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自分の人生を振り返っても、誰かに相談を持ちかけた記憶がない。そんな私が日本のラジオ番組 「テレフォン人生相談」を聴いている。人が絶望を感じたり、深い怒りを覚える時、問題の対象は掏り替えられていて、根源的な “病巣” は別にあるらしい。一番の聞きどころは、司会役の社会学者・加藤諦三氏の珠玉のコメント。相談者の心の襞 (ひだ) に分け入り、苦悩の淵から救う “神のアドバイス” が話題となっている。その見事な洞察力と意外性に満ちた展開は下手なサスペンスドラマを超える。「定価で購入した商品がバーゲンで安く売られていると悲しくなり、夜も眠れない」と嘆く女性。「あなた、とても大切なものを失っていますね」と加藤氏。女性は「愛犬を亡くしました」と泣き出す。加藤氏「愛犬にもっと優しくしてあげたかった。その後悔の念こそ不安の正体です。金額じゃないんです」… 相談者は号泣が止まらない。他にも名言が。「嫉妬は一歩を踏み出せない人に残された攻撃性」「愚痴の多い人は強い意思を持てない」「配偶者の死。そこからが、あなたの本当の人生です」etc。全ての相談が解決されるとは思えないが、全世代の聴取者から支持されて54年続く番組の価値は否定できない。苦境に直面したら相談しよう。人生を変えるヒントになる。 (SS) |
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▽若い頃からなぜか、相談を受けることが多かった。20代は恋バナが花盛り。「2人から告 (コク) られているんだけど、どっちがいい?」「年下で遠距離なんだけど・・」等々。相談といってもほとんどが、おのろけと自慢話だった。その後は、人間関係、仕事 or 結婚、嫁姑、出産、育児、教育、収入、浮気で、最近は、美容、健康、生きがい、病気や介護がメインテーマとなっている。そして、どの相談も、具体的な結論や解決策を出したいと思っている人は少ないようで、ただ、自分の話を聞いてほしいのだと妙に納得するようになった。だから、本当に必要な時にだけ自分の意見を言うようにして、なるべく聞き役に徹している。▽「にもかかわらず・・」。この言葉は、医師で作家の鎌田實 (かまた・みのる) さんのモットーだ。職業柄、いろいろな方から相談を受ける鎌田さんは「辛いことや悲しいことは、ちょっと横に置いておいて、“にもかかわらず” それなりに幸せに暮らすことの大切さ」を力説している。鎌田さん自身が1歳半の時に実の両親から捨てられ、貧しい夫婦にもらわれて育ったという生い立ちを知って、素直にストン!と心に届いた。辛い時や不幸な状況でも、“にもかかわらず” 笑えたり、“にもかかわらず” 上機嫌を心がけることは、前を向いて歩くことへのヒントとなるような気がする。 (NS) |
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独身の頃、何でも自分の思うように行動していた。スケジュールも自分なりに決めれば OK。結婚したら、夫婦二人で決めないといけないことがたくさん増えてきた。まぁー、それが普通かもね。たまに、夫と相談せずに自分で自分のスケジュールを決め、行きたい所へ行き、買いたいものを買い、好きなことができたらいいなぁ〜と思う時がたまにある。子供がいないので、本来なら自由な時間がたくさんあるはずだけど、何故か私は毎日朝から夜遅くまで、いつも忙しくしている。夫婦の間には、やはり暗黙のリスペクトが必要だと私はいつも思っている。例えば “Don't worry about me, do what you want to do.” と言われても、一人じゃないので、彼のスケジュールに合わせたり、“報告” したり “相談” したり、、、しないと彼をリスペクトしていないような気がする。そのため、フルタイムの仕事をして、主婦の務めを果たし、ほぼ毎日ジムに通う私はいつもヘトヘト! でも、こんなに充実した毎日が送れることを幸せに感じないとね、とも思っている! (S.C.C.N.) |
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相談かぁ〜。。。。今週は「Teacher Appreciation Week」で子どもに何を持たせるかで頭を悩ませている。一応、息子の学校では、1週間毎日テーマが決まっていて、それに沿って何かを用意している。みんな何を持って行くのか相談できたらいいのだが。朝は私が出勤前に息子を学校に送っている。でも、皆忙しい朝の時間にクラスの子の親と会って話して仲良くなることは、私にはとても難しい。唯一、息子の学校の出来事を相談 (というか雑談?) できる相手は、プリスクールから一緒だったミリタリーファミリーの女の子のお母さんだった。先月、彼らが日本に引越ししてしまったので、目下相談相手がいない。子供たちのお迎えは夫だし、主夫だし、学校にいる時間も長いし、夫は社交的な性格なので、いろいろ情報を仕入れてきて、学校関係の用事をやってもらえると助かるのだが、なぜかそれは私担当になってしまう。新学期から下の子も同じ学校に通い始める。この機会に知り合いを増やそうと思う。子供たちのクラスのお友達のお母さんと話すことから始めようかな。 (YA) |
