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現在の私の風貌と体型からは想像できないだろうし、ましてや私の性格を知る人は誰も信じないが、20代後半の頃、趣味で始めたボールルームダンスに見境なく熱中していた。競技会には必ず出場し、個人レッスンに大金をつぎ込むのも厭わず、約3年間、生活費にも事欠くような、極貧生活を送る羽目になった。入賞して公共の場で踊る快感に取り憑かれた私は、大会用コスチュームを特注し、ラテンダンスには “ 葉型の銀ラメ ” をちりばめたワンピースで出場! 遠くから見ると、まるでウルトラマンの兄弟だ (私の父はそんな息子の姿を知らずに他界した。親孝行だった)。30数年が過ぎた今、ビデオを再生してみると、ダンスは所詮ビギナーの域を超えず、とても公表できる代物じゃない! (慚愧に堪えない自己嫌悪と冷や汗)。私はシアトルのダンススタジオに所属していたが、1980年代当時、世界的ダンサーを数多く輩出していたのはサンディエゴ (最高峰はロン・モンテス & エリザベス・カーティス 組)。米国におけるボールルームダンスのメッカだった。ヒルクレストの旧「チャンピオン・ボールルーム・アカデミー」 は有名で (カーニーメサにある同名ダンススタジオとは別)、サンディエゴはアマチュアダンサーにとって憧憬の街/眷恋の地だった。 (SS) |
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▽ 平昌オリンピックに熱中した。期間中、LINEやテキストがバンバン飛び交った。「金メダル取ったショーンはカールスバッド出身!」「銀メダルの子、見た目チャライのに受け答えが好青年」「うつ伏せで滑走するスケルトン、危険度MAX」「ヘロヘロMAXは銃を背負って滑走するバイアスロン」「冬のスポーツは危険なのが多い」「足場がしっかりしていないもん」「フィギュア、またも衣装はだける」「アメリカのスピードスケートのパンツ!?」「思わず二度見してしまう」「ノルウェー強い」「冬のスポーツしかない!?」「カーリングの選手、美人が多い!?」「韓国に負けている!」「5位までメダルをあげれば」「オリンピック毎年やればいい」▽ そして圧巻は男子フィギュア。「田中刑事、デカ現場入り」「羽生くんだけは観たい!」「ドキドキして見ていらない」「緊張して何か出そう」「おちつけ」「きた!」「決めた!」「泣ける」「奇跡の復活!」「息するの忘れてた!」「大量のプーさんが!」「リタイアしたら生ゆづするぞ」「ゆづるん! しょうま! スゴすぎ!」▽「全ての基本は熱中である。そして、その熱中は純真な心から生まれる」 とは、アメリカの詩人エマーソンの言葉。ひとつの物事に熱意を傾ける姿、ひたむきに夢を追いかける強い心、熱中がもたらした勝利に熱中した熱い冬が終わった。 (NS) |
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真剣にジムに通い始めてから、かれこれ10年も経過した! 最初はプールだけで、仕事の後、屋外のプールで「30分泳ぎ」 を3か月続けて、ある日、泳げない自分が泳げるようになった! 嬉しかった!! でも、水のせいで肌も髪の毛もボロボロになり、仕方なく、水泳からインドアのハイローインパクトとフラのクラスに替えた。最初は、グループで大勢の人と一緒に運動するのはとても苦手だったが、通っているうちに楽しくなり、お友達もできた! ジムで気持ち良く運動するのが生活の一部になり、もっともっと通うことに熱中! 今はセクシー系 Zumba クラス、超ハードのハイスピート TKB クラス、ヒップホップダンス系の Ujam クラス、バランスを上手く取るマーシャルアーツ系の Bodycombat クラスを全部取っている! ほとんど毎日ジム通い! いつからこんなに熱中したのか自分も分からないけど、とにかく楽しいし、汗をかくのも気持ちがいい! これからも熱中したままでGO!! (S.C.C.N.) |
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性別の違いなのか、性格の違いなのか、可愛いものなら何でも好きな娘に対し、息子は一つのことに熱中する傾向にある。でもブームはあり、初めはミニカーがブームだったのが、パトカー、消防車などの緊急車両ブームに変わり、鮫ブームを経て、アーミー(戦車やヘリやグリーンソルジャー)ブームが来て、最近はモンスタートラックブームになり、恐竜ブームに入りつつある。興味のあることは覚えるのが早いというが、鮫や恐竜の種類を何種類も言えたり、特徴を覚えていたりで感心する。そういえば、私も恐竜のフィギュアを見れば種類が言える。父は、長女の私にお人形でなく、たくさんの恐竜のおもちゃを買い与えていた (男の子が欲しかったのか?)。ゴム製の恐竜たち、恐竜図鑑、ゴジラ(?)に親しんで育ったので、未だにその時に覚えた恐竜の名前が頭から離れない。そして、父はお年頃になった私に「Y子、Y子、ほらほらテレビに恐竜が出とるよ!」と言っては「興味ない!」と突き返されていた。淋しかったかな。恐竜大好きの息子を連れて、また父に会いに行きたい。 (YA) |
