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日本の旅先で『早合点』されたお話2題。▽家庭裁判所での相続処理が終わり、私は紅葉を眺めたくなり、そのままバスで湖へ出かけた。遊覧船に乗り込んだら、誰かが「何時に出航ですか?」と尋ねてきた。「1時15分ですね」と答えると、別の人から「2時には戻れますよね」と矢継ぎ早の質問攻め。さらに、若い男性が「ここでタバコ吸ってもいいですか?」と私に聞く。「何でオレに聞く?」と訝 (いぶか) りながらも、禁煙サインを指差すと「すいません」(ダジャレか?)。乗客が私に馴れ馴れしく接する理由が分かった。男の子が私に向かって「あ! 船長さんだ!」。家裁から直行した私の姿はスーツにビジネスバッグ。観光客とは思えないほど完全に浮いていた。 ▽人気観光列車『ゆふいんの森』の指定席をどうにか入手できた。駅員さんから「窓側の席です。団体さんとご一緒になります」と言われて乗車したら、全員が韓国からのツアー客だった。私の席から右へ通路を挟んだ3人はファミリーらしい。彼らは車掌さんに写真撮影を願い出たようだ。それとは知らずに顔を上げていたら、カシャリという音がした。その写真は「4人家族」になっていたはず。車内改札でも「4人」がほぼ同時にJRパスを提示し、車掌さんが私に「カムサムニダ 」。完全に “御一行様” の一員になっていた。 (SS) |
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▽私の周りには早合点や早とちりをする人が多い。母は、WiFiを勝手にウィーフィーと呼んでいたし、父の寝癖を直そうとして殺虫剤を噴射してしまったりもした。兄は、容姿に劣等感を持っているアルバイトの学生さんに 「人間、顔じゃないよ」と言おうとして「人間の顔じゃないよ」と言ってしまったらしい。そう言えば、有給を取っている日に間違えて出勤してきた後輩もいた。「食べ盛りですもんね~」のつもりが「高校生くらいの男の子って、食べ頃ですもんね~」と保護者を驚かせた教師歴30年の友人は、忙しさにますます拍車がかかっている。姪のこどもは法事の時、お坊さんに向かって「ねぇねぇ、お地蔵さん」と真顔で呼んでいて、焦った。姪はリップとスティックのりを間違えて使ったり、父は眼鏡をかけたまま、眼鏡を探し回ったことが何度もあった。そういう自分も、携帯をかけながら携帯を探し回っている。▽この早合点タイプの人間は、完璧さ、シビアさとは無縁な存在で、どこか人間臭くて、時には笑いを誘う無邪気な人が多い。「一緒にいるとなんだか楽しい」 そんな早合点タイプの人間が大好きだ。 (NS) |
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台湾出身で日本語は母国語ではない私には、今回のテーマは難しい。。。「早合点」という言葉の発音が分からないし、今まで聞いたことがなく、使ったこともなく、意味ももちろん分からない。でも、漢字の国で生まれて育った私は漢字には自信を持っている(笑)。さて、「早合点」の漢字からいくと、発音はきっと “そうごうてん” になるでしょう。意味は“誰よりもスピートがはやくて、簡単にゴール達成、点が取れること”に違いないと私は思った。。。。。しかし、ネットで調べていたら、、、、発音は「はやがてん」。意味は「よく聞いたり確かめたりしないうちに、分かったつもりになること」! 全然ちがう!? それはまるで、今の私の行動じゃないかと判明! たまに主人から「人の話を最後まで聞いてから、返事してくれないか」と言われている。いつも話の途中で、相手が何を話したいかを勝手に想像して、すぐ答える私はいけないと反省している。そして「早合点」しないように、これから気をつけます! (S.C.C.N.) |
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「早合点」とタイプしようとしたら、「歯や合点」「派や合点」??・・・出ない!「はやがってん」って読むのだと思い込んでいたのだけど、「はやがてん」が正しいらしい。 読み方を早合点していた。「早合点」の『合点 (がてん、がってん)』は “承知した。分かった。” という意味なので、 “早く分かった” ということなのかと思うと、そうではない。はやとちりの意味なのだそう。『合点』自体、日常的には使わない。「がってんだ!」なんて、時代劇の岡っ引きのよう。他にNHKの番組「ためしてガッテン!」とか。もともと「合点」とは、和歌・連歌・俳諧などを批評して、その良いと思うものに付ける「¬」「○」「・」などの印らしい。言葉の成り立ちって面白い。面白いといえば、先ほど発見した方言。私は岡山県出身なのだが、習字の書き始めの部分を指す「うったて」という言葉は方言だった! 他にも、こちらに来て初めて方言だったと気づいた言葉がある。「えらい (しんどい)」「さし (定規)」「チャラ書き (走り書き)」。ぜんぜん通じなかった。。。(YA) |