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子供の頃、ラジオの 「子供電話相談室」というのをよく聞いていた。子供たちの多岐にわたる質問に、数名の大人が回答するというもの。「えーそんなこと聞くの?」と子供ながらびっくりするような質問にも、回答者の大人が優しく、時にはユーモアを交えながら、分かりやすいように説明してくれるこの番組が好きだった。大人からしたら突拍子もなく、無意味に思える疑問をたくさん抱えている子供たち。私の子供時代はこの「どうして?」の回答を得るのはなかなか大変なことだった。毎回ラジオの相談室に電話をかける訳にもいかない。図書館で調べるか、周りの大人に聞くか、これくらいしか方法がなかった。今だと、疑問があればインターネットで検索するという画期的な選択肢がある。私の娘(5年生)も大活用している。学校で、ネット検索の際の注意点も教わって、どのサイトも信頼できる訳ではないということも一応理解しているようだ。家にいながらにして調べ物ができるなんて、なんて素晴らしいんだろう。SNS 絡みのいじめなど、問題もたくさんあるが、もうインターネットなしの生活を考えるのは難しい。「子供電話相談室」も数年前に終了してしまったようだ。のんびりと電話で回答を求める子供もすっかりいなくなってしまったのか。ちょっと寂しい。 (RN) |
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私は頑固なので、人に相談をして、その人のアドバイスに従って事を解決する、ということは滅多にない。とはいえ、こんな私でも “相談” したことがあったことを思い出した。まだまだ若かりし日のこと。仕事を終えた際の帰り道、ふとした看板が目に飛び込んだ。それは「結婚相談所」。オンラインデーティングはおろか、コンピューターさえもない時代。「人的お見合い」というと、結婚相談所が一般的だったのだ。当時私は7年一緒にいたボーイフレンドと別れ、しょぼくれていたこともあって、戸を叩いてみた。すると、入会できるのは32歳までです、と言うではないか。当時私は32歳。「そうか、これが最後の年か・・」と、大枚33万円も払って入会した。期限は2年で、毎月4人を紹介する、という条件。で、送られてくる男性のプロフィールを見て、私はその相談所に怒鳴り込んだ。「私が年収400万円なのに、どうして250万円の男性が紹介できるのですか。私は33万円も払っているのですよ!」と。しかし、入会して2か月後に仕事先で新しいボーイフレンドとなる人と知り合った。当時、クーリングオフというシステムもなく、結局、31万円ほど無駄になった格好だ。ね、だから相談なんか、私の人生に不必要って言ったでしょ! (Belle) |
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わたしには、悩みっていう悩みが、ない。だから、誰かに相談したいっていう相談が、ない (能天気? 笑)。あ! 身体が小さいことで解決しない悩みが一つあった! 自転車と自動車のサイズ! 街の中で見かけるレンタル自転車。Birdを最初に借りたとき、見事に交差点の真ん中で、すって ーー ん!とBirdごと転倒して、青あざを作ってしまった。それでも乗りたいので、、OFO Bikeっていう黄色い自転車を借りる前にまたがってみた。足が地面につかないー! 緑色の Lime もサドルを一番下 ・・ に下げても、足がつかない! キケンだわ。街中のレンタルバイクには子供サイズがない! ふらっと街で見かけた自転車に乗りたくても、乗れないのよおーっ!(涙)。こっちはもっと大変。車こそ、子供サイズがない! (当たり前 笑)。わたしの車はマニュアルで、クラッチを踏まないと作動しない。そのクラッチは奥深く (ベタンと床に着くくらい) 踏まないと作動しないので、足の寸法 (長さ 笑) が足りないと、車が前に進まない! 椅子を一番前にしてもギリギリなので、クラッチを踏む際は、ハンドルを使って体を最大限に前につんのめさせ (こんな動詞ある? 笑)、お尻が浮いた状態で運転が始まる (技あり 笑)。でも、こんなこと、相談する、までもないな (笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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相談・・。うーん。何を書いたらよいのか浮かばないので、誰かに相談しようかなぁ。私はとにかく悩みごとや分からないことがあると、すぐに日本にいる母や姉に電話やLINEで相談する。5人兄弟の末っ子ということもあり、相談する相手はたくさんいるので、いつも誰かが答えをくれることを当てにしている。時差があるので、急ぎの相談はできない。アメリカに来る前は気づかなかったが、人はどこにいても話し相手や相談相手が必要なのだと思う。少なくとも私には。どんな些細なことでも、心に引っかかっていることを誰かに聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなる。そして、何よりも親というのは、子供のことを一番に心配してくれる存在であり、自分の人生経験をヒントに、子供の将来を考えて的確にアドバイスしてくれようとするのだ。若い頃は気づかなかったが、今になって、本当に親の言うことは聞くものだと感じている。でも、今、自分の子供に言って聞かせても分からないんだろうなぁ。 (SU) |
(2019年5月16日号に掲載)

