▽グルメとは縁遠く、優れた味覚の持ち主でもない私が、これぞ美味!と思える一品 —— それは「雪虎」(ゆきとら)。希代の食通、北大路魯山人 (きたおおじ・ろさんじん) の小著『夏日小味』に出てくる簡単な夏料理。豆腐半丁を油で揚げ、火で炙りながら焼き網で筋を入れ (虎の縞模様)、大根おろし (雪) を乗せる。私は冷やして醤油をかけて食べる。ネギを乗せると「竹虎」(たけとら) と呼び名が変わる。早い話が “揚げ豆腐の冷奴”。160年続く庶民の味も、魯山人が創作した小皿に盛ると、高級食材でなくても美食の絶品となる。「豆腐の美味は京都に極まる」と言う。その底力は豊富な地下水脈だとか。豆腐が大好物の自分としては京都でも味わってみたい。▽七味唐辛子やメキシコの香辛料ハバネロを豆腐にかけていたが、冷奴と最高の相性と思えるクロアチアの調味料「ベゲタ」を見つけた! 脂分を使わず野菜やハーブを凝縮した、東欧料理に欠かせない万能スパイス。驚くなかれ、大豆の上質な甘みを引き立たせ、冷奴の旨味が数段アップする。▽死ぬほど不味 (マズ) かった記憶 —— それは「脱脂粉乳」。終戦後〜1964年までアメリカとUNICEFの食糧援助を受け、私が小学1年生の時だけ学校給食に出された粉ミルク。栄養価が高くても、臭みが強烈で一度も飲めなかった。この話ができるのは60歳代以上。 (SS)

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▽最近、友人の薦めで、美味しさを長持ちさせる真空保存容器を使い始めた。初心者の自分は手動のコンテナを使っているが、3日経っても黒くならないアボカドを見たときは感動した。とにかく、食材を捨てなくなった。“保存の達人” を自負している友人が使っているのは FoodSaver のマシーン (https://amzn.to/36DIKt8)。ジッパーバッグ、コンテナ、何と、メイソンジャー、何とワインも真空にできるとのこと。▽美味しくて1年前からハマっているのが「ブリスボール」(http://bit.ly/3rlNvQn)、そして、1分ほどで作れる「ブルーベリージェラード」(https://bit.ly/3ttd7wI)。凍らせてシャーベットにしても美味しい。▽自家製カスピ海ヨーグルト、レンジで簡単サラダチキン (https://bit.ly/3hH11w3) は我が家の常備食。そして、最近目覚めたのがオートミールレシピ (https://bit.ly/3xPZNEk)。オートミールに和風だしと熱湯と玉子を入れて、電子レンジで加熱すればおかゆができ上がる。味付け次第で、いろいろなアレンジができる。「食べる」ことは 「生きる」こと。▽若い頃は美味しいモノを満腹になるまで食べていたが、最近は、体に良いモノ、そして、美味しいモノと優先順位が入れ替わった。(NS)
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うちの家族はパン好きだ。ベーカーの経験もある夫はもちろん、息子は幼いころからパンが “大好きっ子” だった。娘はそこまででもないが、私がパンを焼くと喜んで食べる。私も妹もパン好きの母が買ってくる美味しいパンを食べて育った。朝食はもちろんパン派。母が行きつけのパン屋さんで見つけた『生クリームを練り込んで焼いたふかふか食パン』がいつも家にあった。トーストしなくても、何も付けなくても美味しい。高校生の頃、小腹が減ると、そのまま丸かじりしていた。そして母は出かけると、必ずベーカリーでいろんなお惣菜パンや菓子パンを買ってきていた。たくさんの種類のパンの中から、よく妹と食べたいものを選んでいた。数年前に里帰りすると、やはり母はいつもパンを買っていた。妹と出かけて、久しぶりに日本のパン屋さんに行った私も、思わず買ってしまい、家がパンだらけに。。。「ほらほら、食べなさい、食べなさい」と出され、あまり食べない2歳児だった娘と私は、常にお腹がいっぱいで参っていた。 (YA)
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私は卵かけご飯が大好き。日本に住んでいた頃は、何も考えず、生の卵を熱々のご飯に割り入れ、醤油を垂らして、混ぜて頬張っていた。が、アメリカに住むようになって、生で卵を食べることが思うようにできなくなった。日本帰省の際に必ず食べたい美味しいものといえば、私にとっては卵かけご飯。日本の家族とスーパーに買い物に行くたび、卵セクションを入念にチェック。家にいれば卵かけご飯ばかり食べる私を半ば呆れ気味に見つめる家族 (笑)。「お姉ちゃん、コレステロール大丈夫?」と心配してくれる弟 (笑)。アメリカにいる間は、卵かけご飯のことは考えないようにして過ごしてきたのだが、最近、私は発見した。半熟とろとろのゆで卵をご飯に乗せて半分に割って食べると、卵かけご飯にかなり近いことを。創味のつゆをたらりと垂らして食べると最高。半信半疑の娘にも半ば強引に食べさせてみたら、彼女もハマった! とろとろの黄身はサルモネラの心配はないのか、そのあたり分からないけれど、今のところ大丈夫そう。 (RN)