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△ 中学に入学し、スポーツ音痴のくせに、何を血迷ったかバレーボール部に入部してしまった私。真夏の炎天下での練習は本当にきつかった。両足首に砂の入った重しを巻いてジャンプの練習。うさぎ跳び、空中椅子、ジョギング、etc。よく熱中症にならなかったと自分でも感心する。両腕の内側はレシーブの練習でできた内出血のお陰で青や紫、黄色とカラフル。突き指もしょっちゅう。ピアノも下手の横好きで続けていたので、ピアノの先生からは、何という部活に入ってしまったのかと何度も溜息をつかれた。部活のコーチは鬼みたいに厳しいし、万年補欠部員だったし、辞める理由はいくらでもあったはずなのに、最後までしぶとく居座った。あの2年半、私の身体と精神の両方が鍛えられた熱中時代と言えるのかもしれない。△ 猫が前足でモミモミする仕草、かわいいなと思っていたのだが、家で猫を飼い始め、実際にモミモミするのを間近に (横たわる私の胸の上で) 見た時は、そのあまりの熱中ぶりに少々たじろいだ。いつもは遠慮がちでおとなしいのに、モミモミする時は、積極的で少々手荒な感じに豹変。もう一匹の猫は、もっと激しくて、爪を出した前足をビヨーンと伸ばして、私の顔を触ろうとする。母猫を思い出しているのは分かるが、顔を引っ掻くのは遠慮願いたい。 (RN) |
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私の友達には、頭の中はゴルフだけという「ゴルフ気違い」や、イチローとジャクソン・ブラウンの追っかけが人生の支えの人、職業はおろか、生活全てをピアノだらけにしている人などがいる。一つのものに熱中して、ありったけの時間と情熱を注ぐ。なんとも素晴らしいことではないか。そういうものが、悲しきかな、私にはない。何か熱中、夢中になれるものを持つ人が羨ましいと思うものの、「じゃあ、これに熱中してみよう」と何かを選んだところで、そう簡単に情熱を注げるものでもない。ああ、つまらない! と嘆く私も、かつては熱中するものがあった。後にも先にも人生で唯一、あれほど一生懸命になったことはない。それは初代ジャニーズ (飯野おさみ、中谷良、あおい輝彦、真家ひろみ) に狂ってしまったことだ。彼らが載っている雑誌はすべて買い、歌った歌はすぐにレコードを買って覚え、東京や大阪のミュージカルを見に夜行列車に乗って行く。私の青春の全てを捧げたと言っても過言ではない。彼らが東京にいるから、私の大学は東京でなくてはいけなかった。なのになのに、受験勉強中の12月、彼らは突然解散してしまったのである。そのショックが大きすぎて、以来、私は熱中アイテムが探せないでいる。あ~あ。 (Belle) |
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とーってもおっもろいおっさんに出会った! わたしもそーとーに、おもろいオンナと自負しているけど (笑)、このおっさんの面白さは、お笑いのおもしろさではなく、趣きがある? いや、わたしから見たら、彼の言うこと、為すこと、風貌すらも、立派なお笑い芸人さんに見えるんだけど (じゃあ、お笑いじゃん 笑)、本人は至ってマジメで一流のお家柄。まず経歴 (頼んでもいないのにラインで送ってきた 笑!) が半端なく超一流! お笑い芸人とは思えない! (だからお笑いじゃない! 笑)。オオモノ過ぎて詳しく語れないけど (でも言う 笑)、元自衛隊のトップクラス! 何て言うんだっけ? いわゆる将軍? (違うな … 将校か!? 笑)。「元」 の理由は3か月前に55歳で退役したから(若っ!)。で、120日間の連休中 (笑) らしく、現役中からのパッションであった、これまた息の合う (わたしと)、なーんと! マジックに熱中してんだってー! ぎゃははー!! 自分の技を次々と見せてくれて (頼んでもいないのに 笑)、ラインに次から次へと、たくさんの階級章の付いた軍服姿で、首から下を写した自分のマジック (笑) のビデオを (頼んでもいないのに) 送ってきた! 現役時代に大佐室 (があるかは分からんが 笑) で自撮りしたに違いない!・・・ 想像するだけで笑える ーー!(笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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『10代後半から20代の熱中』。日本では一時期ブームになったボディボード。免許を取る前は、連れて行ってもらってのパドルアウト。免許取得後は、親の車で夜中の海に向かい、車の中で一眠りしてからの早朝パドルアウト。茨城の海、「さみぃ~!」 と叫びながらも、冬でも入っていた海。サンディエゴに移住して、海から3ブロックのPBに住んでいた頃は、早起きしてパドルアウト → 仕事 → 帰宅してからパドルアウト。 『30代の熱中』。30歳で1人目妊娠。1人目が1歳になった同じ頃に2人目妊娠。私の30代は「子育てに熱中」 の記憶しかない。髪の毛ぼさぼさ、化粧なんて無理、持っていた洋服は全て入らない。泣いている2人の子供を挟んでの私も、泣いていた記憶しか残っていない。朝から晩まで、授乳、おむつ替え、離乳食。背にはおんぶ紐で上の子を、前には下の子を抱っこの毎日だった気がする。『40代の熱中』。小綺麗になろうと、運動したり、顔パックしたりしているが、相対状況として更年期障害が入ってきている。ここ数か月は小綺麗よりも 「どう更年期障害を和らげるか」 問題に熱中しているのが現状だ。 (IE) |
(2018年3月1日号に掲載)