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アメリカ生活を始めた頃、不思議なケガをした。壊れかけていた古いイスに激突し、右大腿部に木片が突き刺さった。正確に言うと、刺さったのではなく、一瞬のうちに木片が脚の中に入り込んでしまった。外傷も出血も痛みもない。でも、太ももに触れると、そこには異物の感触があり、木片の形が浮かび上がっている。近くのクリニックへ直行したが、勤務医師は昼休みで不在。痛みがないまま、40分、50分と待てども医師は現れない。そのうちジワジワとした痺 (しび) れを脚に感じてきた。やがて鈍痛に変わり、私の額 (ひたい) にはうっすらと脂汗がにじむ。こんな時に (医師は) 何をしてるんだ! 不安が焦燥に変わろうとした時、戻ってきた医師の一言は「これは私の手に負えない」。他の病院へ駆け込むものの、私の順番がなかなか来ない。2時間近く経過して担当医が登場。陽気な白人医師はすぐに診療をせずに自己紹介を始めた。「私、△△ 総合病院で ◆◆ 年ほど勤務いたしまして、現在は ▲▲ 医院の ◇◇ 専門医です。家族構成は XX・・」 こんな時に何言ってんだ! ようやく右脚に麻酔がかけられ、簡単な手術で無事に木片が取り除かれた。今思えば、激突の衝撃で瞬間的な真空状態が起こり、木片が押し込まれた、いわゆる「かまいたち現象」に見舞われたらしい。 (SS) |
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▽そんな時に限って「守護神」が打たれて逆転負け。2007年NLワイルドカード決定戦、延長13回裏、ロッキーズが3点を挙げてサヨナラ勝ち。パドレスは NLDS 進出を逃してしまった。今年は期待したいのだが・・。▽「そんな時に限って」のことは、山ほどある。例えば、締め切り前の停電。里帰り前のぎっくり腰。接客中の前歯抜け。急いでいる時の赤信号連続。こんな時に限って、おなかがグルグル。忙しい時に限って、困りごと発生。ダイエットしなきゃなの時に、美味しいお誘い。使わない懐中電灯、必要な時に電池切れ。急いで出かけた時に限って、ガレージ閉めたっけ。時間がナイ時に限って、連チャンパチンコが止まらない。お金が必要なときに金がない。▽先日、知人のオフィスが水浸しになった。ビルの水道管の不具合とのことで、専門業者が熱風を送り込んで部屋中を乾燥させていた。相当凹んでいるかと思ったら「良い機会だから、書類を整理しているよ」と爆笑していた。世の中には、何事にも動じない、肝が据わってる人がいる。「そんな時に限って」が起こっても、それは「イレギュラーなアクシデント」と考え、笑って許せる余裕がある。「人生にとって、 何が一番大切か」 「幸せになるための道」を知っている彼女を見習いたい。 (NS) |
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そんな時に … という不思議な瞬間があった! 10年以上も昔のことだったが、 いつも混んでいる Convoy エリアで車の事故に遭った! 左車線で真っすぐに運転していたら、右車線を走っていた車がいきなり左にレーンチェンジしてきた。その途端、“ボン” とすごい音がして、私の車が追突された! ぶつかってきたそんな時に、不思議と私の手が “自動的” にハンドルを左に急に回していた。ヒットされた私の車は対向車線に入り込んでいたが、不思議なことに車は1台も走っていなかった! 運が良かったのは、運転席側じゃなく、助手席側が直撃されたこと。ドアが凹んで、バンパーも道路に落ちたが、そのままでも車は運転できる状態で、私もケガがなくて済んだ。“自動的” にハンドルを左に回した瞬間、私は亡くなった大親友の Dan が自分の手をつかんで回してくれたと感じた。きっと、彼が助けてくれたに違いないと信じている! 心の中で Dan に “Thanks so much for saving my life, Dan!” と伝えた。その時に体験した不思議な感覚を、いつまでも大事に記憶にとどめておきたい! (S.C.C.N.) |
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今日は娘のプリスクールの「Superhero & Princess Day」だ。上の息子は、プリスクールに通っていたころは『Batman』 が大好きだったので、スーパーヒーロー・デイに『Batman』のコスチュームを来て学校に行った。プリスクール2年目の娘は、今回で「Superhero & Princess Day」は2回目。去年は PBS Kids の番組『Super Why!』のキャラクター『Whyatt』の格好をして行った。2回目の今回は、プリンセスになるかな?と思ったら、また『Whyatt』 がいいらしい。グランマ手作りの緑色のケープに毛糸で編んだマスク、Tシャツにカーキーのパンツ、手に持っている杖みたいな “Why Writer” は、今朝、夫が手作りしていた。今日は学校にシンデレラ、スパイダーマン、バットマン、スーパーマンなどなどが来るらしい(先生方と友人?)。午後から皆で校庭をマーチするらしいが、そんなときに限って、朝から雨もようだ。子供たちが楽しみにしていたので、天気が良くなってほしい。 (YA) |