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早合点された思い出のひとつ。小学生の頃、友達数人と電車に乗って出かけた帰りのこと。駅のホームで電車を待っていた私たち。週末の夕暮れ、田舎の電車で本数もそれほどない。やっと私たちの電車がやってきて、やれやれと思って乗り込んだところ、血相を変えた中年男性が飛び込んできて、「お前ら何やってんだ! 降りろ!」と叫びながら私たちをホームに連れ戻した。見ず知らずのおじさんに怒鳴られ、何が起こったか分からず、呆然とホームに立ちすくむ私たち。電車は扉を閉じて、去って行ってしまった。そして「先生、その子たち、僕たちの学校の子じゃないよ」と言う声が。ホームには私たちと同じ年頃の子供たちの集団。どうやらその男性、早合点して、私たちを自分の学校の生徒と勘違いしたらしい。あまりにも恥ずかしかったらしく、その先生はどこかに隠れてしまった。他の先生がやってきて、「君たち、大丈夫だった? ちゃんと帰れる?」と聞いてきた。いや〜、帰れるのは帰れるけれど、早合点した先生、こちらが子供だからって、ちゃんと謝りに来ないなんて、ちょっとひどくありませんか。 (RN) |
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私は典型的なおっちょこちょい。友達との会話で、彼女(彼)が途中まで話した段階で、勝手に結末を口走る。「そうじゃないよ!」とたしなめられることは、しょっちゅう。早合点丸出しだ。しかし、この早合点、たまには良い方向に働く、ということもある。それは・・・。私は四半世紀前、雑誌の取材でサンディエゴに初めてやって来た。たった3泊しかしない旅程だったが、その時に頼って来た友達がある男性を紹介してくれた。その時は会う時間がなかったが、文通の後、半年後に会いに来た。以降、隔月でサンディエゴに通うという熱心ぶり。そんな中、彼が「そんなに頻繁に来るのなら、サンディエゴに引っ越してくれば」。私はこの言葉に舞い上げり、「彼がビザをサポートしてくれる?=結婚?」と早合点したのだ。で、すっかり私の心はサンディエゴ。その気になって、その次に飛んできた時、「君、ビザはどうするの? 僕はまだ結婚の準備はできていない」。が~ん! それはないでしょ! あんたが引っ越してこいと言ったからその気になったのに。その気をやめないところが私のいいところ? 結果、ビザもないのに、人生の荷物の半分を送るという行動に出たのだ。そして、幸運なことにビザをくれる人に巡り合えた。ね! たまには早合点も働くでしょ? (Belle) |
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マッツァボール・スープを作った! それは! ユダヤ人がパスオーバーの祝日に食べる料理の一つ。で、今、その時期なの? いいや、その日は来年の春まで来ない (笑)。厳粛な儀式に食されるコレが急に食べたくなった。なぜかというと、、二日酔い〜 笑。だから、半年ほど早合点だけど (意味ちがうくね? 笑)、誰も作ってくれないし、ガマンできなくて、二日酔いから這い上がり、団子を丸めて作ったの! この美味しさを皆さんと共有したいわ! 初めて食べたとき、なんじゃこの麩のおばけみたいなのー! と思ったけど、今じゃ自分から作るほど、これが胃にやさしく、飽きないし、シンプルで、卓球の球の大きさの団子がやがてソフトボールの大きさになり、その大きな麩 (のようなもの) に染み込んだ鶏ガラスープが後から後から口に広がって、心も体もあったまっちゃうよ! まさにこれはユダヤ版肉なし小龍包 (しょうろんぽう)! その後、もっともっと体がスープを欲し (まだ二日酔い 笑)、今度はトルテッリーニ・イン・スープ (イタリアーン) が食べたい! 町中探しても、なーい!・・・というか、おとなしくお粥でも食っとけ (笑 ) ← というか飲み過ぎんな! 笑。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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早合点・・・といえば、思いつくのは私の夫のことだ。元々せっかちな性格で、いつも何をするにも早めに動かないと気が済まない人である。さらに、スケジュールとやるべきことが明白になっていないことをとてもストレスに感じ、少しでもはっきりしていないことがあると、ソワソワ、イライラしている。私は彼とほぼ逆のタイプの人間なので、人間たまには白黒はっきりできないことだってあるでしょ、いつも急がなくたって、その時までに間に合えばいいじゃない、と思ってしまう。あ、仕事いつも締切ギリギリですみません・・・。最近、彼の早合点から複雑な気持ちになったことがある。私の化粧水の容器が空になっていることに気づいたらしく、スキンケアのセットを買ってきてくれた。無くなると困るだろうと、先回りして買ってきてくれたのだろう。それはとても嬉しいし、感謝しているが、化粧水のたぐいは肌に合う合わないがあるので、自分で買いたい。それから、洋服も同じものばかり着ていると、時々買ってきてくれることがある。しかし、なぜか彼の頭の中には、私のサイズがXSとインプットされているようなのだが、私はそれにハマらない。もう一度、私の腹回りをよく見せて、もっと大きいサイズを買うように記憶に刷り込もうかなぁ。 (SU) |
(2018年11月16日号に掲載)