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サンディエゴ・ユニオン=トリビューン紙に連載中の人生相談シンジケートコラム “Dear Abby” を毎日読んでいる。ストレートに主張するアメリカ人とは思えないほど、人間関係の悩みでは日本人の気配りに似た相談が多く、回答も不要な軋轢 (あつれき) を避けた和合優先の解決法を提示している。<Q:毎朝8時頃、近所の児童が大笑いしながら遊ぶ声が響きわたり、病気の夫が目を覚まして困っている。隣人関係を悪化させない苦情の伝え方は?><A:早朝や夜間でない限り、親は子供を外で遊ばせる権利がある。耳栓をして眠りにつくか、引っ越しを考えましょう>という妥協的な回答。諍 (いさか) いを望まないのは万国共通か。一方、離婚、転職など、人生の決断を迫られる相談には妥協を許さない、切れ味鋭い口調に変わる。<Q:横暴な夫と別れたいが、生活を考えると二の足を踏む><A:不満 (破綻している結婚生活) を捨てて、不安 (離婚) を選びましょう> と一刀両断。不満への妥協は我慢の継続となり、自虐的な癒しの中で、自らの人生を棺桶の中に封印すること。不安の選択は一切の妥協ができず、それを克服する闘いへの覚悟が生まれ、与えられた運の強さを試せる —— (組織から出て自らビジネスを営んでいる方々もそうでしょう)。アメリカで生きる者の「人生の鉄則」とみた。 (SS) |
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▽「お金にゆとりがなくても、蛇口を小まめに閉めなければ、仕事に満足できる!?」。なんだか意味不明なフレーズだが、これは先日、テレビジャパンで放送された「NHKスペシャル AIに聞いてみた どうすんのよ!? ニッポン」でAIがはじき出した提言だ。専門家の解釈によると、自分にとって大切なこと以外の些細なことは妥協する、最低限で良いという姿勢が仕事の満足度を上げるのではないか、ということらしい。そういうタイプの人の特徴としては、イライラしない、寝つきが良い、虫歯があっても治療しない、などが挙げられるとのこと。▽そういえば、昔の上司が口癖のように言っていた。「“こだわりどころ” は全体の2割程度でよい」。手を抜かずに頑張っているのに、なぜか空回りして、不完全燃焼気味だった新入社員の自分を見かねての忠告だった。多少気に入らない部分があったとしても深追いしないこと。大部分を完璧にしようとして自分を苦しくするのも、無駄な部分に捕われずに妥協して受け流すのも自分次第。そして、ある程度の妥協も正しい選択。何事も、目指すは「ほどほど」 が良いと思うようになった。広く、浅く、大いにアバウト。その方が、かえってエネルギッシュに、新たな可能性を見いだす余地があるような気がする。(NS) |
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妥協は「相手に歩み寄り、譲ることで意見をまとめること」という意味の言葉。もしかしたら、我が家に存在しない言葉かもしれない (笑)。自慢じゃないけれど、私も夫も頑固頭 (がんこあたま) の持ち主で、自己主張が強く、相手の意見に100%賛成するのはなかなか難しい。大体 meet in the middle のケースが多い (笑)。そのため、満足できる解決策を話し合いながら (ケンカになる場合も結構ある)、双方が百歩譲って “妥協案” を取りまとめることがほとんど。まるで裁判所みたい! アメリカに来たばかりの頃、英語力があまりなかったので、言いたいことがなかなか英語で言えず、いつも一人で静かに、ムスッとした顔で怒っていた。時が流れ、英語力がUPし、言いたいことをちゃんと言えるようになって、今ではよく「うるさい」と夫に煙たがられている。考えてみれば、そこまで自分の意見を固持し、気を張っていても疲れるだけで、相手に合わせればいいじゃないかとも思う。。。 で、夫にそうしてもらいたい!・・・ やはり私は頑固女だ (笑)。 (S.C.C.N.) |
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8年前に今住んでいるコンドに越してきた。当時はシングルだったので、それまで住んでいたスタジオアパートに比べると、ゆったり広くて快適。インテリアを好きなように配置し、日当りのよい窓辺には観葉植物を置き、新しい部屋での生活に気持ちが華やいでいた。しかし、夜中に上の部屋からの物音がひどくて驚いた。歩き回る音、家具を引きずる音、クローゼットを開け閉めする音、シュレッダーの音・・・時計を見ると夜中の2時! 気になって全然眠れない。そういえば、今まで下の階に住んだことがなかったので、上の階の物音というものを体験したことがなかった。でも毎日、夜中の2、3時に煩いのはかなわない。上の部屋に住んでいる人に、夜中に音を立てるのはやめてほしい旨を伝えたが、それが自分の生活のスケジュールだと言われてしまった。彼女は夜の9時に帰宅し、いろいろしてから、明け方に眠りにつくそうだ。今では上の物音にすっかり慣れてしまった私だが、夫が夜中の物音が気になって、この間、文句を言いに行った。やはり全く聞き入れてもらえなかった。もう少し、こちらの意見も聞いてもらいたいものだ。 (YA) |