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△約束の時間ギリギリという時に限って、道を1本間違えたばかりに予想外の大渋滞に巻き込まれ、焦るということがある。つい先日、娘の水泳練習でこれをやってしまい、練習開始の少なくとも15分前には着いておきたい彼女は、車の中で怒った、怒った (笑)。練習開始時刻ギリギリにプールに着いたのに、もう入りたくないと駄々をこね始める始末。時間厳守は良い習慣だけれど、あまりにも度が過ぎると疲れるよ、娘。△「最高のスポットを見つけて、気持ち良くまどろみはじめた時にかぎって、この人間はそうじきをかけ始めるんだよね。ほんとにとっても迷惑。やめてほしい」… 我が家の猫たちの気持ち。△寝支度万端でベッドに潜り込み、うとうと寝始める時に限って、我が家の雄猫が外に出たいとミャーミャー催促し始める。外に出ていれば、中に入りたいと、玄関のセキュリティードアをワッサワッサと揺らし始める。このドア、鉄製の、よくあるあのドアで、揺らすとガチャンガチャンと大きな音がして、私の睡眠はしっかり妨害される。夫も娘も一度寝てしまうと、猫の妨害行動にあっても目を覚ますことがない。少しの音でもすぐに目が覚めてしまう私には羨 (うらや) ましい限りだ。 (RN) |
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とお~い昔、日本でプラプラしていた頃の話、もちろん携帯もポケベルもない時代のことである。ある、一匹オオカミでかなり稼いでいる人から仕事を受けた。それは、彼が事務所を留守にしている間にかかってきた電話を、私の家電に転送するから、電話を受けたら即、彼に連絡をするという、仕事ともいえない仕事だった。ただ1日家にいてでしょ! 1本の電話を取るだけ。これで1万円も払ってくれると言うのだ。もちろん、受けた。朝から待機していても、電話はかかってこない。午後になっても …。1日中家にいて、電話番をしていると言っても、トイレくらいは行く。物事は往々にしてそうしたもので、そのトイレに行っている時に電話が鳴った。で、慌ててトイレから出たら、電話が切れた。留守録もなかったから相手にコールバックすることもできない。ほんの数分、電話が取れない状況の時に、重要な電話が鳴る・・。これで、私は依頼人から大目玉!を食らった。彼にとっては私に1万円を払ってでも受けたい重要な電話だったのに、それを私がミスしてしまって、仕事に穴を開けさせたのだ。540分間のうちの1、2分。そんな時に限って、起こりうるのだ。世の中とは、ありえなさそうなことも、何でもありうる。はい、実感させていただきました! (Belle) |
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わたしには、秘密のパーキングスポットがある。ふふふ。アパートには駐車場がなく路駐だけで、道路清掃の日が月4回ある。清掃日と知っていながら、清掃が始まる朝7時に車を移動すればよいだろうと、あっまーい考えで7時5分に道路に出たら「駐禁」が貼られていたこと、何度も (どんくさい 笑)。祝日は清掃ナシなので平気で路駐したプレジデンツ・デー。ハイ駐禁 笑。そんな理由から、路駐しなくなって、かれこれ15年 (以上)。(どんだけ住んでんの? 笑) そして見つけたわたしだけのスポット! 広くて電灯も明るいし安全だわ。秘密をバラすと(簡単だな 笑) スーパーの駐車場 (笑)。毎日行くところだし、店員さん全員顔なじみだし、週末にずっと駐車していても、なーんも起こらず15年 (以上) (← びみょーにゴマカス 笑)。そんなある日、急用でマイ・スポットへ行くと、、、まさかのまさか。車が、ない。スーパーへ行き「まさか牽引してないでしょーね」(態度デカ! 笑) と新米マネージャーに聞くと「したよ」。えええ ーー! 今から用事ありありなのに ーー! こんな時に、なぜ牽引?! もっとヒマなときをえらんでよおおー! そして、その後も懲りずに 「そうだ! もっと隅っこへ遠慮がちにすればオーケーじゃん!」と、勝手な解釈で今日に至るのであった (ハッピーエンド! 笑) (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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私の 「こんな時に限って」。 ① “Disneyland”。5年前に帰省した時、息子たちと東京ディスニーランドへ行った。彼らにとっては人生初めてのディスニーランド。10個以上の乗り物に乗れて、メインのアトラクションをほとんど制覇・・と思いきや、なぜ? マジ? 『スペースマウンテン、メインテナンスのため、本日休止』 ありえない・・。② “ONE OK ROCK ライブ”。3月に大ファンの ONE OK ROCK のライブに家族4人で行ってきた。TAKAは生 (ナマ) でも本当に上手 ♡。ところが、何かの拍子で息子たちが口げんかを始めた。ずっと立っているから、疲れてイライラするのも分かる。そのうち、お互い手が出てきた。マズい。今度は下の子が「気持ち悪い ・・と言い始めた。マジか? もうダメだ・・というわけで、最後までエンジョイできずに途中退場 (涙)。③ “化粧”。私は月2回、3軒の日系マーケットに『ゆうゆう』をリストックしに行く。「買い物もないし、ただラックに置くだけだから、すっぴんでいいよね」という時に限って、「あれ~? Iちゃん? 久しぶり~。元気?」と人と出くわしてしまう。何、この偶然? 人生なかなか思い通りにいかないものだ。 (IE) |
(2019年6月1日号に掲載)