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世の中の人、誰でもそうであると思うが、私もご多分に漏れず、そしてそこに呑助 (のみすけ) という要素も加わって、美味しいものには目がない。その美味しいものは世界中にある。私が世界旅行を趣味としている大きな理由の一つが、現地での美食を求める、ということ。こと最近は、イタリアを始めヨーロッパに足繫く通っているが、何といってもイタリアの熱々で運ばれてくるパスタは、やたらめったら美味しい! 三角帽子のような盛り付けだから熱効率が良いのか、最後の一口まで熱々で食べられる。殊に魚介のパスタやウニのパスタ。絶品である。私は甘いものは得意ではないが、ポルトガルのエッグタルトのパイ生地の繊細さと上品な甘さには驚いた。マルタの名物料理であるタコのソテーの炒め具合の完璧さにも舌鼓を打った。もちろん、パリの街角で食べるバゲット。日本のパンは本当に美味しいと思うが、当然、本場には叶わない。約1年滞在したシンガポールにも、普段の生活の中に安くて美味しいものが山ほどある。カレーココナッツうどん、ともいうべきラクサ、太い米麺を海鮮醤 (ホイシンソース) で味付けたクイティォは毎日食べても飽きない。タイの屋台で買うピリ辛のさつま揚げも癖になる。こんなこと書いていると、いつまでたってもこの原稿は終わらない、終われない。 (Belle)
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パンデミックの自粛中、ウーバーイーツが大流行したね〜。そんな中、そのサービスを唯 (ただ) の一遍も頼んだことない人が、ここにいる 笑。一度は試してみたかったんだけど (今からでも遅くない 笑)、さまざまな心境:①これといって宅配してもらってまで食べたいものが、ない (ゴメンなさい 笑)。②お寿司屋さんで食べたいけど、お店で、しかもカウンターで食べたい (贅沢? 笑)。③まさかのまさかの、ラーメンの持ち帰りなど、考えられん!(ニッポンの岡持ちに入ってくるてんやもんは、アリアリだけど! 笑)。④レストランのものは、自分で普段作らないようなものと限度を定めている (ベトナム料理など)。⑤ほんと、コレ言ったら、超きらわれそうなんだけど、、でも、言ってしまおう。自分で作る家メシが量的にもちょうど良いし、一番うんめーのよ! 笑! レストランは美味しいけど、多すぎるので必ず残すし、家に持って帰って食べたら、何かが違う。家ではレストランにはないメニューも作れるしね。今日の家メシは、某日本食品屋さんで仕入れた新たまの丸煮、雲丹 (うに) とうずらの卵&納豆のきゅうり軍艦巻き、関アジのお造り。こりゃウマいでしょ! ちなみに、わたしの料理のメンターは、漫画 “美味しんぼ” (マンガ? 笑)。あ、このニッポンを代表する超大作、読んでみてネ! 一番コレが美味しいから! 笑。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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私は味音痴だ。食に興味なく、食事は空腹を満たすものだ。家に一人で居ようものなら、白米にふりかけやインスタントラーメン具なし、で満足。しかも、インスタントラーメンに関しては、韓国式で鍋から直接食べる。旦那と息子たちは未だにその姿を知らない。大学病院に勤めていた頃、医師の結婚式に三度招待された。高級ホテルでの披露宴では、アワビやフォアグラ、キャビアが振る舞われた。数口食べた後、何が美味しいのか分からなく、残そうとしたけど、それが信じられないという顔で睨 (にら) んでいる隣席のナースにあげた。忘年会ではスケスケのフグの刺身が出た。数キレ食べた後、「フグよりレモンサワー下さい」とお願いした。医師と製薬会社の人たちと銀座の天ぷら屋さんへ行った。カウンター席で目の前に揚げたての天ぷらが出てくる。「お塩でどうぞ」 と仰々しく言われ、数個食べたら、胃がもたれてきて「後はお酒だけで結構です」…どこの小娘が!発言。そんな私でも、永遠に食べても飽きないものが数種ある。①すいか ②みかん ③もつ煮込み。ただ、この三種には注意点がある。食べ過ぎると次の日、お腹がピーピーになるのだ! 美味しいはずの物に縁なし、美味しいと思う物にも縁なし、ということでしょうか…。(IE) |
