仕事はもちろん、遊びも本気 (マジ) で取り組む私の妻。具体的に言うと、2人でゲームをする時など、私は気晴らしに、それこそ遊び半分で興じているのに、妻はガチンコ勝負で私に挑んでくる。私を負かすことに全エネルギーを集中させている。つまり「勝ち」に入ろうとしている。それに気付いたのは出会った頃の35 年前、2人でよく出掛けたゲームセンターでのことだった。当時のアーケードゲームは Pac-Man と Space Invaders の全盛時代。私は勝負など気にせずに遊んでいたのに、彼女は全てのゲームで私に「勝とう」としていた。なぜか彼女は、変則的な動きをするインベーダーゲームに私を何度も誘っていた。このゲームが苦手だった私は大差のスコアで負け続けていたが、悪魔のような笑みを湛たたえて「勝ち」を楽しんでいる様子を見て考えが変わった。不得意なブロック崩しゲームには半径3メートル以内にも近づかないクセに、この態度は許せない。私は翌日から特訓を積んで実力を伸ばし、以後は一度も負けなかった。テニスを始めた時も私は確信していた。秘かに練習しながら「打倒・夫!!」に燃えていると・・。一足先にゴルフも始めたようだ。体力だけは驚異的なので油断はできない。 (SS)
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▽「肝臓は大きく切っても、もとの大きさに戻るから大丈夫。まずは体重を減らして、3か月後にもう一度検査しましょう」。10年ほど前、ホームドクターに怖いことを言われて、本気でダイエットに取り組んだ。3か月で15キロほど落として、検査をクリアさせた。あの本気をもう一度復活させたい。▽高校入学を機に性格を変えた。小学校時代のモテ期を蘇らせようと、元気印をやめて、しとやかに振る舞った。意見を言わず、斜に構えていたら、やたら疲れて無気力になり、すべてが面白くなくなった。何事も本気が良いと思った。同級生Aちゃんの美人オーラに圧倒されて、さっさとモテ期復活もやめた。▽「年頭に 決意したのに もう12 月」。「ワハハハ」と笑える 洒落や川柳が大好きだ。深刻な話も笑えば楽観的になれる。「ユーモアは本気 (マジ) に勝てる」そんな気がする。自分が亡くなるときもワハハと笑って天国に逝きたい。▽勉強も仕事も趣味もスポーツも、本気でやるから面白い。北岳に登ったり、フルマラソンを完走したり、ダンスを真剣に覚えたり、テニスのスマッシュをマスターしたり、経験した事のないことを本気でやるとワクワクする。人生の振り幅がグッと大きくなる。 (NS)
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sheau-ching-san.gif " 本気" ? ええっ? 考えたことがないけど、何をするにも、本気でやるのが当然だと思っている。いくら小さなことでも適当にやるのは私の性格には合わない! ゆうゆう誌面とフェイスブックにも発表したが、11月1日にゆうゆうは新しいオフィス(隣のビル)に移転した。引っ越し先が見つかる前の夏ごろから、通常の仕事をしながら、オフィスの片付けを始めた。計画を立て、今までのお客様ファイルの大整理、30年以上ずっとキープしていた書類、雑誌、参考資料などの大整理。YAさんと毎週毎週、オフィスビルにある大きいゴミ収集箱 dumpster にゴミを運び、いろいろな物を捨てた。paper shredder 専門の会社へもあれこれ20 箱以上の書類を搬送して処分した。9月末に新しいオフィスが決まり、今度はオフィス家具の配置から、持っていく物などの準備作業を本気でやり始めた。大変なプロセスだったが、無事に新しいオフィスへ引っ越しができた。今までと全然違う雰囲気、オープンなオフィスに少しずつ慣れてきた。新しい環境で本気になって仕事を頑張りたいと思っている。 (S.C.C.N.)
