サンディエゴでは、La Jollaの「Lucien」が入賞!
カリフォルニア各地から注目のレストランが選出!
ミシュランガイドは2026年5月、カリフォルニア版ガイドに新たに21軒のレストランを追加した。
今回の選出は、シリコンバレーからサンディエゴまで、カリフォルニア各地の注目レストランを対象にしたもの。
ミシュランによると、調査員は一年を通して各地を訪れ、推薦に値するレストランを探しており、今回の新規掲載店はその中から選ばれた店舗である。
今回の「ガイド追加」は、ミシュランの星やビブグルマンの受賞とは別の位置づけである。
星やビブグルマンなどの正式な賞は、2026年6月24日にサンディエゴで開催されるセレモニーで発表される予定だ。
サンディエゴ地域では、La JollaのLucienが新たにミシュランガイドに掲載された。
Lucienは、La Plaza La Jollaの3階にある洗練されたテイスティングメニューのレストランで、ニューヨークの名店で経験を積んだシェフ、Elijah Arizmendi氏が手がける。
カリフォルニア産のイベリコ豚や地元で獲れた魚など、地域の食材を生かし、フランス料理と日本料理の影響を感じさせる料理が評価された。
以下は、新たにミシュランガイドに追加された21店。
南カリフォルニア
1. Miura — Beverly Hills
ジャンル:寿司
Beverly HillsのMiuraは、長く寿司の名店として知られてきた場所を新たに生まれ変わらせたレストラン。Two Rodeo Driveの歩行者専用ショッピングエリアの2階にあり、落ち着いた空間と滑らかな木のカウンターが特徴。上質な寿司を楽しむための静かで洗練された雰囲気が評価された。
2. Lucien — La Jolla
ジャンル:カリフォルニア料理
サンディエゴから選ばれたのは、La JollaのLucien。シェフのElijah Arizmendi氏はニューヨークのキッチンで経験を積んだ後、地元カリフォルニアに戻り、このテイスティングメニューのレストランをオープンした。カリフォルニア産イベリコ豚、地元で獲れた魚など、南カリフォルニアの豊かな食材を生かし、フランス料理と日本料理の要素を取り入れた点が評価された。La Jollaでは、すでに複数のミシュランガイド掲載店があり、Lucienの追加によって同地域の美食エリアとしての存在感がさらに高まっている。
3. ALTO — Studio City, Los Angeles
ジャンル:南米料理
ALTOは、アルゼンチンとウルグアイの味をテーマにしたライブファイア・レストラン。Juana Castellanos Lagemann氏とEsteban Klenzi氏が率いる店で、両シェフは高級レストランでの経験を持つ。火を使った調理を中心に、力強く温かみのある南米料理を、現代的で洗練された形に仕上げている点が評価された。
4. Casa Leo — Los Feliz, Los Angeles
ジャンル:現代スペイン料理
Casa Leoは、シェフ兼オーナーのJoshua Whigham氏によるスペイン風レストラン。タパススタイルの小皿料理が中心で、一人でも、テーブルでシェアしても楽しめる構成になっている。ホタテのセビーチェをライムの上に盛り付けた一品など、見た目にも楽しく、スペイン料理を現代的に表現している点が評価された。
5. Electric Bleu — Mar Vista, Los Angeles
ジャンル:現代フランス料理/カリフォルニア料理
Electric Bleuは、Craig Hopson氏が手がけるカリフォルニアとフランス料理を融合させたビストロ。店内はバー、カウンター、テーブル席ともに活気があり、特に週末は予約が必要な人気店。野生のアンズタケを使った前菜や、デーツ、サフラン、グリーンオリーブを合わせた鴨胸肉など、親しみやすさと上質さを兼ね備えた料理が評価された。
6. Kojima — Sawtelle, Los Angeles
ジャンル:日本料理
Kojimaは、Sawtelleのミニモール2階にある隠れ家的レストラン。席数はわずか8席で、L字型カウンター越しにシェフのHayato Kojima氏が一人で料理を仕上げる。固定メニューや印刷されたメニューはなく、スタッフが一皿ずつ説明するスタイル。親密な空間と、シェフの技術を間近に感じられる特別感が評価された。
7. Lielle — Pico-Robertson, Los Angeles
ジャンル:カリフォルニア料理/現代ヨーロッパ料理
Lielleは、Marcus Jernmark氏による人気のテイスティングメニュー・レストラン。予約を取ること自体が一つの達成感と言われるほど注目を集めている。カリフォルニア料理と北欧料理の要素を合わせ、食材を中心にした簡潔で洗練されたメニューが特徴。黒トリュフやグリュイエールチーズ、焦がしバターなどを使った料理の完成度が評価された。
8. Lynx — Arts District, Los Angeles
ジャンル:ピザ
Lynxは新しい店ながら、Joshua Skenes氏のピザを知る人には納得の一軒。メニューはシンプルで、中心は丁寧に作られたピザ。薄くてカリッとした中心部と、ふっくら焼き上がった縁が特徴で、トッピングも多彩ながらバランスよくまとめられている。きのこ、ストラッチャテッラ、マスカルポーネ、バッファローモッツァレラなどを組み合わせた、洗練されたピザが評価された。
9. The Mulberry — Sawtelle, Los Angeles
ジャンル:現代韓国料理
The Mulberryは、オープンして間もないにもかかわらず人気を集めている韓国系アメリカン・レストラン。ダークウッドを使ったトレンド感のある内装、充実したワインリストとカクテルプログラム、そして親しみやすく完成度の高いメニューが魅力。韓国料理を現代的に楽しめる店として評価された。
10. Sonoratown — Downtown Los Angeles
ジャンル:メキシコ料理
Sonoratownは、店の前に長い行列ができることで知られる地元の人気店。長く並ぶ必要があることも多いが、それでも食べる価値があると評価されている。カジュアルな雰囲気ながら、しっかりした味と地元での支持の強さがミシュランの目に留まった。
