伝説のリングマスター率いるサーカス・バルガス、新演目 “Hollywood Dreams” を披露
3/11/2025サーカス・バルガスが南カリフォルニアに戻ってきた。
新企画の「Hollywood Dreams」は映画の黄金時代を称える演目で、ナショナルシティで開幕し、サンディエゴやテメキュラへ巡業する。この2時間の公演には、世界的なアーティスト、空中曲芸師、アクロバット、コメディアン、大胆なスタントパフォーマーが登場する。
ショーを率いるのは「最後のサーカス舞台監督」と称されるジョナサン・リー・アイバーソン (Johnathan Lee Iverson) 氏。彼は25年以上のキャリアを持ち、サーカス界の象徴的存在だ。アイバーソン氏は11歳でハーレム・ボーイズ・クワイア (Boys Choir of Harlem) のメンバーとして音楽活動を開始し、コネチカット州ハートフォード大学附属のハート・スクール (The Hartt School) で声楽を学んだ。その後、舞台オーディションの道中でリングリング・ブラザーズ&バーナム&ベイリー・サーカスのディレクターと出会い、舞台監督としての道を歩み始めた。
彼は2017年にサーカスが一時閉鎖されるまでリングマスターを務め、その功績から「最後のリングマスター」と呼ばれた。この称号は米国サーカス界の伝説ジョン・ハリオット大佐への敬意として生まれたもの。
現在、アイバーソン氏は1969年創設のサーカス・バルガスと共に巡業中。「Hollywood Dreams」では綱渡り、バイク球体ショー、ユニサイクルのスタントなど、多彩な演目が披露される。
ナショナルシティのウェストフィールド・プラザ・ボニタでの公演を3月10日に終えた後、ミッションバレーで3月14日から4月7日まで、テメキュラのプロムナードで4月11日から4月28日まで、サンクレメンテで5月2日から5月12日まで、ブエナパークで5月16日から6月9日まで開催される。
チケットは公式サイト tickets.circusvargas.com で購入可。