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しらす、焼き海苔 (日本の実家近くの海苔屋さんの海苔は、味と香りが最高!)、卵かけご飯。日本に帰省すると、先ず食べるのがこの3つ。実家のある静岡では、しらすは取れたてが食べられるし、卵も毎週取れたての新鮮な卵を家まで届けてくれるおばさんがいる。どれもアメリカでは食べられないものばかりだ。故郷でしか食べられないと思うと、“今でしょ” と言わんばかりに、ご飯を何杯でもおかわりして食べてしまう。しかし、食べた後に、たくさん運動してカロリーを消費しなければ、当然太る。40代も半ばを超えると、体についてしまった脂肪は簡単には落とせず、怠けて衰えた筋肉は元に戻りにくい。手遅れになる前に、朝の散歩やランニングなどしたいところだが、今年はコロナ禍の日本帰省となったため、3日間、検疫所指定のホテルに隔離された後、今は自宅で14日間の自主隔離中 (7月中旬現在)。不要不急の外出はできない。というわけで、毎日美味しいものを食べては、家でジっとしているだけなので、筋肉減少に加えて 体重 ‘絶賛’ 増加中。 (SU) |
(2021年8月1日号に掲載)

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今のマイブームは「オンライン旅行」。旅に出る前に綿密な行動予定表を作成していた私。旅程を完璧にしておけば、旅の雰囲気を120%満喫できるという信念があった。“旅情重視型” の私が目的を絞り込み、ヴァーチャル旅行に具体的な体験を求める “目的遂行型” にシフトしたのは、コロナ禍で渡航規制が敷かれていた影響もある。単独行動を好む自分はツアー観光を苦手としているが、美術館オンラインツアーはむしろ価値があると思った。ガイドさんの説明がよく聞こえる。意外にも画像が鮮明。自宅からコーヒーを飲みながら参加できる。盗難に遭うこともない。トイレに並ぶ必要もない…etc。オーロラ鑑賞ツアーも納得。$1,000ほどの現地ツアーに参加しても、条件が悪ければ見ることができない。低価格のオンラインツアーなら、再び申し込める金銭的余裕がある。生 (ナマ) で目撃するオーロラと映像で眺めるオーロラは違う? いやいや、モニターを通すだけで、そのオーロラは仮想現実ではありません。立派なリアル体験です。オンラインツアー参加者は指定された出発日時を厳守し、開始ボタンを押さなければ置き去りにされてしまう。服装は自由かもしれないが、どんなにズボラでも、これだけは心掛けなきゃいけない。(SS)
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健康志向の友人の薦めで、この1年、いろいろなことにチャレンジしている。▽25分 (集中) / 5分 (休憩) のリズムで仕事や勉強をする「ポモドーロテクニック」。時間を計る道具としては、Focus Timer (アプリ) や YouTube (https://bit.ly/3x1Ogl3) などを利用。作業が途中でも、必ず中断して休憩に入ることがポイント。▽「1時間座り続けると22分寿命が縮む」と、友人が教えてくれたサイトを読んで怖くなり、立って仕事をするようにした。慣れるまで少し脚が疲れたが、最近はいたって調子が良い。友人は高価な電動式昇降デスクを使っているそうだが、自分は棚の上にモニターを置いて、電話帳などを積み上げて試している。机上タイプや三脚用ノートPCデスク (www.amazon.com/dp/B003GEJ5PI) などもお薦めとのことだ。▽自宅で静かにできる有酸素運動 (https://bit.ly/3dma9no)。このサイトの最後の10分動画にハマっている。少し軽めだが、大きな物音を立てずに20種類のトレーニングができる。▽コロナ禍の影響でテレワークが始まってすぐの頃は、職場で仕事をしたいと思っていたが、最近は集中力・効率ともに、むしろ職場よりも、在宅勤務のメリットが大きいと感じるようになった。 (NS)
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台湾に住む父は、日曜日になるといつも一人家にいて暇だと聞いていたので、毎週こちらの土曜日の夕方頃に父と “ラブコール” している! 5年前に母が亡くなり、父は一人暮らしの生活になった。近くに妹2人が家族で暮らしているけれど、遠いアメリカに住んでいる長女の私に何もしてあげられないと思い、「話す」相手になった。ラインで無料通話ができ、ビデオチャットもできるので、本当に助かっている! 最初は泣きながら辛そうに母の話ばかりしていた。時が経って、今は母を亡くした悲しみと心の痛みは少しずつ治ってきたよう。最近は政治・経済の硬い話から、台湾とアメリカのコロナの状況、お互いの健康状態、食事管理、妹家族、お友達のことなど、いろいろな会話をしている。こんなに父と “交流” するのは、今までにはなかった! このマイブームは私と父の愛情の繋がりであり、私の親孝行でもある。私と父との大事な時間を、これからも大切にしていきたい! (S.C.C.N.)
