継続

▽16年継続しているウォーキング。健康寿命の延伸を目的に、ほぼ毎日歩く。2年前に科学的検証に基づく「サルコペニアの定義」 (筋肉は使わないと萎縮し、加齢とともに急減する) が発表され、継続の意志を強くした。距離を2.5マイル → 3.5マイルに伸ばし、負荷をかければ効果的と知って、本を数冊入れたバックパック (約5kg) を背負って歩く。歩行距離の累計は約12,500マイル (約2万キロ)! 33年前、米先住民のミイラから抽出されたミトコンドリア DNA の塩基配列が現代の日本人と一致した。私一人で地球半周の距離を歩くのだから、大陸が地続きの頃、世代を継いで日本人の DNA が世界の隅々まで “拡散” されても不思議はない。▽なぜ「二代目夏目漱石」はいないのか? (昔、私は “突飛なことを言う変人” と笑われた)  友人が「伝統芸能には徒弟制があるけど、文学界にはないよ」と諭 (さと) す。「文壇には門下生がいる。襲名しても問題ない」と私。十八代目中村勘三郎は NYPD の警察官を登場させるなど、奇抜な演出と新作歌舞伎に情熱を注いだ。先代とは好対照。名跡を継続 (継承) しても芸風 (作風) は異なる。そこが魅力。「先代は天性のユーモアが光ったけど、二代目はさりげなく人情で読ませるね」。そんな会話、面白いんじゃない? 文学の世界でも。 (SS)
blue_line932
▽「今、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないただひとつの道なんだな、という風に感じています」。先日、引退を発表したイチローが、メジャーリーグの年間安打数の記録を破った時のコメント。さまざまなレコードを叩き出してきたイチローも生まれつきの天才ではなく、小さなことを積み重ねた末に高みまで辿り着いたのだ。継続することが結果を生み出すという、普遍的なことを教えてくれたイチローに感謝。▽何かを継続したいときには「意思の力」ではなく「惰性の力」に頼るのが良いと某大学の先生が言っている。そのためには「例外をつくらない」「宣言してしまう」「ハードルを下げる」「他者の目にふれる」と良いらしい。「惰性の力」偉大なり。自分のまわりにもそんな力を活用して、何か新しく続けられるものがあるかもしれない。▽お陰さまで『ゆうゆう』は今年、創刊32年を迎えることができました。毎月2回、継続して出版できますのも、広告主並びに読者、関係各位の皆さまのご支援、ご協力の賜物と心から感謝いたします。4月30日に平成という31年間が終わりを迎えます。『ゆうゆう』が平成という時代とともに歩んでこられたことに感謝を込めて、そして、これからも、地域に根ざした身近な情報を丁寧に発信していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。 (NS)
blue_line932
sheau-ching-san.gif 仕事柄、「継続」との言葉を見ると、広告主様との広告契約のやりとりを思い出す(^.^)。「継続」は更新のお知らせを送る際に必ず使う言葉。はい、もちろん、皆さんに広告の契約を更新していただき、ぜひ広告を「継続」していただきたいで〜す! よろしくお願いしまーす! (^_^)。そして、何と言っても、ジムに通うことは継続している! 自分も驚いているほど、9年間も通い続けている! 最初は週1回、1つのクラスだけを取っていたが、今は週4〜5回、6〜7クラスも取っている。運動だけじゃなく、楽しいから続けられていると思う。これからも継続して、頑張って通いたいと思う。最近、整理した昔の写真をたまに見ている(年のせい?)。気がついたのは、自分の髪型。考えてみると24歳からずーっと同じ髪型(ちょっと短い、ちょっと長いくらいの変化)。変えたほうがいいのか、それとも同じ髪型で「継続」するべき? 悩む悩む。。。。(S.C.C.N.)