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△家で仕事をする時は、ダイニングテーブルが私の仕事場で、すぐそばに猫たちのご飯エリアがある。仕事の最中も、ご飯を食べにやってくる猫たちの様子が見られて面白い。我が家は普段はカリカリご飯だけで、たまに缶詰をあげるのだが、猫たちは缶詰の方が嬉しいらしい。そして大食い猫CCは、ボールに山盛りご飯が入っていないとガッカリらしい。それでも、我が家の場合、お腹が空けば、カリカリでも、ボールに半分以下しか入っていなくても、我慢して食べなければいけないワケで、猫たちが妥協して食べているのがありありと分かる。ごめんよ、猫たち。でも、このカリカリの方が食べ過ぎて吐くこともないし、体調も良さそうだし。そういうことで我慢してね。△猫たちは、夜、私にくっついて寝るのが好きだ。CCは先住猫トラちゃんと仲良くしたいらしいが、トラちゃんはあまりCCとベタベタしたくないらしい。そんなワケで、ベッドに横になった私のそばに、どちらが先に来るかが勝負。トラちゃんが先に私のそばに場所を確保すると、CCはトラちゃんに威嚇されるので、妥協して私の足元で丸くなって寝る。CCが先だと、トラちゃんはベッドの上にも乗らず、大妥協でひとりリビングのソファで寝ているようだ。どんな気持ちで寝ているのだろうか。気になる。 (RN) |
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惚れた腫 (は) れたの感情が続くのは、せいぜい1〜2年。あとは我慢と妥協の精神で続けていくのが結婚だ・・・と誰もが口々に言う。いわば、結婚は我慢大会?の産物であると。私はその我慢大会に大敗してしまった組である。元来が、本来しなくてもいい我慢はできるだけしたくない、と豪語して生き続けているが、結婚のみならず、家族、会社、友達など、自分という殻から一歩出ると、そこにある人間関係を避けては通れない。彼らは自分と全く同じ考えを持っているワケもないのだから、意見の違いが生じた時は、どちらかが妥協して相手に合わせるか、あるいは双方が少しずつ歩み寄って解決策を見出すか、それ以外に円滑な関係は保てない。いつかテレビで田村正和が「人と折り合いをつけて暮らすのに疲れた。だから一人暮らしがいい」と言っていた。仕事関係や友達関係など「折り合い」をつけなくては保てない関係は、なかなか捨てるに捨てられない。結婚は頑張れば捨てられる。そして、一人の「自由」を享受できるが、同時に「孤独」も勝手についてくる。あるいは自分で捨てなくても、「老い」がいつかは自由と孤独を運んできてくれる。この2つをどう妥協させて生きていくか。まさに終活の課題。しかし、それももうすぐ? 怖い話ではある。 (Belle) |
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Uber 愛好歴数年になるんだけど、初めの頃はタクシーと同じで、自分だけ乗るサービスしかなかったので、自分専用で Uber に乗っていた。その後、相乗りサービスが登場して、知らない人との相乗り経験を積んでいる (笑)。あ、説明しますと、Uber はタクシーに代わって誕生した、個人事業主が自分の車で配車サービスをする会社システム (知ってるね! 笑)。相乗りに慣れてくると、一人で乗車する料金より安価なので、ずーーっと相乗り。でも、快適相乗りサービスに最近異変が! 普段は迎えに来てくれる地点を Uber に知らせるのだけど、お迎え地点はその場だから、自分はどこにも動かなくていい。でも先週、Uber がわたしの所へ迎えに来ず、どこどこまで歩いて行って待ってなさい、と言ってきた! Uber は昨今、乗車料金の値上げ、運転手へのコミッションの引き下げと、消費者とドライバーに不利な対策を次々と打ち出してきた。そして 「あなたが Uber のところまで来なさい」と、そもそも一歩も歩きたくないからUberを呼んでいるわたしに妥協しろと? (笑) というか、おい、そこのデ部 (あたいの部活 笑)、つべこべ言わずに、歩けー! (笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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妥協とは、「対立した物事で双方が納得しない場合、一方が他方に、または双方が譲ることで意見をまとめること」。考えてみると、私は妥協の多い人生を歩んできた気がする。5人兄弟の末っ子で、上の姉たちとも歳が離れているためか、自分の家族を持って子供がいる今でもなお、あれやこれやと言われる。でも、私自身も姉や親の言う通りにしてしまうことが多い。一般的に末っ子は甘やかされて育つとか、我がままだと言われるようだが、自分の意見を押し通すチャンスもあまりない。したがって、言いたいことはあっても話を聞いているうちに 「そうかも・・」 と、相手の意見に同調している。自分の考えを通すことを放棄しているだけなのかもしれないが、自分を通すより、相手に合わせた方が楽だと思っている。特に、私の夫は頑固者だから、私は彼の意見をよほどのことがなければ否定しない。頑固者相手に話すと疲れるだけだからだ。どうせ最終的に相手の意見が通るのだから、余計な体力を使わず初めから妥協したほうがよい。ただ、最近の夫は、私が何も意見を言わないことに不満を持っているようだ。 でもさ、言ったところで、ちゃんと聞き入れるわけ? え? (私の心の声)。 (SU) |
(2018年3月16日号に掲載)