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東京郊外に暮らしていた40年ほど前、伝説の中華料理店『喜楽』があった。激安で食材を惜しまず、味も格別というピカイチの店。本物のカニを使った豪華な五目炒飯が好きだった。ボリュームもスゴい。1品がドンブリ2杯分! 餃子1皿で20個! 店内はカウンター席のみで、ほぼ全員が常連客。『喜楽』で食事をする時は、当日の朝昼食を控えるなど、完食できるよう体調を整えてから出かけた。「持ち帰り」は許されなかった。そこに、頑固一徹で無口な店主の心意気が感じられた。「最高の素材、最大の量を出すから、見事に平らげてくれ」という、無言のメッセージが —— 。カウンター越しの調理場には強面 (こわもて) の店主と若いコックの2人だけ。店主は若いコックを「小僧」 と呼び、その扱い方は粗暴だった (今ならパワハラか)。「お客さんを待たせるな、小僧!」 客の前で店主の怒号が飛ぶ。ある時、「仕事が遅いぞ、小僧!」と小突かれたコックがキレた。「オレは腕2本しかないんスよ!」彼の右手にはキャベツを切っていた包丁が! 客は「これはヤバイ」と固唾 (かたず) をのんでいたが、突然、コックが「オレが悪かったス!」と詫びを入れた。ふと見ると、店主の大鍋には鶏の唐揚げに使う大量の油がグラグラと煮立っていた。究極の大サービスが祟ってか、数年後に『喜楽』 は姿を消してしまった。 (SS) |
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▽日本に里帰りした時に、友人が「まじ、面白いから行こーよ」と、小学校居酒屋『6年4組 渋谷分校』に誘ってくれた。店内、料理、BGMなど全て “あの頃” を思い出させるものばかり。あげパン、わかめごはん、ソフト麺など、懐かしの給食メニューを楽しんで、ランドセルを背負って写真を撮りまくった。「学校でビール、やばくない! 抜き打ちテストもあるんだって! この店で、同窓会やろうよ! 絶対やろう!」と友人が異様に盛り上がっていた。このユニークなお店は全国展開しているそうで、本店は笑いの聖地、大阪とのことだ。▽その昔、友人のピンチヒッターとして2週間ほど、夜のバイトをしたことがある。現役の女子大生が働くスナックで、自然体の接客とトークが楽しめる店という触れ込みで人気だった。品川という土地柄もあって、若さを注入され、笑顔もツヤツヤになったところで、お店を後にするビジネスマンが多かった。学費が足りずに大学を中退したママさんが立ち上げた店だけあって、“大学&バイト卒業” への思い入れが皆、強かった。「掃除は上から」「挨拶する」「時間守る」「公私混同しない」など、皆、社会人としてのマナーをビシバシ叩き込まれた。あれから40年、あの店は、皆の心のオアシスとして今でもキラキラ輝いているように思う。 (NS) |
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つい最近、千葉で暮らしている “日本のお母さん”、金子おばさんに会ってきた。考えてみたら、おばさんと最初に出会ったのは23年も前のこと! 日本語学校の3か月と大学留学の4年間、学校の近くにあるおばさんのアパートを借りていた。あの時、日本舞踊の先生だったおばさんはいつも着物を着ていて、昼間はアパートのすぐ隣で 「山崎パン屋」さんもやっていた。学校から帰ってくると、おばさんはいつもパン屋さんで誰かとお喋りしていて、お茶を飲んでいた。通りに私の姿を見かけると「ちょっと入って!」といつも声をかけてくれた。あのパン屋さんで皆さんとお喋りをしたり、パンを食べたり、お茶を飲んだり、、、本当に楽しかったし、暖かい日本人と出会えたことに感謝! そして、日本語もそのため、短期間でかなり上達した! 大学卒業と同時に就職先の社員寮に引っ越した。その後、おばさんの足が悪くなり、あの店をクローズ。私の日本の青春はあの店にあって、おばさんとの長いお付き合いもあの店からスタート。あの店は恋しい! けど、おばさんに会えるだけで嬉しい! そして、元気で長生きしてもらいたい! (S.C.C.N.) |
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2009年頃までOld Town内にあったハンドメイドソープ、アロマ、コスメ&ボディケア製品のお店 “US House Apothecary & Soap Shop” がお気に入りの店だった。家から近く、オールドタウンの裏の駐車場 (空いている!) から歩いてすぐのロケーションが便利だし、こぢんまりしたお店の中は、いつもアロマの良い香りがしていた。手作り石鹸は多種類あり、大きさも選べて、店の奥にはハーブピローが置いてあった。いろいろな可愛い木綿や、麻の布で作られた長方形のものから、ネコや犬をかたどったものまであった。温めて使うハーブショルダーピローもあって、試してみると肩こりに効きそう〜 そして良い香り〜 いつか買いたいなと思っていた。そのお店でリピートしていたのは香りの良い Rosehip Water のアイクリーム。お手頃価格でたっぷり入っていて、伸びが良く、しっとりしたクリーム。毎日ふんだんに使っても半年もっていた。いつもアイクリームがなくなる頃 (半年に一度) にお店に行っていたので、ある時、行くと無くなっていた。ショックだった! あれから、まだ気に入るアイクリームに出会えていない。 (YA) |