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▽“Clueless” をよく使う。情報不足で理解が進まないと自虐的に呟 (つぶや) いたり、トンチンカンな相手にも心の中でこの言葉を繰り返す。Clueless は90年代初めに誕生した言葉で “He hasn’t got a clue.” → “He’s clueless” と進化した。それを教えてくれたのは、当時弊社に勤めていた米人女性編集者Bだった (その頃は英語セクションがあった)。私が “I’m clueless.” と言うと、Bは “Here's a quarter, buy a clue.” と返してくる。抱腹絶倒。▽“Roadkill” は路上に転がっている野生動物の死骸。80年代末に登場した造語が転じて “役立たず” という俗語になる。Bは “If I don’t get this column to my boss by 5pm, I’m gonna be roadkill!” 「5時までに記事をボスに提出しないと、オダブツだわ!」と叫んでいた。当時は締切厳守が徹底していた。(今では『閑談』の締切日を守ってくれるスタッフが少ない) ▽最近はポートマントー (Portmanteau) と呼ばれる、2語を組み合わせた表現が面白い。新聞のマンガ欄で目にした “Soquid” は “固体とも液体とも言えない” スムージーのような飲み物を意味している。Solid+Liquid の混成語らしい。ティーンエイジャーを発生源とする新語を使うには、歳を取りすぎたか・・・。 (SS) |
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▽「ボーっと生きてんじゃねえよ!」。NHK雑学クイズ番組「チコちゃんに叱られる!」のMC、チコちゃんが発するシュールな決めゼリフ。このフレーズ、一度聞いたら忘れられない。NHKらしからぬ無礼さがツボ。5歳のチコちゃんに毎回、叱られることで改めて気付かされる。知っているつもりで、知らないことが世の中にはたくさんある、ということに。▽「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」。日本電産創業者、永守重信さんの熱い言葉。小さな会社を世界シェア1位のモーターメーカーに育てあげた気迫を感じる。久しぶりに厳しい上司に説教された気持ちになった。「やることリスト」がいっぱいになると、このフレーズを口ずさんでいる。▽「自分を不運と思うな! 幸せだけの人生などない」。前妻を病で失った伊集院静さんの本のタイトル。愛する人と別れ、大切な家族をなくし、夢破れ、道を失っても、病床でも、またいつか、違う幸せを手にする。震災で全てをなくした福島の友人から「また頑張るね」とLINEが入ってきた。ゼロからのスタートだ。人間は泣いてばかりでは生きられない。自分を不運と思わずに、笑って泣いて、笑いたい。(NS) |
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10月末に父が13年ぶりに台湾からサンディエゴに来た。わずか2週間の滞在だったけど、本当に楽しんでもらえたようで何より。父はサンディエゴの気候が好きで、私たちの新しい家も気に入ってくれたし、いろいろな所へ行けたことも嬉しかった! ネットで台湾のニュースが Live で観られることにも感動していた。滞在中、父は毎日のように、台湾・高雄市長の選挙のニュースを観ていた (私も一緒に観ていた)。しかし、国、文化、人柄によって、選挙のやり方が全然違う。気になっていたのは、どの候補者もスピーチの時、必ず 「好不好 (ハオブーハオ) ?!」 (日本語では "いいのか?!")と観客に問い詰めていたこと。どのチャンネルを観ても、激しい選挙戦を繰り広げていると「好不好?!」「好不好?!」が出てくる。私は母国・台湾を離れて30年以上になるが、もしかしたら「好不好?!」は台湾の政局を象徴する流行語になっているのか?と思う。アメリカも最近、政策上の対立がいろいろと激しくなっているけど、台湾の政治論争の激しさには及ばないかもね (笑)。(S.C.C.N.) |
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日本では、年末になると、その年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた言葉が発表される。日本のテレビは全くフォローしていない。ニュースはネットでヤフーニュースを読むぐらい。ノミネート語を見てみたが、ほとんど知らない、意味が分からない。日本に住んでいた時から、流行語は使わないし、興味もなかったので、日本から離れていると、ますます分からない。「私の流行語」もない。私には、流行語もブームも特にないが、息子のブームはどんどん変わっていく (増えていく?) のが面白い。4才の娘は「ソフィアザファースト」「フローズン」「ラプンツェル」「カリコクリッターズ」などなど、プリンセスや細々としたものが好き。これはあまり変わらない。息子、6才男児はまずミニカーからポリス関係がマイブームになり、バットマン、スーパーマンが来て、その後、鮫にハマり (サメの種類に詳しい)、アーミー関係に移り、ジュラシックワールドと恐竜が好きになり、今は宇宙とスターウォーズにハマりつつある。興味が次から次へ変わるから、それ関係のものが増えて大変だ。 (YA) |