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私には子供がいない。親業 (おやぎょう) という成長過程の欠落している者が言うのも憚 (はばか) られるが、息子にとって父親は終生の否定的存在であり、その生き方を100%受容できないというのが本質だと思う。父も息子を見て、「自分の分身」と思える領域と「得体の知れぬ不気味さ」に複雑な感情を抱くのでは——。 私と父は互いに反目しないまでも、腹を割って何でも話せる相手ではなかった。ギリシャ悲劇『エディプス王』を引用するまでもないし、山岡荘八が描く柳生宗矩 (むねのり) と十兵衛の凄絶な父子関係を賞賛するつもりもないが、基本的に父と息子はのっぴきならない “敵対関係” にあるのが自然体だろう (親子の情は別物)。父は息子を成長させる意味でも威厳を示すべきで、息子は弱さを見せた父を心の中で一刀両断に斬ってしまう。父子が本音で談笑する光景など気色悪いと思っていた。ところが、父が他界して遺品整理をしていた時、衝撃の事実に見舞われる。自分が愛読していた某ドイツ文学者の随筆集を父も揃えていて、下線を引いていた部分もほぼ同じだった! 私の笑い方、息継ぎの仕方、小指の爪を長めに伸ばす習慣、貧乏ゆすりの速度など、あらゆる癖が父の生き写しだと母が言う。遺伝形質の威力を前に言葉もなかった。 (SS) |
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▽「やっぱり、ソレは、アレなんじゃない」。指示代名詞を連発するクセが治らない。単語を「思い出そう」という努力を怠ると脳がサビついてしまうことは分かっているのだが、特に、長年連れ添っていると相方とは、「あれ」「それ」「これ」でほとんどの会話が成り立ってしまう。▽「てゅーか」。日本から来たインターン生の口ぐせ。短縮系は「つーか」で、もっと圧縮すると「てか」。こんなに短くなっても意味が通じる日本語はすごい。そう言えば、昔の上司で「というより」 を連発していた年配のテューカ星人がいた。▽ 好きなおかずだと、旦那の鼻の穴が膨らむ。そうでないときは、ポーカーフェイスになり、食べる速度が遅くなる。分かりやすい。▽「さすけねぇ、さすけねぇ」 が母の口ぐせだった。福島県の会津弁で 「大丈夫、大丈夫」というニュアンスで使われている。温かく相手を包みこむような響きが好きだ。考えてみれば、人生の大半を「さすけねぇ」で生きてきたような気もする。▽「ありがとうございます」。同僚のHさんがいつも口にしていた言葉。勤めていた日本の会社の社長さんから半強制的に言わされていたうちに、クセになったそうだ。言った方も、言われた方もうれしい気持ちになる魔法の言葉。Hさんを見習って「ありがとう」を拡散している。 (NS) |
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▽ 癖その1:「遠くからの足音でも、あなただとすぐ分かったよ」と周りの人によく言われている。痩せているのに、足音は結構うるさく響くらしい。。。なぜだろうと自分で考えてみたら。。。歩き方に問題があると発見!踵を上げないで、靴をパタパタさせながら歩いているみたい。そういえば、昔から走るのが非常に苦手だった。もしかしたら、この歩き方の癖のせいだったかもしれない。この癖は一生かかっても治らないかもね! ▽ 癖その2:「同じ言葉を2回繰り返して言う癖があるよ」とも言われたことがある。「えっ? 本当?」と質問した後で「あぁ〜本当だ!」と自分で納得。我が家の猫はZoeという名前で、私はいつも「zozo」と呼ぶ。Y.A. (→) さんのお嬢ちゃんはJuneという名前で、私はなぜか「junejune」と呼ぶ。「はい」「よし」「OK」などの言葉は1回言えばいいのに、私はいつも「はいはい」「Yes Yes」「OK OK」と答える。▽ 癖その3:なんだか、自分の癖は他人に言われるまで全然気がつかなかった。これも癖の一種かなぁ〜? (S.C.C.N.) |
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生え際から途中までは直毛っぽいのに、耳下辺りからうねるくせ毛。大人になってからは、くせ毛を活かしてレイヤーを入れた髪型にしたり、邪魔になると束ねればいいので、全然気にならないが、高校時代が一番大変だった。校則の厳しい私立の女子高で、髪型にも決まりがあった。前髪は、まゆ毛より長い場合は横に分けて、黒いピンで留めること。横髪、後ろ髪は、襟に付かない程度のレイヤーなしのボブカット (要するにおかっぱ)。耳が出るショートヘアも襟より長いミディアムからロングヘアは禁止。“一体、いつ時代の校則!?” というような決まりだったが、校則違反をする度胸なんてなかった私は真面目に従っていた。だが、この中途半端な長さで真っすぐに下を揃えた私の髪の毛は、もちろん真っすぐに落ち着いてくれない。左側の髪は右に向かって跳ねて、右側も右に向かって跳ねる。まるで左から強風に吹かれたような髪型になる。毎朝、シャンプーをした後、ドライヤーでこの癖毛と闘っていた。湿気が多い日や雨の日はどうにもならなかった。3歳の娘が超くせ毛だ。細い毛髪がくるくるとあちこちを向いていて、寝起きは鳥の巣のようにくしゃくしゃになる。真っ黒い剛毛で直毛だった私の子供の頃と全然違う。成長するとどんな感じになるのか楽しみだ。 (YA) |