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日本の実家に帰省すると、必ず滞在中に数回は食べに行くラーメン屋がある。家から近いというのが一番の理由だったりもするのだが、 ラーメンも餃子も美味しい。外観も内装もコテコテの、日本全国どこにでもある中華ラーメン屋なのだが、他とちょっと違うところがひとつ。ラーメン屋というと、ワイドショーやら野球の試合をテレビで流していたり、テレビがなければ、歌謡曲やポップミュージックなどの音楽を流しているのが定番だと思うが、この店は、いつ行ってもクラシック音楽が流れている。このことを教えてくれたのは父。「あの店に行くと、クラシックミュージックがちょうど良い感じの音量で流れていて、ゆっくりとラーメンが食べられるから好きなんだ」と。店にかかっている音楽なんて、私は父に言われなければ気づかなかったかもしれない。モーツァルトを聴きながら、ニラレバ定食。なかなか良い! カウンターの向こうのキッチンで物静かに調理をしている店主らしき初老の男性。ラーメン店の常識(そういうものがあるかどうか知らないが)をものともせず、自分の好きな(と勝手に解釈している)クラシック音楽を頑固一徹に流し続ける(と、これまた私の勝手な想像)店主さん、私の父のためにも、これからも商売繁盛で頑張ってください! (RN) |
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私には、私の人生を賑やかにしてくれた、忘れられない「あの店」がある。20代の後半、地下鉄に乗っていた時のこと。あるインド人が英語で私に話しかけてきて、しどろもどろで応え、10分ほどで彼は下車。その際、私に名刺をくれた。「へえ~インド料理屋さんか」。半年後にその店に行ってみると、当時はマネージャーだった彼は私のことを覚えていて、日本語で「マガジンの人ですね」。なんだ、日本語はできるじゃん! それ以来、その味の素晴らしさも相まって、その店に通い続けることに。週5回なんてこともざら。そんなことがきっかけで、その人と、当時日本に来たばかりの弟と友達になり、私の女友達と4人でよく遊んだもんだ。このインド人と知り合ったことで、私の世界も大いに変わった。彼らのパーティーに招かれ、インドの世界を垣間見ることもできた。こういうことがきっかけで、インドにインド料理を習いに行くことになり、結果、インド料理教室も始めて、私の人生にバラエティを添えてくれた。私が知り合った頃は東京赤坂に1店だけだったが、その後、最多で全国に10店舗も開いたこともあった。その店は、今や皇后となられた雅子様も外務省時代に行ったこともあるという 『MOTI』。もちろん、今でも新橋、赤坂、六本木、二子玉、横浜で営業、繁盛している。 (Belle) |
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イノシシ鍋は聞いたことあるし、食べたことある人もいるよね。でも、イノシシのお刺身って、聞いたこと、食べたことある? これが、なんとも言えず美味い! しかも、石垣島のイノシシではなく西表島のほうが美味い!って沖縄の人 (西表島の人 笑) が言うのよ。狩猟できる期間が決まっていて、なんと解禁日ちょうど過ぎたときに、西表島のお船のガイドさんにイノシシ刺しの話を聞いた。すっごい獣の味がするって (ひえーー!)。でも、他に比べるものがない美味さだって。・・・食べたいけど、イノシシ刺しは公で販売されるものでなく、猟師さんからもらうものなんだって。下船すると、すぐ島で聞き込み調査を開始。観光案内所へ直行 (笑)。去年はあの店で出してたな、おととしはあの店・・なんて感じで、今年の流通事情は分からない、ので、観光局の人が心当たりあるお店に片っ端から電話してくれた。あったのだよ。うっしっしっしー! 自転車で島を横断し、その店にまっしぐら。禁酒時代的な島の人だけが知る、隠れ家的な所を想像してたら、お店の外壁にでっかく “イノシシ入荷!”。そして、イノシシのかわいいイラストが! 笑。密かに取引してるんじゃぁないのね。他でも探したけど、あの店にしかイノシシ刺し置いてなかった。 恐るべし石垣島! (食したのは石垣島のイノシシ 笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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▽私は『食』にあまり興味がないので、グローサリーショッピングが苦手だ。しかし、家族の食事を作るための主婦の仕事の一部。店内でのマニューバを考えての買い物リストは必須。通路、配置は頭にある。大体は店内、右から入りのマニューバだ。なので、Vons、Costco、Target、Walmart ...「ここの店」じゃないと勝手が悪い。そして、チェックアウト。素早い動きのキャッシャーの顔を記憶。チットチャットが多いキャッシャーはごめんだ。そして、ハシゴは2件まで。仕事帰りの旦那を使うことも多々。週末の戦場 Zion に行く人の気が知れない。▽地元に大好きなディスカウントストアがある。『HERO』。店内は床にも商品が並べてあって、ストローラー突入なんてもってのほか。店内に “カメラがあんたを見ているからね!” という、盗難防止の手書きのサインが何枚も貼られているような少々小汚い店なのだが、安い! ヤバイくらい安い! すごくお得な買物をしたと優越感を感じさせてくれる、この店『HERO』。同僚RNさん、隣の中学校出身。RNさんも『HERO』好き? (IE) |