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去年スタートしてからずっと続いているマイブームは「サワードウ自家製酵母菌」。まずはスターター (酵母菌) を起こすところから始めた。小麦粉に水を入れて、混ぜて、1日室温で放置。2日、3日、4日.....と毎日、小麦粉団子 (?) の半分の量を捨て、新たに粉と水を追加して混ぜていく。1週間ぐらいでしっかり膨らみ、香ばしい香りがするようになると完成なのだが、なかなか上手くいかなかった。途中でシンナー臭がしだしたり、いつまでたってもサラサラで水っぽいままで終わったり....そのたびに最初からやり直した。4、5回目でやっと完成した。あれから1年以上経ったが、今でも冷蔵庫の小瓶にサワードウ酵母菌を飼っている (娘がYumと命名)。さらに、友人や義母にもスターターを分けて広めてみた。スターターを使って、パン作りはもちろん、パンケーキ、ブレッドスティック、ピザ生地、クラッカーなどを作っている。サワードウを使って焼いた生地は、もちもちで独特の風味があって、一度食べるとやみつきになる。美味しいマイブームだ。(YA)
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猫たちと暮らすようになって5〜6年経つ。こんなに長く一緒に生活していると、猫にもマイブームがあるらしい、ということが分かってきた。お気に入り場所のマイブームの移り変わりが面白い。家の中にいるときは、いつも私たちのベッドの上で寝ていた雄猫が、ある時から、ソファの上の毛足の長いクッションが気持ち良いと気がついたらしく、しばらく、いつもそこでハングアウトするように。そして、気がつくと、今度はソファの後ろに設置した、娘の小さい頃のお気に入りのクタッとした象と犬の大きなぬいぐるみたちを置いた場所が、昼寝の定位置になっている。もう1匹のおばあちゃん猫は、年のせいもあるのか、最近はめったに裏庭にも遊びに行かず、いつも娘の部屋にいる。寝る定位置は娘のベッドの枕となって長いのだが、起きているときは、窓の外が眺められるタンスの上が最近のお気に入りの場所らしい。娘がコンピュータに向かっているときは、ベッドからサイドテーブルを伝ってコンピュータの置いてあるデスクの上にやってきて、キーボードの上に寝転がったり、モニターの下で寝たり、デスクの隅にちょこんと座って、娘を見つめながら時間を過ごすのが最近のマイブームらしい。 (RN)
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生きていれば100歳を超えている父親が、趣味でクラリネットを吹いていたこともあって、娘に楽器の心得を、とピアノを買ってくれた。以来、ほぼ一生と言っていいほど、ピアノはそばにある。なのに、ほぼ一生と言っていいほど、練習しない自分もそこにいる。そんなだから、楽器、特にピアノが弾ける人に特別な憧憬と尊敬の念を持っている。ネット時代、有難いことにYouTubeでいくらでも音楽が聴ける。で、何かの拍子に、葉加瀬太郎と辻井伸行が対談する番組に行き当たった。盲目のピアニスト辻井伸行の名前は知ってはいたが、実際に演奏を聞いたことは一度もなかった。その番組を見て、私はぶっ飛んだ! 盲目の人は他の感性が優れていることは承知の上だが、彼の驚きのテクニックにすっかり仰天してしまった。人間業 (わざ) をはるかに超えている! 目が見えなくて、どうしてあんな長〜い難曲を弾きこなせるのか? 天性の能力はもちろんだが、そこに、ザ・努力、努力、努力。あそこまで世界の聴衆を虜 (とりこ) にする類まれな才能に脱帽せずにはいられない。彼の演奏を初めて聴いて以来、毎日毎日、ネットで聴ける限り、彼のレパートリーを聴き尽くそうとしている私がそこにいる。もし、彼の名前をご存知でなかったら、ぜひYouTubeで検索して、あなたのマイブームにもしてほしい! (Belle)
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ここ一年ほど、コロナの影響で行ける場所が限られていたし、運動も兼ねていろいろな所を散歩しまくった。それで、皆さんの外での楽しみ方を勉強させてもらった。普通の公園をまるでビーチのようにビキニで日光浴してる人、ハンモックまで持ってきてお昼寝する人、日傘のおばけみたいにデカいのにごろ寝する人々。日本では絶対に、見られ、ない 笑。長くサンディエゴに住んでいるのに、知らない場所もいっぱいあった。それで編み出しちゃったのよ、外をもっと楽しむ方法〜。お家 (ウチ) ご飯じゃなく、ピクニック飯 (メシ) ! どうせご飯食べるなら、人間ウォッチングしながら、お天道 (てんとう) さまの下でお昼食べたり、バルボアパークではなんと芝生でビールも飲めるので、テーブル&ビーチチェアーで、一杯飲みながらチーズつまんだり、勉強も家の中じゃなくて、公園やビーチでウェビナーを観たり 笑。…ウェビナーを公園で観てる人は、さすがに50人中わたし1人だけど 笑。先日、Mission Bayを散歩していたらPaddle Pubというボートを発見。陸では見たことあるけど、12人くらいで飲みながらペダルを漕いで、ボートが進むという、飲んでるから絶対進まないであろうパーティーボート 笑。なんか最近、外アクティビティーが、やたら熱いぜ!(あ、本当に外暑いけど・・笑)。