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10歳の娘の受け答えが定常化し、我が家の流行語的なものなっているのがいくつかある。△上 (うわ) の空の娘に、びっくり仰天するようなことを言うと、最初は「Okay …」と気のない返事をし、数秒の間をおいて「Wait, what! ?!?」となる。これが、彼女がよくやる最近のパターン。彼女の「Wait, what?」が聞きたくて、わざと面白おかしいことを言って喜んでいる変な親。△「今日、学校どうだった?」と聞くと、必ず「Good.」と返してくる娘。毎日毎日同じ答えなので、「Goodじゃなくて、他のことばでお願いします」と頼んだら、「Awesome.」 だそうな。何を聞いても 「Good.」と返し、ニヤッと笑う。「Bad. Awful.」じゃないだけ良いということにしておこう。△Yes、Noで答えられそうな質問を娘にすると、ちょっと前なら 「Yes.」か「No.」で答えていた娘。最近は「Maybe.」と返してくる。多分ね、なんて何と大人びた返答。まだまだベイビーと思っていた娘は、体だけじゃなくて心も日々成長しているのだと実感する、今日この頃。 (RN) |
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「それ、いいよね」の代わりに「それ、いいじゃん」。「行ってみたいよね」の代わりに「行ってみたいじゃんね」。~~じゃん言葉。いつのころからか、私の口からよく出るようになった。私は広島県福山市の生まれで、18歳で上京した後も 「~~じゃん」言葉は使っていなかった。その後、東京に27年間住んでいたが、「じゃん」言葉を使っていた記憶はない。では、いつのころから、しょっちゅうこの言葉を使うようになったのか、は全く記憶にない。サンディエゴに移り住んだ当初にも、この言葉は使っていなかった。全く意識しないうちに、徐々にこの方言が私の中に侵入してきたらしく、気がつけば、発する言葉の語尾は「じゃん」だらけ。調べれば、「じゃん」は横浜が発祥とも、静岡だ、山梨だ、いや愛知だと諸説ある。サンディエゴで出会った友達の口からは、私ほどは「じゃん」は聞こえてこないのに、それらの地とは縁もゆかりもない私がどうして? 私の中での、この最近の流行語が、なんと私の日本語の家庭教師の生徒 (全くのアメリカ人) に移ってしまい、金髪、青い目の10歳の女の子から、「先生、それ、いいじゃん」などと言われると、やばい!と思ったりする。気づかぬうちに連発。それが彼女の語彙集に加えられてしまったのだ。気をつけねば! (Belle) |
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「いちゃりばちょーでー」。沖縄に行くまでは聞いたこともない言葉で、海外に来た気分だった 笑。一風 “ちょーでー” 部分が名古屋弁なんだけど、飲み屋で知り合った地元ラジオDJのお姉さんに教えてもらい、あまりに外国語すぎて (笑) リピート・アフター・ミーできなかったから、彼女の声を録音して後でググッたら、沖縄のどこかの町名か何かの調停?と思っていたのに、意味が超違ってた 笑。“一度会ったら、皆兄弟”。このむんずかしい単語、ウチナーンチュはほんとーに普段使ってるの? そして、今月のわたしの流行語は (え、コレじゃなかったの? 笑・・え? 今月? 笑) “学ぼう沖縄!” (← 流行語じゃなくて、目標だろ 笑) これが目標だなんて沖縄県民の方々が知ったら、今さらブって笑われてしまうかもだけど、とりあえず沖縄に両親が定年移住した友達が、自分用に持ち帰ったお土産のビール用の陶器製のヤンバルクイナの絵のコップを、沖縄ファンになったあたいに「割れてるけど使ってね」 (割れてるの人にあげる? 笑) とくれた。そのコップを愛用している (説明ながっ 笑)。けど、ほっておくと、ビールがもれなく漏れる (余談もいいとこ 笑)。また年始に訪問予定しておりますので、沖縄ちゃん、待っとってちょーよ! (名古屋弁ね 笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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▽15歳と13歳の息子は携帯を所持している。学校のお知らせもテキストで携帯に来るらしい! 毎日、友達とグループテキストをしていて、一度上の子の携帯の画面に “New Message 36” とか表示されていた時には、本当にビックリした。もちろん、私ともテキストをする。時々、意味不明なテキストが送られてくる。テキストの返事が「NP」。は? 「NPってどういう意味?」とテキストする。「No problem」と返ってきた。お~なるほど。そしてまた「NVM 」というテキストが。は? 何ですか? 「Never mind 」だとか。そしてまた「k」。何なのよ~?「Ok」の意味だそうだ。「O」を略してしまうくらい、君たちはレイジーなのかい? 理解不可能な若者の流行語。▽うちの家庭内の流行語。私:「早くして!」「用意できた?」「もう、チンタラしてんじゃないの?」「宿題やったの?」「少しは片付けててよ~」「忘れ物ない?」「ゲームとか YouTube ばっかりやってるんじゃないの!」。息子たち:「はいはい」「うるさいな~」「後でやるよ」「ほっといてよ」。ネガティブな言葉ばっかりだけれど、『流行語』っていうと、少しポジティブっぽい雰囲気になる? (IE) |
