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何でも野球に例える私の主人って… 一体 駐在生活３年目を迎える３人家族です。アメリカ生活を始めてから、私の主人はメジャーリーグ野球の大ファンになり、日本のプロ野球への興味を全く無くしてしまい、日本人選手が出場する大リーグのTV中継を欠かさず観戦しています。松井とイチローの打撃成績を正確に記憶しているし、主人の情報通ぶりは会社の人達も感心するほどだけど、何でもかんでも「野球」の話にこじつけてしまうので、私と息子は呆れるばかり…。 先月、会社から帰宅するなり「良いスタッフが集まった。我が社も弱小球団を脱して、プレーオフに出場できる陣容になった。この調子だとワールドシリーズも狙えるナ…」と、ワケの分からないことを言っていたし…。 中学生の息子がテストでひどい点を取ってきた時も、「○夫！何だこの成績は。このままだとスタメンを外されてしまうゾ。松井を見ろ。アメリカという未知の 環境に飛び込んできて、ここ一番で良い成績を挙げているじゃないか。悩み事があれば監督に相談しろ。…お前の担任の先生のことだよ」 そして夕食時には、「ママ！ このスープ、少し塩辛くないか？ 調味料の配分はピッチャーの配球と同じくらい微妙なんだよ。味がストレート過ぎる。砂糖を少し入れたりする『変化球』も必要だよ。でも、スープだけに フォークは必要ない…なんちゃって！」と、凍りついてしまうようなジョークも炸裂…。 ワールドシリーズでヤンキースが負けてしまい、ちょっと元気の無い主人ですが、今年の野球シーズンも終わり、我が家には「平穏な日々」が戻ってきました。 女房役はキャッチャー |
Thursday, 21 November 2024
