Thursday, 26 December 2024

行方不明の飼い犬、8か月後に再会 SDから2,000マイル先、ミシガン州で

2024年4月7日

サンディエゴ市内の家族が飼っていたテリアのミックス犬「ミシュカ」は昨年7月、自宅の車庫から逃げ出し、約8か月間、行方不明となっていた。

長く失踪していたミシュカだったが、今年4月初めに、サンディエゴから約2,000マイル (約3,220キロ) 離れたミシガン州デトロイト
郊外の小都市ハーバーウッズで無事に保護された。


発端はハーバーウッズの地元警察に寄せられた「野良犬が徘徊している」との通報だった。

警察官が同市内にあるグロスポイント動物養護協会と連絡を取り、この3歳の雌 (メス) 犬は保護された。

健康状態も良好。

子犬にはマイクロチップ (個体識別用集積回路) が埋め込まれており、ミシュカと名付けられたテリアのミックスで、サンディエゴの
一家族に飼われている登録犬であることが判明。

電話番号も記されていた。


グロスポイント動物養護協会が家族に連絡すると、一家は親戚を訪ねてミネアポリス (ミネソタ州) に滞在しているところだった。

知らせを受けて、彼らはミネソタからミシガンまで10時間かけて車を運転し、ミシュカを迎えに行ったという。


家族の一人は「私は (ミシュカを見つけるのを) 諦めなかった。

『迷子犬を捜しています』のチラシを1,000枚以上も作り、近所の電柱や車の後部ウィンドウなど、人の目に付く所に貼っていた。

でも、こんな遠くで再会できたなんて! どうして彼女がミシガンにいるのかを知りたいだけ」と話した。


この幸せな結末までの展開を知っているのはミシュカだけ。

話してくれるだろうか?

* 写真はイメージ

 

(2024年5月1日号掲載)