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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マイブームというほどではないが、ミニチュアハウスを作ることが楽しくなっている。子供のクリスマスプレゼントに買ったものだったが、かなり細かい作業が多く難しかったため、一部分を作ったまま1年ほど放置していた。このまま捨てるのも嫌だし、もう一度作り始めたら、結構、楽しくて止まらなくなってしまったのだ。私が作っている様子を見ているうちに、子供もやる気が出てきたのか、いつしか母と子の共同作業になっていた。子供にとって難しい部分は私が作り、簡単な部分は子供に任せる。毎日続けることもできないから、何日か間を空けたり、少しずつ作業を重ねて、大体1か月ほどで完成した。これがとても可愛くて、また新しいミニチュアを作りたくなった。完成したのが嬉しくて本棚に飾っていたのだが、最近、引っ越しのため、本棚やタンスなどの大型家具を家から倉庫へ搬送したので、飾る場所がなくなっていた。私が外出中に、夫がリビングの床に置いていたようだ。外出先から戻ると、我が家の犬がベッドでモグモグ何かを食べている。嫌な予感。犬の口から取り出すと、ミニチュアハウスの周りに付けていた植物だった。床に置いてあったんだからイタズラしても仕方がないけれど、食べないでよ…。泣。 (SU) |
(2021年7月16日号に掲載)

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▽私はスマホの機能を熟知していない。乗客が寝静まった旅客機内で、常備薬を足元に落としてしまった。座席を照らす「読書灯」では探しにくいので、スマホのフラッシュライト (始めからONになっていた!) を頼りにサーチを開始。見つけるまで約10分。いざ、OFFにしようとしても…消えない。ガチャガチャと悪戦苦闘。スマホは強い光を発していて、両隣りと斜め前の乗客が目を覚ました。1人の顔に直接光が当たっていたようで、私は詫びながら、明るいままのスマホをバッグの中に戻した。ある機種は音量ボタンを長押しするとONになるらしい (私はスマホで音楽を聴いていた)。カメラのアプリを起動すればOFFになる (マニュアルを読め!)。▽日本の友人がスマホでアダルトサイトをクリックしたら、いきなり「入会金33万円です。ありがとうございます!」の表示が出てビックリ仰天!「2時間以内なら脱会できます」 とあり、すぐに☎︎したという。脱会手数料4,500円が必要だが、特別割引入会金15万円を納めれば、手数料を引いた14万5,500円を返金すると言われ、変だと思ったらしい。警察署で「無視すればいいんです」と指導を受けた友人。敵もしつこく電話攻勢をかけてくる。やがて音沙汰もなくなったが、彼は憔悴 (しょうすい) していた。(私ではありません、念のため) (SS)
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▽「スマホあるある」をご紹介。仰向 (あおむ) けで見てると、手から滑り落ちて顔面直撃。お客さまにハートのスタンプを誤送。カメラを起動したら自撮りモードでビックリ。知らないうちに画面をタッチして、誰かに電話をかけていた。▽スマホに詳しい友人が神アプリを紹介してくれる。重宝しているものは次の通り。Speechy (音声をテキストに変換)、Interval Timer (運動×休憩×セット数を設定)、PicFrame (複数の写真を1枚にできる)、Focus Keeper (25分集中×5分休憩などを設定)、Pushbullet (パソコン・スマホ間のデータ転送)、Photo Measures Lite (なぞるだけで、写真に寸法を書き込める)。スマホのストレージが一杯になってしまった。▽ 「アメリカンチェリー届きました。佐藤錦みたいに美味しい!」「写真を送ります。タイトルは 『神の国へ』 そして 『涙のプール』。自信作です」 「カスピ海ヨーグルト、順調に育っています」。父が亡くなって5年以上にもなるのだが、LINEチャットが残っている。父から返事が来るような気もする。「iCloudにバックアップを取って! 解約した電話番号が誰かに渡って、その人がLINEの設定をすると、データは消えるよ」と友人が教えてくれた。父もLINEチャットも、今、雲の上にいる。(NS)
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何でも答えてくれる。何でも覚えてくれる。情報へのアクセスも。とにかく、賢くて何でもできる。なきゃいけない。。。それがスマホ! 歳がバレると思うけど、その昔、ポケベルが出たばかりの頃の興奮を今だに覚えている。ポケベルに連絡が入ってきたら、公衆電話から相手に電話するのが、何となく格好良かった (笑)。父は仕事の関係で、結構、早い時期から携帯電話を持つようになった。その携帯電話 (重くて、メッチャ大きかった) を初めて見たとき 「WOW!!」と感動した! あの頃から、時代が超速いスピートでどんどん変わって、ついていけないほど"ツール"が新しくなり、そしてスマホが登場! スマホがあれば、世界中のどこへでも行ける。もう、スマホがないと生きていけないほど、その重要性は誰もが納得している。でも、人間の私たちは、スマホにここまで頼っていいのかなぁ〜と、結構心配。便利な生活は最高だけど、優しい人間らしさと暖かさを失わないようにと祈っている。 (S.C.C.N.)