(2018年12月1日号に掲載)

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アマチュア占星家SSが勝手に予測する新年の世相。Politically correct を死語にした大統領の登場で、差別が是正に、独善が自尊の意味に変わった (これは、もう戻らない)。対話も不可能な深い分断。その中で、2019年12月2日まで、幸運と繁栄を象徴する木星が最大のパワーを与えられる人馬宮を進む。「分断」への絶望から、独自の信念/信条を唱える団体が数多く誕生する「分立」の時代へと移行する。多極化が進むも、木星と吉座相を形成する惑星が乏しく、一年を通して混沌状態が続く。2019年は新しい権威が確立する過渡期で「個人軸」が求められる時。自分の原点/行動原理を明確にしておかないと、時代の大波に呑 (の) み込まれる。ネットの影響力が最大限に発揮され、地球規模で新勢力のパワーが拡大。一方、米中の覇権争いは情報戦争の激化となって周辺国を巻き込む (白羊宮天王星 □ 磨羯宮冥王星+磨羯宮土星)。スポーツ界ではスーパースターがキラ星のごとく出現。2019年のラッキーカラーは紫 (鮮やかなパープル)。話を先に進めるなら、翌2020年11月13日に木星と冥王星が磨羯宮22度50分で同会する (conjunction)。その象意は「新たな統治の出現」。大統領選挙の時期と重なり非常に興味深い。 (SS) |
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▽皆さま、明けましておめでとうございます。1987年に誕生した『ゆうゆう』は多くの方々に支えられて、お陰さまで創刊32周年を迎えることができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物と、心より感謝いたします。▽インターネットもスマホもパソコンもなかった創刊当時を思い返すと隔世の感があります。陽光に包まれた America's Finest City サンディエゴ「優々」と働き、「遊々」と楽しみ、「悠々」と生きるーー。そんなライフスタイルを応援できるよう、今年も地元日系社会に根ざした話題を丁寧にご紹介していきたいと思います。▽昨年のクリスマスには、第三版となるガイドブック「Pocket San Diego」を無事に発行することができました。お陰さまで、サンディエゴでの無料配布を実現できました。ご協力いただきました皆さまに心から感謝いたします。なお、「日本に送りたいんだけれど送料が高い」という皆さんのご要望にお応えして、日本では大手書店やアマゾンで1,350円で販売しています。▽大切なのは「自分のやりたいことを考えるのと同じくらい、人や社会に役に立つ方法を真っ直ぐに考えること」。今年も、その気持ちを忘れずに、楽しく仕事をしていきたいと思います。(NS) |
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母が亡くなってからもう3年半が経った。寂しがっていた父は母がいない生活にやっと慣れてきたようで、少し安心。2018年の Halloween に父が13年ぶりに一人で台湾からサンディエゴに会いに来てくれた。糖尿病の持病がある80才の父はたまに目眩 (めまい) がするけど、今回は私たちよりも元気いっぱい、沢山歩いていた。Tolley Pines ゴルフ場、動物園、LEGOLAND、Carlsbad Outlet、USS Midway 博物館、Del Mar、Coronado、La Jolla ビーチ、 Downtown、PB、、、2週間の滞在中、いろいろな所へ行った。こんなに父と遊べたのは生まれて初めてかもしれない! 本当に楽しかった! 父も今回の旅は最高だと言ってくれた (^.^)。2019年は父も家族も私たちも健康で、元気な一年になるようにと祈っている。また父と楽しく旅をしたいし、よい時間を過ごしたい! 予感よりも、これは私の2019年への希望かなぁ〜。(S.C.C.N.) |
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2019年に下の娘がキンダーガーテンに上がる (8月末だけど)。5年間長かった! アメリカのデイケアは料金が無茶苦茶高い! うちの家計では、子どもをデイケアに預けて共働きするよりも、どちらか一方が子どもを見ていた方がよい。3才までは私が仕事に出ている間、夫が家で子どもをみていた。3才からは、1日3時間のステートプリスクールに通い始めたが、学校の前後はやはり誰かがいないといけないので、夫が子どもたちの送り迎えと、シッターをしている。新学期、キンダーに上がると、子どもたち2人ともショートデイ以外の毎日、朝9時〜午後4時前まで学校に行くようになる。アフターケアに入れれば、夕方6時までだ。これで、うちも共働きができるようになる。平日に子どもと朝から晩まで過ごして、イライラしがちの夫が穏やかに過ごせるようになりそう。さらに共働きになると収入が増えるので助かる。落ち着いたら、もう少し大きい家に引越しもしたい。2019年はいろいろなことが良い方向に変わっていくだろうと思う。 (YA) |
