Monday, 24 June 2024

戸惑いの盛り塩パワー

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戸惑いの盛り塩パワー

sio_big.gif サンディエゴに来る前、3か月ほどロサンゼルス郡のコンプトンに住んでいました。その地域は昔からロサンゼルスの中でも殺人などの凶悪犯罪が多発している場所として知られています。

そんな物騒な町のアパートに何故か私の友人も住んでいて、その日も私はたまたま彼のアパートを訪ねていました。カーステレオが盗まれたり、タイヤを取られ たりと、最近不運なことが立て続けに起きているのを危惧した彼は、ハッとひらめいたような顔をしておもむろにキッチンに向ったのでした。きれいな器に紙を 乗せ、その上に伯方 (はかた) の塩を山のように盛り、玄関前にその「塩」を置いたのです。

そして、数時間後…。ガンガンガン!と 玄関を叩く音がしたので、 覗いてみると、何と!警官が2人立っているではありませんか。恐る恐る扉を開けると、警官たちは「塩」を指差して「何だこれは! コカインらしき麻薬を放置していると、隣人が通報してきたぞ」と、真剣な顔で言うのです。これは一大事。

私たちはご利益と幸せを呼ぶ「盛り塩パワー」を必死で説明して、勿論、現物もなめてもらいましたが、警官たちはてんで取り合わない様子。結局、私たちは任意の家宅捜索に応じる羽目になってしまったのでした。

しおがないなぁ~