11. SORA Craft Kitchen — Downtown Los Angeles
ジャンル:地中海料理
SORA Craft Kitchenは、トルコ出身のシェフOkay Inak氏が一人で切り盛りする小さなレストラン。高級レストランでの経験を持ちながら、ここでは素朴で誠実なアナトリア/トルコ料理を現代的な技術で提供している。席数は十数席ほどで、木の床や天井、白いテーブル、植物に囲まれた明るい空間も魅力。シェフの情熱と手作り感が評価された。
12. Good Alley — Rosemead
ジャンル:中国料理
Good Alleyは、Rosemeadにある中国料理店。内装は比較的シンプルで、注文もタブレットで行うスタイルだが、目的はあくまで料理。幅広い中国料理のメニューがそろい、気取らない雰囲気の中で本格的な味を楽しめる点が評価された。
13. Alice B. — Palm Springs
ジャンル:現代アメリカ料理/地中海料理
Alice B.は、シェフSue Feniger氏とMary Sue Milliken氏によるPalm Springsのレストラン。Living Outコミュニティ内にあり、ダイニングルームはバーエリアから少し離れた落ち着いた空間。キャンドル、石のテーブル、座り心地のよい席など、温かみのある雰囲気が特徴で、現代アメリカ料理と地中海料理の要素を取り入れた料理が評価された。
14. Monte’s — Santa Barbara
ジャンル:カリフォルニア料理/現代韓国料理
Monte’sは、Daniel Kim氏が率いるSanta Barbaraのレストラン。高級レストランで経験を積んだシェフが、カリフォルニアらしい食材重視の料理に韓国の要素を加えている。自社の再生型オーガニック農場や地元のファーマーズマーケットから多くの食材を調達しており、ファーム・トゥ・テーブルの姿勢が評価された。
北カリフォルニア
15. Vicinity — Los Gatos
ジャンル:創作料理/カリフォルニア料理
Vicinityは、Los GatosのTasting Houseというワインバーの奥にある親密な空間のレストラン。シェフJulian Silvera氏が手がける複雑で現代的なテイスティングメニューは、自身のLower East Sideでの育ちや、カリフォルニア沿岸での食材探しの経験などを反映している。物語性、創造性、視覚的な美しさを備えた料理が評価された。
16. Joodooboo — Oakland
ジャンル:韓国料理/カリフォルニア料理
Joodoobooは、自家製豆腐と季節のバンチャンを組み合わせたシンプルなスタイルが特徴の店。地元農家の良質な野菜を使い、ピクルスやキムチを丁寧に作っている。豆腐は豆から手間をかけて作られ、ふんわりと柔らかく仕上げられている。新鮮な豆腐をそのまま、または軽く揚げて、酸味とうま味のあるソースとともに提供するスタイルが評価された。
17. Popoca — Downtown Oakland
ジャンル:ラテンアメリカ料理/カリフォルニア料理
Popocaは、Oakland中心部にある活気あるレストラン。シェフ兼オーナーのAnthony Salguero氏は、自身の料理を「進化したサルバドール料理」と表現している。伝統的な味にカリフォルニアらしい自由な感性を加え、地元食材を使った創造的な料理を提供している点が評価された。
18. Kitchen Istanbul — Inner Richmond, San Francisco
ジャンル:トルコ料理/カリフォルニア料理
Kitchen Istanbulは、San FranciscoのInner Richmondにあるにぎやかで居心地のよいワインバー。伝統的なトルコ料理にカリフォルニアらしい要素を加えている。なめらかなフムス、香ばしいチリオイル、サクサクのボレックなど、力強い味わいと丁寧な調理が評価された。
19. Maria Isabel — Presidio Heights, San Francisco
ジャンル:メキシコ料理/現代料理
Maria Isabelは、Laura Ozyilmaz氏とSayat Ozyilmaz氏の夫妻による注目店。店名は、Laura氏の姉妹と母親の名前に由来している。料理はカリフォルニアの食材を使いながら、Laura氏のルーツであるメキシコ・Guerrero州の味を取り入れている。Oaxaca産の在来種トウモロコシや地域性のある食材を使い、現代的で洗練されたメキシコ料理として評価された。
20. Via Aurelia — Mission Rock, San Francisco
ジャンル:現代イタリア料理
Via Aureliaは、ローマとピサを結ぶ古代道路にちなんで名付けられたレストラン。トスカーナの味に着想を得た現代イタリア料理を提供している。Oracle Parkの近くにあり、明るくエレガントな空間と洗練されたサービスも魅力。料理だけでなく、雰囲気とサービスの完成度も評価された。
21. Minnie Bell’s Soul Movement — San Francisco
ジャンル:ソウルフード/アメリカ料理
Minnie Bell’s Soul Movementは、San Franciscoで新たにミシュランガイドに追加された注目店の一つ。シェフFernay McPherson氏が家族の料理の伝統をもとに展開しており、特にローズマリーを効かせたフライドチキンが知られている。家庭的な温かさと、記憶に残る味わいを現代的に伝えるソウルフードとして評価された。
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今回のミシュランガイド・カリフォルニア版への新規追加は、単に高級レストランだけでなく、寿司、韓国料理、メキシコ料理、トルコ料理、ピザ、ソウルフードなど、カリフォルニアの多様な食文化を反映した内容となった。
サンディエゴ地域からはLa JollaのLucienが選ばれ、地元食材を生かした洗練されたテイスティングメニューが評価された。
正式な星やビブグルマンの発表はこれからだが、今回の掲載は、今後さらに注目を集める可能性のあるレストランとして大きな意味を持つ。