(2019年7月1日号に掲載)

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アメリカ生活を始めた頃、僅か5年間で3台の中古車が危機的な壊れ方をした。1台目はワシントン州でアイスバーンに車輪を取られ、FWYの中央分離帯に車両後部をぶつけて The End。2台目は購入して1週間後に盗まれ、事故車となって乗り捨てられていた。すぐに盗難届を出していたのが幸いだった。警察から車両登録者の私に連絡が来て、当て逃げ (hit-and-run) の容疑で出頭要請を受けたが、盗難届の受領日時から潔白が証明された。恐怖のドン底に突き落とされたのは3台目。FWY-163を走行中、アクセルを踏んでいないのに、ビューンと時速80マイル近くまで勝手に加速してくる。アクセルが戻らないだけでなく、ブレーキも効かない! ダウンタウンは目前。慌てた私はギアをニュートラルに入れ、惰性走行に変えて減速させようと必死だった。力一杯サイドブレーキを引きながら、人のいない歩道に乗り上げてエンジンを切り、危機一髪で難を逃れた。アクセルが戻らず減速不能に陥る状態は、制御基盤の故障、ブレーキオイル漏れなどの不具合が重なった珍しいケース。こんな車はこりごりと思い、何が原因かを追究せずに、不気味さを残したまま廃車にしてしまった。排ガスチェックのみで車検義務のないカリフォルニア州。中古車だけは入念に点検すべきだ。 (SS) |
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▽先日、パソコンが壊れた。半日いろいろ試してみたが直らないないので、リペアショップに持っていった。トラックパッドを交換して無事復活。パソコンも、人間やペットと同じように 「熱」や「湿気」が苦手らしい。PCが壊れまくる季節が到来。新しく我が家の一員になった猫のように、涼しい場所で大切に触っている。▽最近、筋肉女子に変身しようと、ジム通いに励んでいる。キーワードは超回復。運動によって壊れた筋肉は、破壊 ⇒ 休養 ⇒ 再生を繰り返して、元の状態よりも太く大きくなるらしい。壊れた筋肉が超回復するためには24〜48時間、休息を取る必要があるらしい。あれ、毎日筋トレしているムキムキマンは間違っているのかと思いきや、「今日は上半身」「明日は下半身」というように、毎日違う部位をトレーニングしているそうだ。今日もひとりライザップ、がんばるぞ。▽壊れかけた夫婦関係を修復させた友人がいる。旦那が大病で入院して、泣くだけ泣いた後、人生のあらゆる試練を楽しみながら乗り越えていこう、と思うようになったとか。「全ての物事には価値があり、表面的には、失敗・挫折・不運のように見えることも、全て自分の成長のために用意されている順調な試練」と考えることができれば、障害は試練に、試練はチャンスに変わるような気がする。 (NS) |
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先月、父との中国上海の旅+台湾里帰り+東京の3週間の休暇を取った。サンディエゴの良い気候と違って、3つの国とも蒸し暑く、暑かったり、寒かったり、雨が降ったり止んだり、、、そして、スケジュールがキツ過ぎたために "慣れていないアジア風邪" を引いてしまって、体を壊した! 父との中国旅行はまぁまぁ良くて、体調も大丈夫だった。台湾滞在中に軽い風邪を引き、治りかけだったが、東京に着いた2日目から完全に down.....(!_!)。楽しい旅行のはずなのに、熱が出て、食べられず、飲めずの状態で毎日寝込んでいた。本当に悲しかった! 日本の友達とワイワイしたい、美味しいものをたくさん食べたい、いろいろな所を歩き回りたい、、、全部パー(!_!)。そして、サンディエゴに戻ってきたと同時にラップトップが壊れた(!_!)。1週間の修理期間を要したけど、ラップトップは元気に戻ってきて、私の体調も少しずつ回復してきた。今度は身も持ち物も壊れず、リラックスできる楽しい旅をしたい! (S.C.C.N.) |
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陶器、磁器やガラス製の食器や小物入れが好きだ。食卓に素敵な食器が並ぶと料理も美味しそうに見える。10年ほど前に『Whittard of Chelsea』 というイングランドの紅茶屋さんが Horton Plaza にあった。そこで一目惚れして購入したポーセリンのティーポットにティーカップ&ソーサーは今でも大事にしている。夫に「全然使っていないから要らないんじゃない?」と何度も言われたけど、気に入っているので持っていたい。子供が産まれてから、家の食器類はプラスチック製のものが増えた。落としても壊れない、軽くて手入れも楽なプラスチックのお皿にボールにコップ。見た目はイマイチだが実用的だ。同じ年頃の子供がいる友人は、最近プラスチック製の食器は処分して、子供にも普通の食器を使わせるようにしていると言っていた。あえて割れ物を使わせて、気をつけて扱うように練習させるとのこと。なるほど〜。それは良いアイデアだなと思うのだが、うちはまだ親が用意できていない。この間5歳になった娘にポーセリン製のおもちゃのティーセットを買ったので、まずはそれで壊れ物に慣れてもらおうと思う。 (YA) |
