Sunday, 12 May 2024

English ワンポイント英語

感謝祭(Thanksgiving) (2014.11.16)

 

 

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shibuya_new3.jpg     渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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感謝祭(Thanksgiving)

 
       

感謝祭(Thanksgiving)が正式にアメリカの祝日になったのは、1863年に、リンカーン大統領によって宣言されてからですが、その歴史は、1620年にさかのぼります。

 

その年、イギリスから宗教の自由を求めて、Mayflower号で大西洋を渡り、新世界のアメリカにやってきたのは清教徒(Pilgrims)たちでした。彼らは、最初の冬を越すのに、寒さや、食糧難で非常に厳しい思いをしました。

 

その姿を見て、原住民のアメリカン・インディアンたちは、彼らにとうもろこしを植えたり、狩りや漁をする方法を教えました。

 

おかげで次の秋に、ピルグリムは沢山の食べ物を収穫することができました。

 

神からの恵み、及び原住民への感謝の気持ちを兼ねて、彼らは、原住民を招待して、祝宴を開くことにしました。

 

これが感謝祭の始まりです。

 

今日では、毎年11月の第四木曜日が、感謝祭の祝日とされ、アメリカでは、殆んどの家族が集まり、ターキーやクランベリー・ソースを食べ、デザートにパンプキン・パイを食べる習慣になっています。

 

 

 

それでは、Thanksgiving に関係した英語の表現を勉強しましょう。

 

 

Thanksgiving officially became a national holiday in America in 1863, declared by President Lincoln.

(感謝祭がアメリカで正式に祝日になったのは、1863年で、それはリンカーン大統領によって宣言されました。)

 

 

②In 1620, the Pilgrims from England landed in the New World in search of religious freedom, but their first winter in the new place was extremely hard.

(1620年、イギリスから来た清教徒たちは、宗教の自由を求めて新世界に上陸したが、彼らの新しい土地での最初の冬は、極めて厳しいものだった。)

 

 

③Native Americans taught the Pilgrims how to plant corns, to hunt, and to fish, and in the next fall, the Pilgrims had plenty of food. 

(原住民のアメリカン人は清教徒発ちにとうもろこしの植え方や狩りや漁のやり方を教えた。そして次の秋、清教徒たちは沢山の食料を収穫した。)

 

 

 

④They decided to have a feast to thank God and invite the Natives to join them. This was the first Thanksgiving.  (彼らは、神に感謝するための祝宴を開き、原住民を招待することに決めた。これが最初の感謝祭でした。

 

 

 

 

(2014年11月16日号掲載)

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ハロウィーン (2014.10.16)

 

 

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shibuya_new3.jpg     渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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ハロウィーン

 
       

約2,000年前に、アイルランドのケルト人の間で発祥したとして知られるお祭りハロウィーン(Halloween)の語源はHallow Evening(聖なる晩)から来ています。

 

後にヨーロッパの移民によってアメリカに紹介され、今日、アメリカ人は、毎年10月31日に、いろんな服装を着て、ハロウィーンのお祝いをします。

 

ヨーロッパの人々は、この日に死んだ人の幽霊が帰って来ると信じていました。

 

そこで、人々は悪魔のような服装をして、幽霊を怖がらせて、追い払おうとしましたが、後に人々は、幽霊を信じなくなりました。

 

 

今日、アメリカでは、ハロウィーンは、子供たちの間で、最も人気のあるイベントです。

 

この日、子供たちは、いろんな服装を着て、「トリック・オア・トリート!」“Trick or treat!”(お菓子をくれないと、いたずらするぞ!)と叫んで、各家庭を回り、キャンディやクッキーをねだる習慣が残っています。

 

 

それでは、ハロウィーンに関係した英語の表現を勉強しましょう。

 

 

①The custom of Halloween was introduced to the United States by   

    immigrants from Europe.

(ハロウイーンの習慣は、ヨーロッパからの移民によって、アメリカに紹介された。)

 

 

②People in Europe believed that ghosts of dead people came back on  

    October 31.

(ヨーロッパの人々は、10月31日に死んだ人の幽霊が戻ってくると信じていた。)

 

 

③People dressed like devils, trying to scare the ghosts, but later they           

    did not believe in ghosts.

(人々は、幽霊を怖がらせようと、悪魔の様な衣装を着たが、後に幽霊を信じなくなった。)     

 

 

④Today, Halloween is a very popular event with children, and they wear masks and special costumes, going from house to house, shouting   “Trick or treat!” 

(今日、ハロウィーンは子供たちにとても人気がある催しで、子供たちは、マスクや特別の衣装を身に着けて、「トリック・オア・トリート!」と叫んで、家から家を回ります。)

 

 

 

(2014年10月16日号掲載)

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ポップコーン (2014.9.16)

 

 

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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ポップコーン

 
       

ポップコーン(popcorn)の発祥はいつ頃だか、はっきりわかっていませんが、アメリカン・インディアンによって紹介されたことは、間違いないようです。

 

1620年に、イギリスからアメリカの新境地にやって来た清教徒(Pilgrim)たちは、原住民のアメリカン・インディアンたちと仲良く暮らそうと、翌年の秋に祝宴を開き、インディアンたちを招待しました。

 

その中の1人がコーンの種を持って来て、火の上に置きました。

 

すると、コーンの内部の水がコーンを破裂させ、その際に、「ポップ!ポップ!」という破裂音が生じたことから、清教徒たちは、それを「ポップコーン」と呼ぶようになったと言われております。

 

 

1945年に、新しいポップコーン用の機械ができ、アメリカ人は、家庭や、映画館でもポップコーンを食べるようになり、今日に至っております。

 

 

では、popcornに関係した会話を勉強しましょう。

 

 

①There is no doubt that popcorn was invented by American Indians and later introduced to Pilgrims, the first settlers to the United States.

