9/24/2026
■宿敵の本拠地で歓喜の瞬間
サンディエゴ・パドレスは9月24日夜、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムでドジャースに4-2で勝利し、2026年のポストシーズン進出を決めた。
3年連続のプレーオフ出場は球団史上初めてだ。
球団創設から最初の約50年間でポストシーズンに進んだのはわずか5回だったが、今回で直近7年のうち5回目の出場となる。
かつての「プレーオフに縁遠い球団」は、ナショナル・リーグの常連へと姿を変えつつある。
■投手陣の継投で逃げ切る
この試合の先発はニック・ピベッタ。
今季は右肘の屈筋を痛め、登板は30イニングにとどまっていた。
7回にはアドリアン・モレホンが大谷翔平を3球三振に仕留める場面もあった。
8回にボーク (balk) で1点を失ったものの、最後は守護神メイソン・ミラーが今季38セーブ目を挙げて試合を締めくくった。
捕手では20歳の有望株イーサン・サラスが2試合連続で先発マスクをかぶり、前夜にはロボット審判の判定チャレンジ (ABS) を成功させて守備面でも存在感を示している。
■球宴前は借金、どん底からの逆襲
今季の道のりは平坦ではなかった。
先発ローテーションの5人中3人が約3カ月離脱し、オールスター休暇前の成績は48勝49敗。
7月には13年ぶりとなる8連敗も喫し、一時は地区首位から13.5ゲーム差、リーグ11位に沈んだ。
夏場には主力のトレード放出すら取り沙汰されるほどで、プレーオフは絶望的とみられていた。
■型破りなローテーションが奏功
そこで首脳陣が打ち出したのが大胆な投手起用だ。
マイケル・キングとウォーカー・ビューラーの2人は従来通りの先発とし、残り3枠は固定の先発や役割を設けない柔軟な運用に切り替えた。
これが当たり、チームは7月17日以降39勝12敗と急浮上。
後半戦の成績はミルウォーキー・ブルワーズと並んでメジャー最高となった。
■ペトコ・パークでの開催なるか
パドレスは89勝70敗で、88勝71敗のシカゴ・カブスを1ゲーム差で上回りワイルドカード首位に立つ。
自力で第4シードを確保すれば、来週火曜に始まる3戦2勝制のワイルドカードシリーズを本拠地ペトコ・パークで開催できる。
対戦相手はカブスかフィラデルフィア・フィリーズになる可能性がある。
今季のホーム成績は49勝29敗とアウェーの38勝40敗を大きく上回り、地元開催は大きなアドバンテージだ。
■週末はダイヤモンドバックスとの最終戦
レギュラーシーズンは25日から本拠地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックスとの3連戦で幕を閉じる。
選手たちは「負ければ終わり」の週末を避けたいと語っていたが、その願い通り、あとはシード順位を争うだけとなった。
10月の短期決戦に強い投手陣を武器に、悲願のワールドシリーズ初制覇への挑戦が始まる。
︎上の画像は AI が生成したイメージです。