) → 東京 (日本の友人に会いに)。6月下旬に日本友好庭園のイベントにゆうゆうを代表して出席し、Award を受賞 (感動的なイベントだった)。7月は夏の沢山のイベント+親友が台湾から遊びに来た。8月〜10月末はオフィスの引越しの準備作業で超忙しくなり、さらに、今住んでいる家のバックヤードの木6本をカット+整理作業! 11月は新しいオフィスへ移転。感謝祭が終わり12月がやって来た! 通常の仕事以外、こんなに沢山の出来事、、、精神的、肉体的にかなり挑戦した2019年だった! 頑張ったなぁーと自分で思っている (^.^)。 (S.C.C.N.)
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yoko あっという間に月日が流れ、12 月に入った。去年初めてトライしたアドベントカレンダーを今年もやっている。去年はトレーダー・ジョーズの99¢のチョコレート入りアドベントカレンダーだったが、今年は奮発して、息子が欲しがっていたスターウォーズレゴのアドベントカレンダーと、馬が好きな娘にはプレイモービルの馬牧場のアドベントカレンダーを用意した。12 月1日から24 日まで毎日、番号の振られた窓を開けると、スターウォーズのミニキャラクターや乗り物、馬、柵、牧場主などのおもちゃが1つずつ入っている。何が入っているか分からないので、子供たちの毎朝のお楽しみになっている。これを全部開け終えると、クリスマスがやって来る。そして1週間で今年が終わる。今年は下の娘がキンダーガーテンに入り、学校で長い時間を過ごすようになった。夏は3週間、北カリフォルニアの義母の家でのんびりさせてもらい、秋は1週間休暇を頂いてクルーズを楽しんだ。週末は子供たちと出かける日もあれば、趣味に費やせる日もあった。なかなか充実した1年だったと思う。 (YA)
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reiko-san 今年の嬉しかったことのいくつか。▽近所に美味しいタイレストランを見つけた。私の大好きなグリーンカレー、ソムタム (これは少ししょっぱすぎたのが残念)、トムヤムクンがなかなか美味しくて嬉しくなってしまった。メニューに「ラープ・ムー」もあった。今度行った時は絶対にそれを注文しようと、今から楽しみにしている。▽我が家の猫2匹の距離感がさらに縮まっている兆候が見られる。数日前、ふとベッドの上を見ると、2匹がお尻をぴったりとくっつけ合ってスヤスヤと気持ち良さそうに寝ていた! 思わず、別室にいた娘を呼んで、2人で静かに感激しあった。そして写真まで撮ってしまった。それくらい嬉しかった。▽6年生になりミドルスクールに通い始めた娘。授業ごとに教室を渡り歩くという小学校とは違うシステムで、親の私の方が大丈夫かなと心配だったが、一度だけ教室がどうしても見つからず、彷徨 (さまよ) っていたところ、校内巡回中の校長先生に助けてもらうというハプニングがあっただけで、無事サバイブ。友達の輪も広がり、毎日楽しんでくれているようで、それが嬉しい。これからちょっと大変なことが待っているけれど、この子ならポジティブに乗り越えていってくれるかなと思っている。 (RN)
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suzuko-san 旅は現実逃れ、旅はエキサイティング、旅はパッション、旅は好奇心、旅は出会い、旅は思い出作り、旅はチャレンジ・・。いやあ、今年は我が身の年代が変わる記念の年、という訳で世界に出かけた、出かけた。3月から4月にかけては、15年ぶり、3回目のポルトガル。6月は、長年行きたかったキューバ。レトロな車たちとトロピカーナのダイナミックなキャバレーショーを心行くまで堪能した。9月はここ数年毎年行くイタリアに加えて、初のマルタ島とトルコはイスタンブール。10月はマリアッチとテキーラの発祥の地、メキシコ第二の都市、グアダラハラへ。そして、この号が発行される頃は、日本で温泉に浸かっている。という訳で、今年は、私の訪問国数が3か国増えた “良い年” であった。私の最近の旅行はパッケージは利用せず、世界各地での “Hop On Hop Off” のバスにも乗らず、自分の足で公共の乗り物を利用して歩く旅行スタイル。飛行機、ホテルの手配はもちろん、現地での移動手段を全て調べて旅の1日1日を作り上げる、完全な手作り旅行。この旅の計画を立てる際、私のチャレンジ精神が掻き立てられる。そして、それが何事もなく、計画通りに旅を終えた際の達成感。これを味わうために、また来年もどんどん旅に出かけよう! (Belle)
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jinnno-san だめだ、、今年の目標がまだ達成できていない。でも、今更、何を言っても本年残りわずか、楽しく過ごすしかないな (笑)。今年一番勉強になったのは、ラグビーのルール (笑)。4年に一度のW杯が我がニッポンで開催され、しかもニッポンチーム、ブレイブ・ブロッサムズ、史上初のベスト8進出、快進撃! あんなに日本全国にわかラグビーファンが一つになって (わたし含む 笑) 興奮してスポーツ観戦するなんて、感動だったわー。サッカーW杯は、ブリティッシュ・パブに行けば、必ずテレビで流してくれていたけど、ラグビーW杯は、アイルランドの試合の日でさえ、アイリッシュ・パブで放送されず、しかもパブのアイルランド人もW杯が開催されていることすら知らなかった (笑)。さらに、試合開始がサンディエゴでは夜中の2時やら3時。もはや家でインターネット観戦するしかないでしょ。タックル、スクラム、トライ。なんか楽しい (笑)。そういえば、こういう単語は高校生ドラマ『 スクール・ウォーズ』であったわ、と、だんだん思い出してきたりして (笑)。なぜイギリスからは4つも国 (?) が出場してズルくね?とか (笑)。ウェールズって国?とか (笑)(そこのあーたも思ってたでしょ 笑)。 まとめ:ラグビーにわかファンになったお陰で、2019 年にして、やっとUK歴史の勉強ができたわ (笑) 。。(りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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毎年のことだが、また1年があっという間に過ぎた。正直言って、特に変わったこともなく過ぎ去った気がする。またひとつ歳を取ったことと、家のボイラーが壊れて、とんだ出費があったこと以外は。たった1日でも、自分はお湯がないと生きていけないことに気づかされた。もうひとつ私的なことを言えば、健康に気をつけなければと、改めて考えさせられた年であった。夏に調子を崩し、病院へ行ったところ、まさか自分が・・と思うような検査結果が出てしまった。特に不摂生な生活をしていたとも思っていなかったので、驚いたとともに、食事をとるのが怖くなってしまい一時的に痩せてしまった。そんなこともあり、血液検査やら胃カメラなど、あちこち調べた結果、特に異状もなかったので安心し、食欲が回復したら体重もあっという間に戻った。しかしながら、夫に付き合って飲んでいた晩酌はきっぱり止やめ、睡眠もなるべく早く寝るように心がけるようになった。少しのことだが、できることから始めて、もっと健康的に過ごそうと思うようになり、来年からまたジムに通う計画も考え中。とりあえず今年もあと残りわずか、何事もなく年が越せますように。 (SU)


(2019年12月16日号に掲載)