(ポップコーンがアメリカン・インディアンによって発明され、後にアメリカへの最初の入植者である清教徒たちに紹介されたことは疑いない。)

 

 

②When the Pilgrims invited Indians to a Thanksgiving dinner in 1620, one Indian brought some seeds of corn to the dinner and put them on a fire.  

(1620年に、清教徒たちが、感謝祭の夕食にインディアンたちを招待した時、1人のインディアンが、夕食に幾つかのコーンの種を持ってきて、それらを火の上に置いた。)

 

 

③The water inside the corn made a “pop!” noise, and that was why people started to call it “popcorn.”

(コーンの中の水が「ポップ!」という音を生じさせ、そのことが人々がそれを「ポップコーン」と呼び始めた理由です。)

 

 

(2014年9月16日号掲載)

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Labor Day (労働者の日) (2014.8.16)

 

 

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
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1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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Labor Day (労働者の日)

 
       

アメリカでは、Labor Day (労働者の日)は、毎年9月の第1月曜日とされている。

 

その歴史は1800年代にさかのぼる。

 

19世紀の初め、アメリカの国民は、週7日の長時間労働で、しかも低賃金で、みんな苦しんでいた。

 

子供も11、12歳から働かされていた。

 

その働く子供の中にPeter McGuire(ピーター・マグワイヤー)という11歳の男の子も、工場で働いていた。

 

彼が中心になり、後に1869年頃、労働組合を設立し、労働者の生活は大幅に改善された。

 

1882年9月5日には、ニューヨークで大規模な全労働者のためのパレードが開かれた。

 

そして、1894年、ついにLabor Dayは、国民の祝日となった。

 

今日、Labor Dayには、あちらこちらでパレードが行われ、ほとんどのアメリカ人は、仕事に出かけないで、3連休を楽しく過ごしている。

 

 

 

では、Labor Dayに関係した英語の表現を勉強しましょう。

 

 

1.In America, Labor Day which became a national holiday in 1894 is the first Monday in September.

(アメリカでは、1894年に国の祝日になった「労働者の日」は、9月の第1月曜日とされている。)

 

 

 

2.In the beginning of the 19th century, most people, including children, worked 12 to 16 hours a day, 7 days a week.  

(19世紀の初め、子供を含めて、ほとんどの人々は、週7日、1日12時間から16時間も働いていた。)

 

 

 

3.Peter McGuire, who was one of these working children, later became the president of a labor union and led to Labor Day.

(ピーター・マグワイヤーは、これらの働いていた子供の1人であった、そして後に、ある組合の委員長になり、「労働者の日」へと導いた。)

 

 

 

4.Today, most people in America do not go to work on Labor Day and enjoy a 3-day weekend.

(今日、アメリカでは、殆んどの人々は、「労働者の日」に仕事に出かけないで、三連休の週末を楽しく過ごしている。)

 

 

(2014年8月16日号掲載)

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アメリカン・インディアン (2014.7.16)

 

 

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英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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アメリカン・インディアン

 
       

1492年、コロンブスは、地球が丸いことを証明するために、ヨーロッパから西に向かって航海を始めました。

 

北アメリカに到着した時、コロンブスは、丸い地球を半周して、東洋のインドに着いたと勘違いし、発見したその場所を、西インド諸島と呼び、そこに住んでいた原住民をインディアンと呼びました。

 

 

当時、北アメリカには2,000以上の部族が存在し、100万人以上のインディアンが住んでいました。

 

ヨーロッパからの新しい入植者とインディアンは、誰が土地を所有するかをめぐって争い続けました。

 

1776年にアメリカが独立した後も、インディアンは、徐々に自分たちの土地を失い、最終的に、アメリカ政府は、インディアンを特別保留地で生活する様に強要しました。

 

1924年に、彼らは、アメリカ市民に加えられ、アメリカン・インディアンとして今日に至っています。

 

 

 

それでは、アメリカン・インディアンに関係した英語の勉強をしましょう。

 

 

・When Columbus discovered North America in 1492, he thought that he was in India, and he called the native people “Indians.”

(コロンブスが1492年に北アメリカを発見した時、彼はインドにいると思って、原住民をインディアンと呼んだ。)        

 

 

・There were more than 2,000 tribes and over one million native people in America at that time.

(当時、アメリカには2,000以上の部族と100万人以上の原住民がいた。)

 

 

 

・New settlers and Indians fought with each other about who owned the land.

(新しい入植者とインディアンは誰が土地を所有するかをめぐって、お互いに争った。)

 

 

 

・The U.S.government finally forced them to live on reservation, and in 1924, a new law made Indians citizens of the United States.

(合衆国政府は、最終的に彼らを特別保留地で生活するように強要し、そして1924年、新しい法がインディアンたちをアメリカの市民にした。)

 

 

(2014年7月16日号掲載)

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