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yoko 「本気」というと、スポーツ競技が思い浮かぶが、私には縁のないエリアだ。運動会、体育祭、競技大会・・・、全て苦手だった。テニス、バトミントンは、球 (羽) がラケットに全然当たらない。卓球も同じ。バスケットボールは、ドリブルができなくてボールがどこかに転がってしまうので、試合中にパスが回ってこないことを祈っている。バレーボールは、ボールが来たら思わず避けてしまう。痛いのが嫌。ドッジボールは、以前ボールから逃げすぎて残ってしまい、集中で狙われたのが怖かったので、なるべく早めにボールを当てられて外野に行きたい。。。こんな感じで全く「本気」にはなれない。団体競技が特に苦手だが、個人競技もよろしくない。マラソンは、持久力も頑張ろうという気力もないので、後ろから数えたほうが早いし、短距離走も遅い。水泳も泳げないことはないけど、遅いし、しんどくて好きではない。子供の頃から「本気」で取り組んでこなかったからか、何事も「ほどほどに」する性格になったような気がする。 (YA)
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reiko-san ペットの代表格といえば、犬と猫。そして、犬は何事にも「本気」で取り組むが、猫は本気は出さず、何事もほどほどに済ませるイメージが私にはある。昔、実家で犬を飼っていたが、嬉しいことがあれば全身から喜びを本気で表現し、ご飯前の「待て」にはヨダレを垂らしながら本気で待ち、「よし!」の合図で本気で完食する。散歩も野原で走り回って遊ぶときも本気全開。寝るときは、仰向けに転がり、口を開けて熟睡していた。犬派だった私が、猫を飼うようになって数年。猫は、犬に比べると実に「本気」という言葉が似合わないとつくづく思う。帰宅しても、出迎えに玄関に出てきてくれるのはたまーに。ご飯はよっぽどお腹が空いていない限り、必死にガツガツ食べない。じゃれて遊ぶのもほどほど。寝るときもお腹を見せて気持ち良さそうに眠っていることはよくあるが、犬のような熟睡という感じではない。嬉しいときも頭突きや足に絡みつくといった控えめさで、最初はそれが嬉しさの表現と分からなかった。唯一、うちの猫たちが本気のひとかけらを見せるのが、横になった人間の胸の上で前足をモミモミさせる時と、雄猫が庭でハンティングモードに入っている時。猫たちが時折見せてくれる本気が面白い。 (RN)
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suzuko-san 30年ほど前、「ログハウスを造る会」というサークルに入会した。名の通り、参加者が資金を出し合い、共用のログハウスを造ろうという主旨の会。もちろん、全員が建築にはド素人。カナダからログを輸入し、新潟県南魚沼郡の秋山郷という日本一の豪雪地帯に、町から土地を無償で提供してもらい、その山中にログハウスを自分たちで建てようという大掛かりなプロジェクトであった。30人が資金を出し、毎週金曜日の夜、もしくは土曜日の早朝に東京からその秋山郷まで通った。基礎工事は業者に頼んだが、上うわもの物は自分たちで重機を使ったり担いだりしながら、説明書通りに組み立てていくのだ。みんな本気で工事に取り組み、我らのログハウスが3か月で見事完成した。私は、毎週通うメンバー中、唯一の女性だったので、皆の炊飯係。寺泊まで魚を買いに行って、夜の宴会のためにせっせと夕食作りに励んだものだ。今思い出すと、当時はみんな本気でログハウスに夢を馳せていた。その南魚沼はご存知、コシヒカリの産地。5年ほど前から当地の飲食店がスクラムを組んで、コシヒカリのおいしさを全国に発信しようと始まったキャンペーンがあるそうだ。参加57店舗が考案した57種が味わえる「本気丼」(マジ丼と読む)。そうか、当時も今日も南魚沼は「本気」なのね。 (Belle)
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jinnno-san 60歳過ぎ?の日本人の知人は、米国生活が長~いせいか、たまーぁにヘンなことを言う。“貪欲” の意味を、欲がない、と理解していて(笑)、それを私に「漢字で書くと鈍感のドンだから、欲がない、でしょう」と一生懸命に説明をし、わたしは「え? ウン十年人生、ずっと欲深いという意味で生きてきたけど、、」 と、自分の理解を疑うくらいの力説でくる (笑)。会話ともなると、ものスゴイ (笑)。ツラベスタ(Chula Vista)、セロピー(Therapy)、トゥーキィー(Turkey 笑)、エロー(Allow)。日本語で話しているハズなのに、全ての単語が英語で (笑)、そしてネイティブのような英語ではなく、聞こえる発音をそのままカタカナにした感じ? (笑)。ルー大柴さんともちょっと違う。本気で話しているのか疑ってしまうくらい、面白い (笑)。これに立派な言語のカテゴリーを作るべきかも (笑)。昔の人だから性格は頑固で真面目。わたしの誕生日をいつも覚えてくれているので、彼女の誕生日も聞いた。その日におめでとう!とテキストもした。数日後に会った時も直接おめでとう!と伝えた・・ら、、なんかモゾモゾしている。。なんと! 自分の誕生日を、ウソついてた! え ーーーー っ! 60過ぎのいい大人が、こんなことウソつくかー? 本気でウソつかれてショックだったのは、小学生以来かも (笑)。(りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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今までの人生を振り返ると、本気を出したことって少ない。そんな私でも記憶にあるのは、大学受験勉強と、就職活動の時の本気。今回は大学受験勉強の話を紹介。前にも述べたが、私は県内でも5本指に入る進学高校に入学した。なのに私は入学そうそう、ハジケてしまったのだ。授業中は辞書2枚重ねの“タオル乗せ枕” で寝ているか、白昼夢。まだ学校に行けばいい方で、単位も危うくダブる可能性まで出てきてしまった。成績? それこそ、単位以上にダブりそう。そして高校3年生になり、進路を考えなくてはならない。100%に近い割合で生徒は進学する。「これはヤバい」と本気の危機を感じ、夏休みに思いっきり遊び溜めをし (!)、2学期から本気の受験勉強。1週間の勉強計画、それも時間配分までスケジュール。晩ご飯も勉強しながら食べる。休み時間も勉強。本気で勉強してみた。 結果、受験校4校中1校だけ合格 ( 一番行きたくない所に合格)。『日々の努力』は『本気』に勝つのだと、本気 (マジ) で感じた経験であった。 (IE)


(2019年11月16日号に掲載)