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いつのまにか生活必需品になった。◎家族や友人への連絡:LINE、テキストメッセージ、メッセンジャーで、遠くても近くてもあっという間に。スマホどころか携帯がなかった頃は固定電話かEメールだった。それ以前はポケベル → 公衆電話、そして手紙だった。◎目的地への行き方: スマホのナビで、とても簡単になった。スマホがなかった頃、パソコンでマップクエストで検索して、それを印刷して使っていた。その前は、ロードアトラス地図帳かAAAの紙の地図で調べながら目的地を目指した。◎Eメール: 昔はパソコンを立ち上げてからチェックしていたのが、今ではいつでも数秒でメールチェックできる。◎写真: いつでもすぐに撮れる。携帯電話とは別に、デジタルカメラを持ち歩いていた頃もあった。デジタルカメラが登場するまで、旅行には使い捨てカメラを持って出かけた。◎暇つぶし: 本がなくても、テレビがなくても、出先ではスマホがあれば時間がつぶせる。DMV、病院のアポの待ち時間もスマホでOKだ。◎住居のコンドの共同ランドリールームの洗濯機&乾燥機が、やっとスマホでの支払いが可能になった! それまでは、毎回、銀行でお札をコインに両替してもらっていた。便利になった!! (YA)
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私の毎日の生活でなくなったら困るものトップ5に入るのがスマホ。スケジュール管理、メールのチェック、ニュースもチェック、ソーシャルメディアで友人知人の近況などもチェック、献立のメニューを考えるアイデアもスマホを使ってと、1日の中でスマホをしょっちゅう触っている。写真を撮るのもスマホ。高いお金を出して買ったデジタルカメラは、たんすの肥やし状態 (汗)。日本に住む父とのコミュニケーションもここ数年はスマホだ。LINEのテキストがメインで、時々、ビデオ会話もする。ガラケーで頑張っていた父だったが、世の中、スマホがないと不便なことが増えすぎて、渋々スマホを持つようになった。先日、我が家の猫がネズミを捕まえて、家の中まで持ってきて大騒ぎになった。その写真と様子を父にLINEで送ったら、その返事が面白すぎた。「そのねずみをうまそうに食べはじめた。もがく! かわいそう! ぼくはおもわず手をだしてしまつた。ねずみは指に噛みついた。痛さは忘れられない、なかなか抜けなかつた。しつぽだけがあつた。僕の思いで話」。小さい「っ」が出せないようで、いつも大きいままなのも父らしい。こうやって楽しく、遠くに暮らす父とやりとりできるのもスマホのおかげ。 (RN)
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東京で出版社勤めの時代、本名を わだ・あきこ (和田晶子) というカメラウーマンとウマが合った。彼女は4、5年で退社して世界放浪の旅を繰り返すような生活に入ったが、その究極ともいえるのが、パキスタンの山奥、地球最後の桃源郷とも言われるチトラールに住む人口数千人の少数民族、カラーシャ族の村への移住。30年以上も前の話だ。その少数民族は文字を持たない。紙もないどころか、電気も、トイレも無い。今だに羊の生贄 (いけにえ) を神に捧げる風習を持つような民族である。出版社で机を分けていた二人は、一人は文明の最先端アメリカへ、そしてもう一人は文化の最先端?少数民族との暮らしを選んだ。しかし、彼女はその地で大奮闘。トイレを作って民族の衛生観念を改善しようと努めたり、政府と掛け合って、電気や水を通したり (これらの功績が認められ、外務大臣賞を受賞) …。現在もそこに住んでいて、ペシャワールという町まで行ってネット環境を得て、友人一同に宛てる年賀メールが届くので、大体の様子が伺えるのであるが、今年になって、何と私の WhatsApp に彼女からテキストが舞い込んだのだ! ああ、びっくりした! スマホのおかげで、彼女と瞬時に会話ができるのだ! 私は即座にスマホにお辞儀をしてしまった。ああ、スマホ様、スマホ様と称えながら。 (Belle)
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未だにスマホとスマホじゃない携帯電話の違いが分からん笑。スマホじゃないのって、パタンって折りたたみ式になっていて、ダイアル (っていう? 笑) はプッシュフォン式 (番号の部分が平たくなくて、出っ張ってる感じの 笑)、 で合ってる? でもさ、その電話でもテキストメッセージが使えたり、ネットにつなぐことができるんじゃなかったっけ?・・・あれ? ネットにつなげられたっけ? 遠い昔のことのようで忘れてしまったけど、実はわたしには、スマホじゃない携帯がある 笑! 家の固定電話の番号を(あったよね 笑)余ってたガラ系の携帯に移した 笑。使わないから、機能がどうだかわかんない 笑。でも、たまに役に立つ。自分のスマホをなくしたとき、ここから電話して探すとか、日本から姪っ子が遊びにきたときは、持たせてあげていた。スマホで悪い点は、、個人情報を盗まれるかのように携帯番号を盗まれること。知らない人から 「今この番号から電話があったようで、折り返し電話している」って☎︎があった。誰? 笑! その人と話したけど、聞いたこともない名前だし、向こうもわたしを知らない 笑! 知り合いの知り合いでもなく、赤の他人だった 笑! テクノロジーも発達すれば、盗人テクノロジーも発達するのね。その点、ガラ系は安心かも! (つ〜か、あまりこの議論に興味がないわたし 笑)。(りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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この世の中、誰もがスマホを持っている。私の両親を除いては(笑)。▽スマホの良い点:①Google Mapのおかげで、道に迷うことがなくなった。②テキストでのやり取りのおかげで、電話で相手と直接話さなくてよくなった。③分からないことがあると、所在地に関係なく、すぐ調べることができる。④SNSのおかげで、中学を卒業してから連絡を取っていなかった先生、同級生とつながることができた。⑤料理アプリのおかげで、メニューのアイデアをひねり出す苦しさから解放された。【結論】無駄な時間とエネルギーの消費が、かなり減少。▽スマホの困った点:①Google Mapに頼るから、道を覚えられない。②私と話すのが面倒なのか、同じ屋根の下にいるのに息子たちがテキストを寄こしてくる。③何でもすぐ調べられるので、知らない方が幸せだった情報まで入ってくる。④SNSで隣の芝がものすごく青々しているように見えて嫉妬。⑤料理アプリのおかげで、自分の舌を信じて作る料理が皆無。【結論】どこかスマホに負けている自分を否めない。▽最後にひと言。赤信号の待ち時間にスマホをいじって、緑に変わってもずっと停止しているそこのお前! まじムカつくんだよ!(IE) |
(2021年7月1日号に掲載)

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私の妻は、とにかく男っぽい。細かいことを気にせずサバサバしている。トラブルを根に持たない。物怖 (ものお) じせずに発言する。芯が強くブレない。自分一人で解決する。相手と対等の関係性を築く。(誉めすぎか?) 猛暑の夏。妻は自分、私、飼い猫用に3台のポータブルエアコンを買ってきたが、同時に使うとブレーカーが落ちた。アンペア増力の電気工事は高額なので見送り、1台だけ使用することに。猫用は余計だったが、それを言うと楽しそうに笑い飛ばす。全く後悔していない。無駄を無駄とも思わない太っ腹。家の中でゴソゴソ動いているトカゲを網で捕まえた妻。外へ逃がしてこいと私に言う。爬虫類の苦手な私は閉口したが、捕獲した手柄を考えれば断れない。妻は1日の活動時間が長く、体力もスゴい。早朝3時に起床して、すぐに全開モード。食べるスピードも速い。私が調味料で味を整えている間に完食。最近、妻の体重が私を超えた。「どうして私の方が重いのよ?」と、不愉快そうに詰め寄るが、私に言われても困る。食べる量が違うし、食後にすぐ寝るのもよくない。相撲部屋の力士が太る “ちゃんこ状態” と同じだけど、言わない方が安全だ。結局、あまり気にしていない。世間はこれを 「男気」(おとこぎ) と呼ぶ。老後を逞 (たくま) しく生きそうだ。夫の私が 「女々しく」 なっていく。(SS)
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▽「女は強い」と言われるが、これは生物学的に根拠のあることらしい。モノの本によると、染色体XXで安定している女性の状態にホルモンYが入って、変化を起こした状態が男性 (XY) とのこと。男性のY染色体は生活に重要な遺伝子をほとんど含んでいない一方で、女性のX染色体は、女性にとっても、男性にとっても、非常に大きな重要性を持っているらしい。XXのままで安定しているところに、Y染色体が入って無理をしているとのことだ。▽「女は実体だが、男は現象である」とは、免疫学者の多田富雄氏の言葉。考えてみれば、自分の母親はソロバンをはじきながら、地に足をつけて生きているところがあった。一方、宮沢賢治を慕っていた父は、いつまでもロマンを追って永遠に少年っぽいところがあった。▽男女の脳には大きな違いがあり、噛み合わないことがあることを脳科学的に解き明かし、世界中でベストセラーとなったのが『話を聞かない男、地図が読めない女』。なぜ、男が無駄話やマルチタスクが苦手で、女が方向音痴でよくしゃべるのか、やけに納得したものだが、この20年で自分が “オス化している” ことに気が付いた。スカートをはかず、毎日スッピン。座る時にガバっと足を開き、土日は野球を観る。声が大きく、ひとり行動が多い。「本当に男前だな」と旦那が感心している。 (NS)
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《名前編》 メールや電話でやり取りをする際、名前だけでは相手の性別が分からないことってあるよね。特に、最近は男女共通で使える中性的な名前も結構ポピュラーになって、ますます対応が難しくなってきた。言語によっては、男女で敬称を使い分けなくてはならないので、どう呼ぶべきか悩むときが結構ある。日本語だと男女関係なく、全部「○○さん」「○○様」と敬称を付ければOKだからかなり楽かも (笑)。《体力編》私は自分の体型に合った小さいツールを使ってコツコツと雑草を取り、プランツを植え、移動させ、、、結構時間がかかるけど、様々な庭仕事をしている (自慢^.^)。でも、男の人のような体力がないので、チェーンソーを使って太めの木をカットする作業ができないのは結構悔しい! 《ベット編》 2匹の猫が天国にいる。Sはメス、Zはオス。SはZよりも遥かに気が強くてわがまま、そして超スマート! Zは鳴かないけれど、何に対しても気にせず、超やさしい性格!「これって男女の差 (猫の世界) かも」 と、よく夫と話していた! (S.C.C.N.)