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2019年、新しいこと、楽しいことがいっぱい訪れそうな予感。△年が明けて早々、我が家の一人娘は10歳にして初めて雪と対面できそうである。仲良しの友達家族に誘われて、冬休み最後の週末にパームスプリングスに出かけることにしたのだ。トラムに乗って山に登れば雪もある模様。これまでフェアなどで人工の雪しか触ったことのない娘は、今から本物の雪で遊べることを心待ちにしている。△そんな娘も、2019年は小学校を卒業し、中学生になる。すでに進学する学校を見学に行ってきた娘は、「宿題は毎日最低でも2時間かけないと終わらない」とか、「授業ごとに教室を移動する」とか、いろいろな話を聞いてきて、今から戦々恐々としている。こちらの義務教育を受けて育っていない私も、新しいことだらけで不安は尽きず。でも、これまでを振り返れば、どれもこれも未経験のことを四苦八苦しながらも何とかやってきたのだから、大丈夫だろう(ということにしておこう)。△仕事が忙しく、長期休暇も取れずに頑張って働き続けてきた夫。今年は家族そろって少し長めのバケーションが取れそうな予感? どうなるかな? (RN) |
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明けましておめでとうございます。何のかんのと言っているうちに、新しい年がまたまた来てしまいました。今年も何卒よろしくお願いいたします。と月並みなご挨拶の後・・・ 今年は元号が変わるという、私の人生で節目の年。10年前の誕生日の前後1年では、沖縄アイランドツアー、台湾、そして中欧旅行と洒落こんだ。今年もそれに負けじと、またまた旅行計画が山盛りだ。“世界の果てまで行ってQ” のイモトアヤコが「目指せ世界196か国制覇」の目標を掲げて、世界各地に出かけているが、ま、もちろん、彼女の足元には到底及ばないものの、少しでも近づきたいと、未踏の国、キューバとペルー、ボリビアを計画している。そして昨年行って、やたら気に入ったイタリア・アマルフィへ再び・・・ 。ツアーで行くわけではないから、飛行機やホテルの手配、観光地までの行き方など、旅程を組むのも、もちろん全部自分。これが結構な暇つぶしになるのだ。しかも楽しい、楽しい、夢見心地での暇つぶし。飛行機のチケットは、目的地は同じでも、航空会社によって経由地がかなり異なる。その度に「お、ここに寄ってから本来の目的地に行くのもいいな」と、寄り道プランがいくらでも浮上してくる。そんな嬉しい迷いをしている自分が、今年もいる・・・ 。 (Belle) |
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今年は我が国ニッポンで、イベント盛りだくさんの予感がするわ。ウワサによれば、新天皇即位の儀で、じゅじゅじゅじゅじゅーれんきゅう?! なーにすんの、みなさん? (笑) 日本の妹が能天気に「10連休もあるから、どっか海外旅行行こうよー、片道1日くらいな距離感覚でー」と。あのー、私、もうすでに海外にいるんですけどー (笑)。妹は、私を呼べば、いつでも地の果てまでも、登場する、と本気で思っている (今までの私の素行から 笑)・・・ と、思われているところが我ながら可愛いなって(は?笑)笑ってしまう。あとは東京オリンピックが “来年” って言える! ← 今までは “数年後” 扱いだった(当たり前だけど 笑)。きっとニッポンではお祭り気分が一年中続くんだろ〜なぁ。宴会奉行としては、血が騒ぎまくる!(笑)そんなこんなで今年のあたいは、ニッポンのビッグイベントのお祭騒ぎの波に乗り遅れないよう、引き続きしっかりと米国で遊び方を身につけようっと!(なんで騒ぎの波に乗る? 笑)(え ーー?!、これ以上どんな遊びを身につけんのー?! 笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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2019年、もっと忙しくなるだろうと想像している。息子たちのスイミング練習で、自宅のある Mira Mesa から Carlsbad まで週5日通っているのに加え、上息子は3月から週一の朝練が始まる。朝4時起きだ。もちろん私が送り迎え。1月、下息子 Phoenix チームトラベル、2月、上息子 Colorado チームトラベル。何かとお金がかかる(愚痴)。2月から5月まで上息子の High School Swimming シーズンがある。それも、もちろん私が送り迎え。夏は上息子のドライバーズライセンス取得の練習だ。夏休みの間、スイム練習の休みは2週間あるから、日本帰省できたらいいな。9月になると下息子が高校生。家に2人の思春期、ホルモン大爆発の高校生男子がいるのはサバイバルだ。10月、上息子が16歳になる。Sweet Sixteen の誕生日会をやってあげたい。11月、下息子14歳。あら? もう2019年終わるよ。母ちゃん、2019年も毎日4食(3食じゃないんですね...食べる量がすごいんだ 笑)作って。健康と安全運転で、旦那と子供たちを支えて頑張ります。 (IE) |