blue_line932
yoko 目標を持って継続するようなこと、例えば、健康のためにウォーキング、ランニング、ジム通い、野菜ジュースを毎日飲むなどは何もしていない。夫が時々、「これから僕は毎日 (コンドに付いている) ジムに通う!」と言って早朝に行き始めたりするが、大体3日ほどしか続かない。「毎朝野菜ジュースを作って飲むぞ!」と言ってブレンダーを出してきたりするが、最長3週間続いたかな。でも、目標を持ってスタートするのは偉い! 私はそれさえしようとしない。ただ去年あたりから趣味は復活させた。子供たちが幼児のころは、細々したものは危なくて出せない+それどころではなかったのだが、大きくなってくると、だんだん自分の時間が持てるようになってきた。そこで始めたのは、ソフトパステルで描く動物のイラストと手芸 (ぬいぐるみしか作っていないけど) とお菓子づくり。特に、最近気に入っているのは縫い物だ。手が空いた時に、映画を観たり、本を読んだりしながらも、チクチク縫えるので楽しい。小さいぬいぐるみが出来上がると子供たちも喜ぶ。ちょっとしたプレゼントにもできる。趣味はずっと継続していきたい。 (YA)
blue_line932
reiko-san 放任主義の我が家のバックヤード、絶好継続中。数年前に引っ越してきた当時、定期的にガーデナーに手入れされていた庭は、雑草もまったくないよく管理された庭だった。しかし、節約モード全開だった私たちは自分たちで庭の手入れはがんばろうと、ガーデナーを断った。除草剤は使いたくなかったので、雑草対策は「ひたすら生えてきたら抜く」。最初の2〜3年は何とかやっていたが、そのうち、忙しさを口実に庭の手入れが適当になっていった。雨のよく降る冬場の庭は、雑草が生い茂り、パッと見るとどこかの草原にいるような気分が味わえる(無理やり)。猫たちは生い茂る草の中を楽しそうに (?) 歩きまわり、草をついばむ。たまに草取りをすると、掘り返された土の中のミミズや虫を狙って鳥たちが狂喜乱舞。手入れを怠っても健気に花をつけ、実をつける果樹も数本あるので、ハミングバード、蜂や蝶もやってくる。「今年こそは雑草をうまくコントロールして、家庭菜園を充実させようね」が夫との共通した目標なのだが、今年ももう3か月が過ぎてしまった。ぐずぐずしているとまた今年が終わってしまう・・。放任主義バックヤードがこのまま継続しないようにがんばろう。 (RN)
blue_line932
suzuko-san 「継続は力なり」。確かに。私と正反対、自分の掟 (おきて) に厳しく生きる姉は、華道の先生をボランティアとして40年以上も続けた。それに比べ、何をやっても長続きしない私が一番長く続けているものと言えば、この人生以外では、何があるだろう、と考えなくてはいけないほどだ。私の人生の生き方は「バラエティ」であるからして、広く浅く、いろいろなものを少しずつ。一つのものを突き詰めていくなどという殊勝なこととは全く無縁。この国に来てからの仕事の仕方にその姿勢がよく表れている。まあ、よく、次から次へといろんな仕事をやってきたものだ、と思うほどだ。毎週土曜日だけの学校の先生、家庭教師、取材記者、民宿経営、インド料理教室、ケータリングサービス、ステージ用ドレスのネット販売、ツアーガイド、運転手、そして主婦業・・・これらの仕事を、多い時は4つも5つも同時に回していた時もあった。民宿は20年をもって一昨年廃業したが、中には12年毎年継続してゴールデンウイークにやってくるカップルとか、1年おきに継続して私との晩酌?を楽しみに来る40代の女性とか・・。これもある種の“継続は力なり” かとも思うが、いや、私の場合は “継続はお金なり” で、彼らがいてくれたおかげで、多少は儲けさせていただいた。ありがたや・・感謝! (Belle)
blue_line932
jinnno-san 続 ・ 検便(笑)。(← 先々号と先々々号を読んでない方は、あしからZoo!) 実は検便って、2回採取しなくてはならないのであった。検便キットに採取用の棒が2本入っている。2回と聞いて先生に「1個 (個? オエっ 笑) で2箇所 (笑) じゃなくて、2個分?(オエオエっ)」。しかし、1日に2個出たらそれでオーケーではなく、違う日の1個分X2という意味らしい。となると、、、難しぃー。まず、家でないと検便ダメ~。まさかニッポン旅行のときのように、暖かいサンディエゴでバッグに入れて持ち歩くのは、キケンだわ。検便を決心してもう1か月以上になるのに、まだ1個分しか採取できてない。↑ (一番上) の人に 「まだ航空便 (べん 笑) 出してないの?」と聞かれ、難しさを説明すると「毎朝、起きてから出ないの?」と聞かれた。「え? 世間では、毎朝起きたら出るの?」。まさかの検便よりもっと基本的なところで問題?!(笑)。なんでわたしのうXこは好きな日と好きな時間に出るわけー?! だーから、なっかなか家でお目にかかれない!(笑)。そーこーしているうちに、春がやってきちゃった。夏前までには出荷 (航空便 笑) しないと、扱う郵便局の人に申し訳ないわ! と言いながら、もう採取済みの1本は、同居人にナイショで冷蔵庫の醤油の横にそっと (?笑) 立てかけてあるのだった (爆!)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
blue_line932
①『スポーツ』。しつこいようだが、息子2人はクラブスイミングに所属している。週6日の約2時間半の練習。上の息子は6年間、下の息子は4年間、よくやっていると、自分の子供ながらに感心する。来年は東京オリンピック。そう思うと、オリンピックに出場する選手たちは、どんなトレーニングを小さい頃から続けてきたんだろう。辞めたくなる時も何度もあったのだろう。けれど、頑張って継続してきたからこそ、今の結果がある。素晴らしいことである。②『地元の友達』。中学時代から仲が良い、私を入れて女2人、男3人のグループ。かれこれ32年の付き合い。中学卒業後はそれぞれ別の方向に進学したが、それでも頻繁に集まっていた。これから死ぬまで、この関係は継続していくであろうと確信できるのは、時々アメリカで孤独を感じる時に心強い。③『ジム』。私は同じジムに21年継続して入っている。だから会費も21年前の料金据え置き。南カリフォルニアにしかないような名前のジムで、誰もがビックリする、“年間2桁” の金額。更新するたびに、働いているスタッフもその金額にビックリ! まさしく継続は “金” なり、なのである。 (IE)


(2019年4月1日号に掲載)