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△ 私の変な癖。それは、蓋を最後まできっちり閉めないこと。それも回すタイプの蓋。だから、一見ちゃんと閉まっているように見えて、実は最後まで閉まっていないから厄介。タバスコとか、ドレッシングとか、使う前に振らないといけないものがしっかり閉まっていないと、閉まっているものと思って振ってしまうので、蓋が外れ、中身がブワーッと飛び出す。昔、夫がちょくちょく被害に遭い、閉口していた。指摘されて、私も意識して蓋を最後までしっかり閉めるように心がけるようになったが、たまに、無意識に閉め忘れる。だが、痛い目に遭った夫も、振る前に蓋がしっかり閉まっているかチェックするようになり、噴き出し事件はほぼ皆無になってはいる。しかし、この迷惑な癖、実家にいる時もあったはずなのに、家族の誰からも文句が出た覚えがない。言われていたけれど、流していただけだったのか。父や弟たちに聞いてみよう。△ 我が家の大食い猫CCの変な癖。ご飯を食べる時、どういうわけか口の中から食べかけのドライフードのカケラが飛び出す。なので、CCが食べ終わった後はボウルの周りが汚い。もう1匹のトラちゃんは1個ずつ丁寧に食べるから、口からカケラが飛び出すなんてことはなく、食べ終わった後もすごくきれい。同じ猫なのに、この違いは何? (RN) |
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『 無くて七癖 』。人には最低でも7つの癖があるという。はて、私に7つの癖があったかな?と考えてみる。ミカンをむいて食べる時、中の甘皮をきれいに取って食べること、持病である腰痛のせいなのか、座った途端に足を組むこと。これらは決して悪い癖ではないと思うが、時々、無意識のうちに左手に飲み物を持って喉を潤している時がある。これは絶対にマナー違反だ。直さなくてはいけない悪い癖だ。他にも、人様に言えないような癖も含めて6つは見つかった。あと1つ、あと1つ。かつて長い髪をしていた時、枝毛取りの癖があったが、それもショートヘアにしたら、なくなってしまったし。あと1つ、あと1つと考えるが、なかなか見つからない。「なら、癖を作っちゃえ!」。人前でやられると、イライラしてきたり、落ち着かなくなってしまう「貧乏ゆすり」。見ていて決して気持ちのいいものではない。が、最近は、この貧乏ゆすりが健康に良いと言われ始めている。ストレス緩和、精神の安定以外に、冷え性やむくみ改善、エコノミークラス症候群の予防、ひいては死亡率の低下などに効果があるという。なら、この貧乏ゆすりを、私の健康に役立つ立派な癖にして、人前ではやらないにしても、自宅では積極的に癖にしよう。 (Belle) |
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人間ウォッチング? 子供って平気で、公共の場にいる赤の他人をジロジロ見るよねー。実は、わたしもなの (笑)。街やスーパーで “ちょっとこの人、変わってんなー” と思えるような老若男女を前方に発見するところから、だんだん近づいてきて、すれ違う瞬間、そして後方へ歩き去る姿を、パラパラ漫画が作れるくらい (意味分かる? 笑)、目で追うわたし。完全にロックオン!(笑)。そのご本人や周りがどう思おうが、自分の世界なので、おかまいなーし。“この人いつもこんな髪型してんのかなー? へーん 笑”、” ちょっとー! このコドモ、ぶっさいくー (ゴメン … 笑)。親はどんな顔してんだろー 笑”、 “どうみても、カツラだな 笑”、“あのオッパイ、くっつけた? 笑”、“このネエちゃん、メチャメチャ美人(ほんとーに見惚れる)。お近づきになりたい!(わたしは、ストレート 笑)”、“この人・・・オトコ?” (あたい、ヒルクレスト在住 笑)。あ、普段歩きながらつぶやいている心の声を世間に公表してしまった! あ!! 心の声ではないらしい!! なぜなら「そんなこと言って、回りはおめぇーをジロジロ見てるべ」と、隣で歩く相思相愛がつぶやいた (笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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上の息子は赤ちゃんの頃から何かしらの癖がある。まずは4歳頃まで続いた『おしゃぶり』。普通なら親指だろうが、息子は上手に人差し指をちゅぱちゅぱ。プリスクールに入る頃には、学校でいろんなものを触った指を口に入れたら病気になるから、どうにかしてやめさせようと、カラシやワサビ作戦、手袋作戦、人差し指と中指2本をバンドエイドでくっつけ作戦 … など頑張ったが、全て失敗に終わった。ある時、気が付いたら、自然とちゅぱちゅぱしなくなっていた。そして『おしゃぶり』 を卒業したと思ったら、今度は『おでこ壁打ち』。何かが気に入らない時、怒った時、自分のおでこを壁にガンガンと打ち付けるのだ。初めて見る人は誰もがビックリ! そして中学校に入る頃には 『爪噛み』。「そんなに爪を噛むのが好きだったら、ママのも噛む?」 と言ったりしても、しばらく治らなかった。そして今は『you know?』。全てのセンテンスの語尾に『you know?』が付く。気にならない時もあるが、一度気になりだすと、そこばかりが耳に入ってくる。しつこく連呼されると「知ってたら聞かねーよ!」と、大人げなく言ってしまう。 次は何の “癖” に振り回されるのだろう・・・。 (IE) |