(2019年1月1日号に掲載)

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▽氷点下30℃に達するワシントン州東部の冬。アイスバーン (路面凍結) に車輪を取られ、突然スピンを開始。交通量が少なく、次第に減速し、奇跡的に車両後部を中央分離帯に軽く当てて止まった (もし、他車と衝突していたら…)。▽9.11テロ後、不気味なEメールが届いた。「バイオテロが始まる。青色の封筒に注意しろ」。迷惑メールとして消去したが、数日後、フロリダ州の地方新聞社に炭疽菌が郵送されて職員が死亡する事件が発生 (もし、会社に送られて、知らずに開封していたら…)。▽クリスマスの夜。オフィスで仕事をしていると、階下の別会社で何かが破壊される音がした。銃を携えた複数の強盗が侵入していた (もし、私たちが標的になっていたら…)。▽喫煙していた30年ほど前。ラテン系経営者のミニ売店でタバコを買おうとしたら、短銃を持った男が押し入り店主に銃口を向けた。店内は店主と私だけ。後ずさりして固まっている私に “Don’t do anything, man! Keep still.”。店主はレジを開けさせまいと抵抗している (マズい!)。押し問答の末に現金を鷲づかみにして走り去った (もし、犯人が業を煮やして発砲していたら…)。30数年間の米国生活で、一歩間違えば、生命の危機に見舞われた恐怖体験 BIG4。皆さんはどうでしょう? (SS) |
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▽「もし美人だったら」。オトコを虜 (とりこ) にして袖にする。容姿なんかで、その人の価値は決まらない、と言ってみる。世界一のイケメン大金持ちと結婚する。でも、年を取ってからの劣化がとても心配だ。▽「もし動物だったら、何になりたい」と小学校の教師をしている友人が生徒に質問したら、「飼い猫」と答えた子どもが多かったそうだ。「猫」ではなくて「飼い猫」。今の子どもたちは抜け目がない。▽「もし中学生だったら」。科学的なトレーニングを受けてみたい。水飲むな! うさぎ跳び! あのスポ根は何だったんだろう。▽「もしスマホがなかったら」。電話代が相当高い。待ち合わせが大変になる。腕時計を付けている。外出する時はルートを紙に印刷して持っていく。ネット結婚したWさん夫妻は誕生していなかった。▽「もし魔法使いだったら」。亡くなった家族を生き返らせたい。痩せの大食いになる。永遠の命を獲得する。世界から病気や戦争を無くす。▽「もし、男だったら、女だったら、どんな顔」。友人が教えてくれた、性転換ができる写真加工カメラアプリ「FaceApp」がおもしろい。性別を変えるだけでなく、顔年齢、表情を変更する機能もある。芸能人の写真や有名な歴史の偉人などを加工するのも楽しい。ぜひ遊んでみてね。 (NS) |
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『スライディング・ドア』(Sliding Doors ) という映画を観たことがある? 1998年制作のイギリス・アメリカ合衆国の映画。地下鉄のドアが閉まった場合と、閉まらなかった場合とで、主人公の運命や恋の行方がどう変わるかが並行して進んでいくような異色のラブ・ストーリー。その映画を観たあと、結構、自分の今までの人生、生き方を考えた。20歳の時、東京へ留学した私は、もし東京じゃなく、第2希望のパリに行っていたら、今は日本語じゃなく、フランス語を話しているかも。大学を卒業して、東京で就職していなかったら、今は母国の台湾で貿易関係の仕事をしていたかも。東京で会社に勤めながら、会社の英会話クラスを受けていなかったら、主人とは出会っていなかったと思う。主人と出会っていなかったら、アメリカそしてサンディエゴに来る機会もなかっただろう。日本語を忘れたくないため、日系企業に応募したら、ゆうゆうで働くことになった。そして、20年が経った。。。(歳がバレバレ!?) 人生って面白いね。 (S.C.C.N.) |
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もし、サンディエゴに留学していなかったら、地元で短大を卒業後、就職して、そのうち結婚していたかな。出産後、数年は子育てをし、子どもが就学したら、パートに出るか、親の会社を手伝っていたかなぁ。夫婦で親の会社を継いでいたかも。日本にいた方が自分の生活レベルは高そう。親兄弟、日本の友人たちが近くにいて簡単に会える。夫は日本人だろうから、家の中でも外でも日本語。コミュニケーションがとても楽だったろう。でも英語は使う機会がないから、どんどん忘れてしまっていそう。平凡で普通の幸せな生活を送っていたかな。それともどこかに行きたくて、平凡で退屈な毎日に飽き飽きしていたかな。高校生のころの私は「高校卒業後、短大か大学へ進み、就職して、結婚退職して、子どもを産み、主婦におさまる」という、当時の私の地元の女の子のお決まり“人生コース” を進みたくなかった。洋画や洋楽が大好きで、外国に憧れていて、将来はアメリカに住むのが夢だった。結果的に夢が叶ったわけだが、時々 「もし日本にいたら…」 と考えてしまう。 (YA) |
