2023年12月14日
12月12日午後6時頃、キャンプ・ペンドルトン海兵隊基地内の戦闘用車両転覆事故で隊員1人が死亡したが、犠牲者の階級は軍曹だった。
第1海兵遠征隊からのニュースリリースで公表された。
事故は水陸両用の戦闘車両が地上での移動訓練中に発生したという。
死亡した軍曹はミシガン州出身で、2019年1月に海兵隊に入隊。
水陸両用戦闘車両の乗組員として訓練を受け、第15海兵遠征隊の上陸チームに配属されており、
車両指揮官の任務に就いていた。
第15海兵遠征部隊指揮官のショーン・ダイナン大佐は、死亡した軍曹について「有能な海兵隊員であり、卓越したリーダーシップを発揮してくれた。
この衝撃的な喪失には、言葉では表現しきれない悲しみがある」とコメントした。
死亡した軍曹はこれまで、海軍および海兵隊功労章2個、海軍優秀部隊表彰、海兵隊栄誉行動章、国防従軍記章、対テロ戦争従軍記章、海上勤務最高栄誉章など、数多くの表彰と勲章を手にしている。
事故発生時の車両内には他に14名の海兵隊員が同乗していた。
全員がキャンプ・ペンドルトン海軍病院を含む現地の病院に搬送されたが、指揮官の軍曹だけが帰らぬ人となった。
他の隊員は命に別状なく、治療を受けて退院した。
この事故の詳細については、現在も調査中だ。
*写真はイメージ
(2024年1月1日号掲載)