車にまつわる話 <その1> 友達に道案内をしなくてはならず、「私の車の後をついて来てね」と言って、車で彼女を先導 していたら、突然彼女が私の車を猛スピードで追い抜いていった。「ナンで!?」と思いながら、必死で彼女の車を追いかけて、その先を見たら、私と同じ型と 色の車がまっしぐらに進んでいた。友達はその車を私の車と勘違いして追いかけて行ったのだ…。お~い待ってくれ~。 <その2> 私のダンナも私もメカに弱い。車が人間同様に水やオイルを必要としていることを知らずに走り続け、ある日、ボンネットから白い煙を上げて自走 不能になってしまった。アッパービームの戻し方を知らずに対向車から大目玉をくらったり、盗難防止のアラームを止められなくなって世間の注目を浴びたこと も…。そして、未だにタイヤの空気圧はカンに頼っている。 <その3> サンディエゴに来たばかりの頃、サンクレメンテの近くで母親が子供を連れて走る姿の道路標識を見かけて 「何だろう」 と不思議に思い、アメリカ人のダンナに聞いたところ、「それはとても Long Story…」と言って説明してくれた。「メキシコからの不法移民横断注意」のあの標識を見るたびに、アメリカの豊かさの裏にある歪みを感じてしまう…。 ナビゲーター |