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物心がつくと、妹がいて、遊び相手もいとこ姉妹だったので、女の子に囲まれて育った。小学生のころは、騒がしくて落ち着きのない乱暴な男子が苦手だった。小、中と男子に関わらずに過ごし、高校から女子校に通ったので、ますます男の子は謎の生物だった。そんな私の第一子は男の子。赤ちゃんの性別が分かった時、予想外で驚いたのを覚えている (昔から自分は女の子の母になるような気がしていた+周りからも「女の子が生まれそう」と言われていた)。生まれてきた息子はもちろん無茶苦茶可愛くて、愛おしい赤ちゃんだった。約2年後に今度は娘ができた。娘は私にべったりの手のかかる赤ちゃんだった。今はふたりとも小学生になった。男女の性別の違いなのか、ただ性格が違うだけなのか、兄妹なのに対照的だ。ぼーっとしていて頼りないけど、穏やかで優しい息子と、感情の起伏が激しく口うるさいけど、頭の回転が早くてしっかりした娘。どちらも大事な子だ。ふたりが私たちのところに生まれてきてくれて、幸せに思っている。(YA)
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△あるメキシカンレストランでトイレに行った時のこと。トイレと思われるドア2つには、それぞれスペイン語の単語と人の絵が付いている。私のスペイン語は全く信頼が置けない。頼りとなる絵はあまりにも芸術的すぎて男女の区別がつかない。自分の勘を信じて1つのドアを開けたら、小便器が目に飛び入ってきた。あ、これは男性用…。慌ててもう1つの方に入った。席に戻る前に、もう一度、それぞれのドアの男女と思われる絵をマジマジと見つめてしまった。紛らわしいが、一般的な「男は青、女は赤」の表記よりも素敵で私好みではあった。△サンディエゴの空港でトイレに入った時のこと。用を済ませて手を洗っていたら、男性がドアを開けて入ってきた。お互いパッと目が合った。私は自分がそそっかしいのは重々承知しているが、今回はしっかりと女性用に入ったと自負していたので、その男性に「ここは女性用ですよ〜」と笑顔で言ったら、その方も自信があったらしく「いやいや、あなたが間違って男性用にいる」と笑いながらおっしゃる。「え〜そうなの?! すみませ〜ん」と返していたら、そこに女性が入ってきた。2対1で女性の勝ち(笑)。その男性、とても恥ずかしそうに何度も謝りながら出ていった。 (RN)
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男/女という漢字ですぐに脳裏に浮かんだのは、私がまだまだう〜んと若かりし頃に封切られた『男と女』という仏映画である。事故で夫を亡くした妻と、自殺で妻を亡くした夫が出会う恋愛映画なのだが、その映画の内容よりも、「ダバダバダ、ダバダバダ」Onlyのスキャットが全編に流れる主題歌の方が一躍有名になった。この主題歌の作曲者はフランシス・レイ。「白い恋人たち」や「ある愛の詩」「パリのめぐり逢い」「雨の訪問者」などなど、映画音楽の巨匠の一人に数えられていた。ま、それはともかく、私の友達は女の子が欲しい、欲しいと言いながら、結果、男の子4人の母となった。その2番目がゲイであるということを知って、かなりショックを受けたが、母としては受け入れるしかない。で、彼はゲイ同士で結婚。18年の結婚生活の後、久々に会ってみたら、なんと女性に変身していた。彼を10代から知っている私は、ワンピースを着て、化粧をしている彼とどうやって接していいか、戸惑った。今や、ゲイもトランスジェンダーも偏見を受ける時代ではなくなりつつある。それはそれで大変良いことだが、私の持論、めめしいという漢字は「女々しい」ではなく「男男しい」と書くのではないかと、ずう〜っと思っていたのが、めめしいは、そうなると「男女しい」と書くのかな? (Belle)
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今時は、公園などで見かけた親子に「男の子ですか? 女の子ですか?」 って、子供のことを訊くのはタブーなんだって。その子がどっちか迷っているかもだし、センシティブなトピックなわけよ。一般大衆にセンシティブな話題と取られなかった、昭和という時代もあったね。友達にゲイの男の子がいて、彼の話がまさにホラー映画 (笑 ←っていいのやら 笑)。彼は幼い頃、女の子遊びするのが好きだった。お人形さん遊び。家で遊んでいる時はよかったけど、小学校に上がる時、お母さんに「人前では、絶対にお人形さん遊びをしないように」と注意された。彼が住んでいた離島は人口1,000人足らずで、島人は誰もが知り合い。「あそこで○○家の子を見かけた」とか、ネットなしでも伝達スピードが高速だった 笑。ちょっと “八墓村” っぽかった (どんな? 笑)。下校中、奇妙な光景 (鎌で鶏を、、とか怖っ) を見てきて、外を歩くだけでビビッていた彼。帰宅すると庭に煙がモクモクと・・・お母さんが何かを燃やしている。すると、あーーー! 彼の、彼の可愛い指人形が炎の中にぃーーっ!! 島体験で一番怖かったらしい 笑。お母さんが彼を男の子に “矯正” したかったらしいけど、それを機に、彼はもっと女の子っぽくスクスクと成長しました! めでたし、めでたし~ (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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「女性の方が痛みに強い」と聞いていたので、ずっとそう信じてきた。しかし、調べによると、痛みを感じたときに最初にとる対処法は 「何もしない(我慢する)」が男性24%に対し、女性は18.2%で、実は、男性の方が痛みを感じたときに我慢してしまう傾向がある、という結果が出ている。さらに、痛みを感じたときに「痛み止めを飲む」では、女性15%、男性9.3%だという。痛みの感じ方は人それぞれだと思うが、生活環境によっても我慢しなければ生活が成り立たなかったりすれば、病院に行きたくても、こらえてしまう人は多いのではないだろうか。共働きが当たり前になっている今日では、夫婦で助け合うことで、昔ほど男性側に責任がのしかかることは少なくなったかもしれないが、それでも男性は、家族の大黒柱としての自覚、仕事の重圧など、精神面では女性より我慢しなければと思うことが多いのかも。この調査結果は、そんな男女の心理的な側面も影響したのかなと感じた。そうはいっても、私の知っている周りの男性 (父や夫) は風邪などによる熱にはとても弱かった気がする。一方、私の母や姉たち、私もそうだが、多少の熱なら寝込むこともなく動いていた記憶がある。男性は痛みには強いが熱には弱いのか? それとも構ってほしかったのか? (SU) |
(2021年6月16日号に掲載)