2024年7月17日
大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手 (30) が7月16日、テキサス州アーリントンで行われた第94回オールスター戦で別格の輝きを放った。
出場4年目で初本塁打となる豪快な3ランを放ち「やっぱり楽しかった。そこで打てたことが自分にとっては特別な瞬間」と喜びを
口にした。
元通訳の違法賭博事件が発覚した激動の前半戦を乗り越え、真夏の祭典に戻ってきた「スター大谷」が今年もファンの視線を集めた。
レッドカーペットショーでは、愛犬デコピンの姿が裏地にプリントされた茶色のスーツ姿で妻真美子さん (27) と手をつないで登場。
約4万人が詰めかけた試合ではナショナル・リーグの「2番・指名打者」として3回に右翼席に運び、前半戦29本塁打の実力を示した。
看板選手が集う球宴ならではの醍醐味も味わった。
室内の打撃練習では同じナ・リーグで競い合う、フィリーズの主砲ブライス・ハーパー一塁手 (31) の練習を見て「すごく勉強になった。レベルの高い選手たちと一緒にできることが特別」と目を輝かせた。
打撃談議に花を咲かせたハーパー選手も「純粋な才能に愚直な姿勢。だから成功を収めている」と、大谷選手から刺激を受けていた。
メジャー1年目で選出されたカブスの今永昇太投手 (30) はナ・リーグの4番手で1回を投げ、無安打無失点だった。
(2024年8月1日号掲載)