(2018年4月1日号に掲載)

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食べる行為は人生に深い影響を与える。▽谷崎潤一郎が人間の性 (さが) を礼賛し、耽美的な小説創作に人生を捧げる決意を固めさせた食べ物 —— それは少年期に味わった玉子焼きらしいのだ。幼い頃に家業が傾き、住み込みの家庭教師をしながら旧制中学に通学していた谷崎は、食卓に出された「厚焼きの玉子焼き」の贅沢な味に感動し、自分の使命は社会の悲痛さよりも、玉子焼きの甘味のように、人間の愛 (いと) おしさ、美しさを表現し、人々を豊潤な至福の境地に導くことだと悟ったという。▽45年前、福島から東京の私立高に進学した私は一人暮らしを始めた。食事の世話をしてくれる叔母さんが長期入院してしまい、毎晩、近所の和食屋のカウンター席で夕食を取ることに。味噌汁はいつも冷めていたが、大人の中にいる高校生が「温め直してください」 とは言えず、切ない思いで箸を運んでいた。今でも冷えた味噌汁はトラウマになった哀しさが蘇るので、すぐに温め直す。▽父との “最後の晩餐 ” の夜。私が下戸 (げこ) で、川魚が苦手というのを見越した父は蕎麦 (そば) 屋を選んだ。父は更科そばに目もくれず、日本酒と大好物の「うな重」を注文し、2か月後に他界。専門店で特上のウナギを食べさせればよかった。私に貸しを与えて旅立ったと思うと、いつまでも悔いが残る。 (SS) |
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▽「あなたは半年前に食べたもので出来ている」。モノの本によると、細胞が入れ替わるスピードは、粘膜系で2〜3日、骨など硬いものは年単位で、平均すると半年ぐらいで細胞が入れ替わるらしい。今、体調が悪いとすれば、半年前の食生活を振り返らないといけないらしい。▽「妻が肥満だと夫は糖尿病になりやすい」。10年ほど前、旦那が糖尿病、自分が肝機能障害の検査にひっかかった。「少し減量して3か月後に再検査。肝臓は切っても、また大きくなるから大丈夫」と、ドクターに脅かされた。運動もせず、FFフード三昧だった生活を見直して、どうにかヘルスチェックをクリアさせた。▽「一汁一菜」。料理研究家の土井善晴さんは一汁一菜を提唱している。特別な日(ハレ)と普通の日(ケ)の食事は別物で、毎日の食事はケなのだから、一汁一菜でいいと。これに準じて我が家の食事は、少なめの炭水化物+おかず一品+汁物に落ち着いている。▽「毎日のこと」。食べることは生きること、と分かっていても、食事を作りたくない日だってある。だから、時短レシピを活用している。最近ハマッているのが、野菜たっぷりの使い回しスープ。冷蔵庫で6日ぐらい持つので、カレー、シチュー、味噌汁、中華風、韓国風、ボタージュ、グラタン、麺類などにアレンジしている。「たかが食事、されど食事」 なのだ。 (NS) |
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友人のPさんは背が低く、標準体型なのに、とにかくよく食べる!! あんなに食べる人は今までに出会ったことがない! シーフード食べ放題の店が大好きな彼と一緒に食事に行くたびに “スゴイ” と思ってしまう。まずはカニからスタート。Pさんはカニを5皿くらい持ってきて、テーブルがカニだらけになる。彼はカニの足の肉を上手に早く取る“特技” を持っているので、超速いスピードで中身をキレイに取り、5皿のカニをあっという間に完食してしまう! その後、刺身、寿司ロールなどに移る。食べ物が山のように積まれた3〜4皿を持ってくる。続いて、天ぷらなどの揚げ物2皿、焼肉、野菜類3皿。デザート1皿、アイスクリームとフルーツ。で、終いにまたカニ2皿!! 一体、食べたものはどこへ行ってしまうの!? 見ているだけで、お腹が一杯になるような食べ方! 人間の胃袋ってそんなに大きさが違うのかなぁ〜? 私も小さい体の割によく食べるタイプ。でも、Pさんには完全に負けている! Pさんの胃の中身はどうなっているの? 不思議! (S.C.C.N.) |
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生後6か月頃から始める離乳食。上の息子の場合、10倍粥から始めて、だんだんと種類を増やしながら食べさせていった。豆腐、ホウレン草、人参、サツマイモ、カボチャ、鶏肉、リンゴ、バナナ … 手作りしていろいろと食べさせていたのに、成長するにつれて食べないものが増えていった。5歳半の現在、息子が食べるものが限られているのが、私と夫の悩みの一つになっている。一応、食べない野菜なども出してみるが、やはり食べない。時折、分からないようにバナナジュースに人参を混ぜている。下の娘の場合は2人目ということもあって、離乳食もかなり適当な感じだった。市販のベビーフードも結構与えていたし、いつのまにか離乳食が終了していた。3歳半の現在、一度に食べる量は少ないが、結構なんでも食べてくれるので助かっている。でも食べる量が少ないので、しょっちゅうお腹がすくらしく、ずっと何かを欲求してくる。ヒマがあると「Uh .... I want to eat .....」 と言ってくるので、ゆっくり座っていられない。これはこれで困ったもんだ。 (YA) |
