無知との遭遇 遭遇その1:コンピュータのユーザーサポートを担当していた頃のエピソード。「立ち上がりましたか」と 聞いたら「さっきから、ずっと立っている」と憤慨していた客がいた。「マウスでカーソルをもっと右側に動かしたいのだが、机のスペースがもうこれ以上な い」と言ってきた者がいた。「環境を変えてみましょう」と言ったら、窓側にコンピュータを移した人がいた。 遭遇その2: 20年程前、留学生としてアメリカに着いて、すぐディッシュウォッシャーという文明の利器を使った。ホストファミリーに言われた通りに「食器類を納めて、 洗剤を入れて、好みのコースを選択」。ジョギングに出掛け、暫くして帰ってみると…。食器洗い機専用の洗剤があるとは知らず、泡を食って44444しまっ た。 遭遇その3:渡米5日目にしてハロウィーンに出くわした青森出身のルームメートは、「アメリカ人の躾けは、こったらなっちゃねえべ。人の家さ訪問する時の 礼儀ってものばあんでねぇか?」 と憤慨し、「NO!」 と一喝してドアをバタン!! 玄関口には、とうもろこしやドラキュラ姿の子供たちが茫然と立っていた…。 第三種接近遭遇 |