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「もし、トラちゃん(我が家の猫)が人間だったら、家族や友達を大事にする、忍耐強く、優しい人だったろうね〜」と、よく娘と話している。お腹が空いている時、ミャーミャーとうるさく要求もせず、いつもより少しだけ積極的に足元にまとわりついて、遠慮がちに教えてくれるトラちゃん。嬉しい時、かすれた声でか細く鳴くことがたまにあるのだが、「わー! トラちゃんが鳴いた!」と、こちらが嬉しくなるくらい珍しい。娘にラフに遊ばれても、爪も立てず、噛みつきもせず、じっと我慢して、それもえらい。でも、新入り猫の CowCat がしつこいと、しっかり威嚇して追い払う強い面もある。この CowCat、本当によく食べる猫で、その食べ方もすごい。フガフガ言いながら、キャットフードに喰らいつき、食べてる途中になぜかいつも頭を振るので、口の中の食べ物が周りに飛び散る。一粒ひとつぶ丁寧に食べるトラちゃんとは大違いである。ご飯がない、外に出たい、かまってほしい、家の中に入れてほしい、要求がはっきりしていて、それを大きな声でしっかりと伝えてくる。この子が人間だったら、いつでも何か食べていて、お腹がブヨっと飛び出し、大声でわめきちらす、自己主張の非常に強い人であったに違いない。 (RN) |
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もし、私が百獣の王、ライオンだったら・・・。権力と威力を振りかざし、そのあたりの動物に威圧感をこれでもかというほど与え、ほしいままにできる狩りのパワーで得た獲物をムシャムシャと美味しそうに食べていただろう。もし、飼い猫だったら・・・。飼い主に精一杯なついてニャンニャンし、彼(彼女) を喜ばせては、せっせと餌を沢山もらい、歩行困難になるほどのブタ猫になっていただろう。あるいはもし、犬だったら・・・。毎日連れていってもらう散歩で歩くのではなく、せっせと走り回って飼い主を引っ張り、彼(彼女) の運動量増加に一役も二役も買っていただろう。もし、女王アリだったら・・・。働きアリに、日頃の働きぶりに感謝の気持ちを十二分に表し、もっともっと働く意欲をかき立てて、どのアリ族よりも巣の中を蓄えで一杯にしていただろう・・・。などと、あり得もしない想像をしてみるのは実に楽しい。しかし悲しいかな、私はライオンでもなく、猫でもなく、女王アリでもない、そのあたりの、ちょっと変わった一匹狼おばさん、いやもう既に狼婆さん。権力も威力もなく、ニャンニャンする相手もなく、せいぜいが、月に向かって遠吠えするくらいが関の山。さあ、月よ、私の遠吠えを聞いてくれ、てなもんである。バカな・・・。 (Belle) |
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あたいが男に生まれていたら … というか、今からオトコに変身(変心?)したら … きっと、あたいの既存の性格にものすごくフィットした、男らしい (笑) 人生を謳歌していただろうなー! どれどれ、どんな暮らしぶりか想像してみよう!・・・ ① 町内を一人歩き、フラっと屋台の飲み屋に立ち寄る(フーテンの寅さんがアイドル 笑)。② 店のオヤジさんとすぐ意気投合、オヤジさんがカウンターの下から徳利 (とっくり) をおもむろに取り出し、オレのお猪口についでくれる(笑)。③ 隣に座った見ず知らずのおっさんの苦労話に耳を傾ける。④ 知らない間に屋台は満席、みんな、中年高年のおやじさんばかり。 ⑤ 酒の肴はこんにゃく、玉子のおでん (哀愁ただよってるなあ!)。 ⑥ おっと、オヤジさんが一升瓶を取り出した! (いいぞ! 笑)。屋台のみんなに振舞われる (理想通り! 笑)。⑦ こんな感じで、屋台から屋台に飲み仲間を作るオレは、、あれ? ・・・ すでにもう変身前から、オッサン並みだった ーー !。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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もし、私がアメリカに留学していなかったら・・・もしくは、大学卒業後にすぐに日本に帰国して就職してれば・・・ということは何度も考えたことがある。アメリカに留学していなければ、今の夫に出会うこともなく、普通に日本の実家近くで就職し、日本人と結婚していたか、今でも独身でいただろう。実家から通勤して独身だったら、もっとお金も貯まって、自由に生活していただろうなぁ。しかし、そんなことを考えてしまうのは自分が辛い状況にある時が多い。特に、子どもを持つようになってからは、自分が思うように外に出て働けない悔しさ、子ども中心の生活に疲れを感じることもあった。そんな時、自分の家族が近くにいたらなぁ・・・とよく思う。しかし、夫や娘たちにも後悔している自分を見せるわけにはいかないので、なるべくポジティブ思考でいようと努力はしているつもり。あ、後悔しているわけではないよ、時々するけど。でも、自分には、性格的に起きてしまったことをクヨクヨ悩むところがあるので、「もし・・・だったら」というのは最も避けるべき考えなのである。さぁ、今年も何でもいいから頑張ろう。前を向いてね。 (SU) |
(2019年1月16日号に掲載)