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生きてきて数十年。振り返ってみれば、壊れた、壊した、壊されたものは数知れず。その中からひとつ。まだ結婚したての頃、夫とタンデムバイクに乗りに行った時、家から30マイルほど離れた場所で自転車のチェーンが壊れた。タイヤのパンクぐらいなら修理キットでその場でパパッと直して、はい終わり!で済んだけれど、壊れたチェーンを直すには持ち合わせていないパーツが必要とのこと。夫の知っている自転車屋があるということで、自転車を2人で押しながら歩き始める。だが、バイク用のクリップオン式の靴を履いて、自転車を押しながら歩くのがあんなに大変だとは知らなかった。汗だくになるし、足は痛くなるし、自転車屋は遥か彼方だし、いつしか2人の間に険悪な雰囲気が漂い始める。無言の夫の背中を見つめながら歩くこと1時間あまり、店が見えた時は心の底から嬉しかった。お目当のパーツも無事手に入り、修理して、また自転車をこぎ始めた時はホッとした。困難を一緒に乗り越えた後は、気分爽快。あーだこーだ、またいつものように、たわいもないおしゃべりに花を咲かせて、楽しく帰途についた。壊れたチェーンは無事直り、私たち夫婦の関係も壊れずにすんだ出来事でした (笑)。 (RN) |
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私の持論。形のないもの、例えば愛情、友情などだって平気で壊れるのだから、形あるものは、無論壊れる。特に電気製品などは、 10年ほどで壊れるように作ってあるそうだ。壊れないと、メーカーは製造販売台数が見込めないからだ。瀬戸物、ガラス類は、大事に大事に扱えば一生ものだが、得てしてそういう訳にはいかない。つい、手が滑っただの、縁が欠けただの、落としただの。私はそういう時は、「あ、これでまた新しいものが買える」と逆に喜んだりする。長く使っていると、食器などは結構飽きてくる。以前と趣味も変わってきているのに、収納場所の関係もあり、買い替えの思い切りがつかない、という時などに壊れたりすると、「やった~!」。そうやって、モノが壊れるのはいいにしても、人間が壊れるのは怖い。ある日、知り合いが完全に壊れて、いわゆる精神病院に入院したことがあった。付き添いで行ったその病院で、若い女性が「911、911」を繰り返しながら、廊下を行ったり来たりしている。ぞっとした。私の知り合いもそうだが、彼らは何があって壊れちゃったんだろう? しかし救いは、モノや情と違って、彼らは回復する、できる。私の知り合いも、そんなことなどなかったかのように、元気に働いている。 (Belle) |
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私の歯は、歯並びは悪い方ではないし、どちらかというと、ニッポンの一部の女優さん方よりは美しい (笑)。昔、ティファナの矯正歯科に通ったおかげ? (でもない・・な 笑)。しかし、奥歯で何が起こっているかというと・・歯が欠け、ほっといたら、眠ることもできないほど激痛が走り、ガマンし、その後、痛みが突然治まった。歯医者さんの友達に喜んで伝えると「それ、神経が壊れたんだよ。ほっておくと膿むから神経抜かないとダメ!」と忠告を受けた。それから10か月・・痛くはないけど、絶対歯がおかしい。ムズムズする。本格的に壊れる前に奥歯を救出せねば、、で、来ちゃったよ、久々のティファナ歯医者の冒険記~! 神経抜くって大きな治療でしょ・・が! なんと! 街の工事の影響で、水がないと言われ (ワオ 笑)、うがいは、、持参のペットボトル (笑)。でもって、治療椅子が壊れた (え? 笑)。モーターが壊れたようで、ついでに唾液吸引器も動かない (笑)。ツバは溜まるし、うがいする度に自力で腹筋をし、起き上がり、ぺっぺっ (ワイルド 笑)。興味津々で同席した友人H部長は、まさかのまさかの光景にビビり、先生に目で訴えたらしい (笑)。先生は、両手を宙に浮かせて “壊れたからしょうがないでしょ” ポーズをさらっと見せたって (笑)。・・っていうか、なぜ、今壊れた? (爆) (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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最近、車と車庫を壊してしまった。毎朝、子供たちを車で学校へ送り、午後2時50分に迎えにいくのだが、この日は迎えに行く時、家を出るのが少し遅れてしまった。急いで車に乗り込み、車内から車庫のシャッターが開けられるように設定したボタンを押し、勢いよくバックした。すると 『ガガガガッ … ギギー!」と激しい音が聞こえてきた。車庫のシャッターがまだ開ききっていなかったのだ。ヒエ〜! 時間がなかったので、シャッターを開けたまま子供たちを迎えに行き、帰ってきた後、とりあえずシャッターの開閉ができるまでは直した。しかし、夫が仕事から帰ってきて、リモコンでシャッターを開けたら、閉まらなくなってしまった。今度はどのボタンで操作してもウンともスンとも言わなくなってしまった。翌日、車庫の修理屋さんが来たが、車庫の開閉用の機械本体を替えないとダメだと言われた。古いから寿命だろうとも言われたが、多分私がぶつけたことで寿命が縮まったのだろう。2度あることは3度ある・・。一度で2つ壊れたわけだが、車庫と車、あと1つくらい何か壊れそう (壊しそう) な気がして、ビクビク生活している。 (SU) |
(2019年7月16日号に掲載)