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私は、メインディッシュに付け合わせるサイドディッシュを食べるのが好きだ。カレーライスを食べるときは、らっきょう、福神漬け、ピクルスなどの付け合わせ。トンカツに欠かせないキャベツの千切り。ステーキをオーダーする際に選ぶマッシュポテトや野菜のソテー。韓国焼肉に行くと出てくる小皿のおかずの数々。ホットドッグもピクルスやザウワークラウトをソーセージが見えなくなるくらい盛って食べるのが好き。さらに言うなら、薬味が大好き。香りや辛味を加えて、味を引き立てるために添える香味野菜や香辛料。私にとって、薬味は添え物ではなく、主役である。万能ネギ、みょうが、パクチー、大葉、しょうが、七味唐辛子、ゴマなどなど。私の夫は、豆腐に何もかけずそのまま食べるのが好きだが、私には考えられない。ネギの小口切り、しょうが、カツオ節、あればオクラや大葉の刻んだのをてんこ盛りにして、ポン酢をかけて食べるのが大好き。薬味にメインが添えられているくらいのを食べるのが大好きだ。だから、下手をすると、私の用意する料理は、サイドディッシュ、薬味だらけになってしまう。ラーメンにネギをたっぷり乗せて食べるのが好きな娘。将来は私と同類、サイドディッシュ・薬味好きな人間になるな、きっと。 (RN) |
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私は普段はあまり多く食べる方ではないと思うのだが、これが All You Can Eat レストランに行くと、途端に豹変し、平気で4皿も5皿も平らげる。+普段は滅多に口にしないデザートまで手が伸びる。一緒に行った友達が目を丸くするほどだ。自分でも不思議なのだが、他のレストランに行っても、それほどは食べられないだろうと思える量が、リッパに胃袋に収まるのである。特技か? ああ、不思議。しかし、それほどの大食いをした後は、夕食は一切口にしない。時には、毎晩のハッピーアワーさえもキャンセルするほどだ。食べる割には消化力が弱いのか、夕食抜きなので、翌朝はお腹すっきり。Buffetはかえって健康に良い、とさえ考えているのだ。私の家食は韓国の小皿料理よろしく、最低でも5、6種のおかずを少量ずつ食べるのが常だが、あれほどの食材を一度に自宅で用意することは不可能に近い。1日30品目が栄養バランスの目安とされているが、Buffet に行くと、50品目くらいは食べている。その点でも健康によろしい。しかも2食分が1食分の価格。いいこと尽くしだ。さあこれからも、どんどん Buffet に行って、ガバガバ食べよう! 体重増加がちょっと気になるが、そこは運動、運動。 (Belle) |
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毎日のように通っている、うちの裏のマーケットは徒歩で30〜45秒~ (笑)。雨の日も小走りで行けば、傘は不要なくらい、ち、近い! 2〜3回行く日もありありありー。なーんでそんなに通うの?というと、その日に食べる食材を買いに行くから=冷蔵庫 (笑)。小麦粉、砂糖、塩など量り売りなので、それらさえも必要な分だけ家にある。わたしの中では食べる=このスーパー! ここがなかったら飢えちゃうわ。でも、ここの食材では足りないことがあるので、それはいつものニッポンのマーケットで〜 (近くないのに、なぜか毎日のように通っている 笑)。こんな風に言うと、よく食べるなと思われがちなんだけどー、わたしの場合、呑むのも食べることみたいな (どういうこと?)。デザートは別腹の方っているでしょ。わたしには “別腹都市伝説” はなく、オンリーワン胃袋。水分を取れば取るほど、ごはんのキャパが狭まり、食べられなくなる。お腹の大きさが10としたら、だいたい3対7の割合かなー (ごはん対お酒 笑) いやー、いかんいかんいかん! これではまるで、食事時になると、酒片手にアテだけつまむおっさんじゃーん! 笑! (りさ子と彩雲と那月と満星が姪) |
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正直言って、食べることって面倒くさい。お腹がすいたら、自分1人だけなら、その辺にあるバナナでもつまんで終わりにするのだが、子供や夫がいるから、仕方なく毎日献立を考えて作っている。時々想像してしまう、夕飯にテーブルの各席にバナナ1本だけとか、リンゴ1個を置いておいたらどうだろう … などと。しかし、さすがにそんなことはできないので、いつもクックパッドや楽天レシピを見ては、なんとか毎日を乗り切っている。私の友人に、朝ご飯を作った後に夕飯の準備もしている人がいる。朝、お弁当と朝食を作って、さらに夕飯の支度なんて私にはとてもできない。なぜ朝から夕飯の献立が浮かぶの? 実は皆そうなの?? 朝食の後ってお腹いっぱいでご飯のこと考えたくないし。でも、朝のうちに夕食のメニューを考えておけば買物もすぐにできるし、夕方になって焦らなくてすむので1日を効率的に使えるだろう。理想的だけれど、食べ物のことを考えるのが面倒な私は、なかなか実行できない。最近はいつも、テーブル掛けに食べたいものを言うと、とてもおいしい料理がなんでも出てくるという、ドラえもんの秘密道具「グルメテーブルかけ」があったらいいのになぁと、くだらないことを妄想している。(子供のおかげで詳しくなってしまった …) (SU) |
(2018年4月16日号に掲載)