▽年始の星占い。・・・2020年の新型コロナパンデミックは見通せなかった。Covid-19を予言したプロの占星術師もほとんどいない。私が知る限り、それを明言したのは盲目のブルガリア人女性予言師ババ・ヴァンガ。彼女は85歳で他界する前、「2019年の終わりに新型殺人ウイルスが中国から広まる」とズバリ告げたらしい。▽占星家の誰もが注目したコンフィギュレーション (星の座相) は、木星 (拡大)、土星 (抑制)、冥王星 (大変動) が磨羯宮で同会する極めて珍しいトリプル・コンジャンクション。「壮絶な闘い」という象意をどう解釈したか。ある占術家は「社会基盤と生活慣習の大変化」と抽象的に表現した。私は「大統領選で保守、中道、リベラルの大激戦」と読んだ。▽ワクチンで感染収束に期待が膨らむ2021年。その流れには違いないが、新年前半の不安定な座相が気になる (宝瓶宮木星 Con 宝瓶宮土星 SQr 金牛宮天王星)。副反応を恐れるワクチン回避者が多かったり、旅行や娯楽に奔走する人々の急増で収束が遅れる? 今後200年以上も続く「水瓶座時代」の入口に立つ2021年。独創性が求められる新時代。個性的な存在感を静かに発揮できる「青味がかった真珠色」「人工的なメタリックブルー」が今年のラッキーカラー。(SS)