2024年8月6日
メジャーリーグのレギュラーシーズンは約70%を消化し、50試合ほどを残すのみ。
8/6現在、パドレスは62勝52敗でNL西地区2位。
直近10ゲームで8勝2敗と好調を維持。
「貯金」を10台に伸ばし、ワイルドカード圏内にいる。
7/30~7/31にペトコパークで行われたドジャース2連戦を見事にスイープ。
初戦は0対5の劣勢から延長10回裏に6対5のサヨナラ勝利を収めて観衆を沸かせた。
第2戦はサイ・ヤング賞3度受賞のメジャー復帰2試合目となるクレイトン・カーショウ投手を打ち込んで8対1と快勝! NL西地区首位ドジャースに4ゲーム差。
8/6現在、パ軍のチーム打率.265は両リーグ30球団中トップ。
安打数1,028も30球団中2位 (1位はレッドソックス) と上位にあり、攻撃力が看板だ。
一番の注目株はオールスターゲーム初出場を果たしたジュリクソン・プロファー左翼手。
本塁打 (19)、打率 (.302)、打点 (71)、安打 (120)、出塁率 (.395) の打撃5部門でチームトップの成績を維持し、長距離打者へと変貌を遂げている。
投手陣の朗報は、7/25の敵地ナショナルズ戦で球団史上2人目のノーヒットノーランを達成したディラン・シース投手 (11勝8敗) の快挙。
目下5連勝と破竹の勢いがあり、奪三振数は176個で両リーグNo.1。
シーズン終盤のさらなる活躍が期待できる。
パ軍はトレード期限の7/31までにマーリンズからタナー・スコット (左腕) とブライアン・ホーイング (右腕)、さらにレイズからジェイソン・アダム (右腕) など有力な中継ぎ投手を獲得。
2シーズンぶりのプレーオフ進出を視野にブルペン強化に着手した。
松井裕樹投手もセットアッパーとして安定感が抜群だ。
(2024年8月16日号掲載)