9/30/2026
■代打シーツの2ランで突き放す
パドレスは9月30日夜、ペトコ・パークでシカゴ・カブスとのナ・リーグ・ワイルドカードシリーズ第2戦に臨み、4-1で勝利した。
前夜の8-0に続く連勝で、3戦2勝制のシリーズを2試合で制した。
勝負を決めたのは4回。
ザンダー・ボガーツ (Xander Bogaerts) の二塁打でカブス先発ケビン・ゴーズマン (Kevin Gausman) を降板に追い込むと、代打のギャビン・シーツ (Gavin Sheets) がリリーフのダニエル・パレンシア (Daniel Palencia) から右翼席へ2ランを放った。
打ったのは時速100.8マイル(約162km)の速球で、パドレスにとってポストシーズンでの代打本塁打は2005年以来となった。
■足のけがを押しての一振り
シーツは左足の足底のけがを抱えながらプレーしており、9月の大半を歩行用のブーツを着けて過ごしていた。
このシリーズで振ったのは2試合を通じてわずか1回で、その一振りが試合を決めた。
パレンシアの球は、パドレスの選手が公式戦・ポストシーズンを通じて本塁打にした中で最も速い球だったという。
チームメートのジャクソン・メリル (Jackson Merrill) は「今まで見た中でも指折りのすごいホームランだ」と興奮気味に語った。
■先制はボガーツ サラスは史上最年少捕手に
パドレスは2回、ボガーツのタイムリーで先制した。
この試合では、イーサン・サラス (Ethan Salas) も打点を挙げ、ポストシーズンで先発マスクをかぶった捕手としてはメジャー史上最年少となった。
パドレスは9月5日以降20勝3敗と快進撃を続けており、ナ・リーグの有力候補として存在感を強めている。
■5投手の継投でカブス打線を封じる
投手陣はこの日も安定していた。
4回、カブスは鈴木誠也が安打で出塁し、ニコ・ホーナー (Nico Hoerner) の中前へのゴロで生還して1点を返した。
ここでクレイグ・スタメン (Craig Stammen) 監督は先発ニック・ピベッタ (Nick Pivetta) を即座に降ろし、強力なブルペンをつぎ込んだ。
2番手のブラッドグリー・ロドリゲス (Bradgley Rodríguez) が満塁のピンチを切り抜け、5回も抑えて、ポストシーズン初登板で勝利投手となった。
最後はメイソン・ミラー (Mason Miller) が締め、5投手で被安打5に抑えた。
■メジャー最強打線を2試合で1点に
カブスは今季、メジャー最多の得点とナ・リーグ最多の本塁打を記録した強力打線を誇っていた。
しかしパドレス投手陣の前に2試合18イニングでわずか8安打(うち7本が単打)にとどまった。
ナ・リーグMVP候補のピート・クロウ=アームストロング (Pete Crow-Armstrong) と、ベテラン強打者アレックス・ブレグマン (Alex Bregman) の1・2番コンビは、2試合で計15打数無安打、8三振と沈黙した。
2試合の合計得点は12-1だった。
■昨年の雪辱 次はメジャー最高勝率のブルワーズ
パドレスは昨年、敵地リグレー・フィールドでのワイルドカードシリーズで3試合の接戦の末カブスに敗れていたが、今年は満員の本拠地ファンの前で2連勝し雪辱を果たした。
パドレスがポストシーズンのシリーズを制するのは過去7年で5度目となる。
次の地区シリーズでは、今季103勝を挙げてメジャー最高勝率となったミルウォーキー・ブルワーズと対戦する。
第1戦は10月3日(土)午後5時30分(太平洋時間)、ミルウォーキーで行われる。
スタメン監督は、2試合で終えられたことでブルペンを休ませ、第1戦の先発を選ぶ余裕ができたと話している。