秋に入学できる 日本の大学について(2015.2.16)

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櫻井 真理

育英セミナー・サンディエゴ校室長

日本の某高校にて国語教諭として勤務。その後、育英セミナーの教育活動に賛同して転職。
現在はサンディエゴ校室長として海外子女教育に力を注ぐ。



 

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秋に入学できる日本の大学について

 

 

秋に入学できる日本の大学について教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

日本の大学は通常4月入学ですが、一部の帰国子女枠入試においては、秋に入学できる大学があります。

 

 

 

 

早稲田大学国際教養学部や上智大学国際教養学部など、大学の授業が英語で行われるプログラムは秋入学が多くなります。

 

 

 

 

英語中心プログラムよりは数が少ないですが、東北大学工学部や筑波大学、慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部などのように授業が日本語中心で行われるプログラムもあります。

 

 

 

 

また、早稲田大学と上智大学などには完全英語制の理工プログラムもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋入学を考える上での注意事項を教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

全ての秋入学英語授業コースに共通なのは、出願書類として、卒業証明書または卒業見込み証明書、成績証明書、推薦書、英語志望理由書等が必要なこと、そして合否結果にはSAT (大学によってはACTも可) とTOEFLスコアの高さ、および志望理由書の内容充実度合いが大きく影響することです。

 

 

 

 

もちろん、各大学の合格安全圏と言われるSATやTOEFLスコアは異なります

 

 

 

 

 

出願に必要な書類は、統一試験公式スコア到着も含め、すべて出願締切日必着が原則です。

 

 

 

 

秋入学の出願時期は12年生の11月から5月の間であり、通常の4月入学に比べて半年以上早い場合もあります。

 

 

 

 

 

そのため、早い時期にSATやTOEFLのスコアが合格圏内に入っているかどうかが出願を決める上で重要な要素となります。

 

 

 

 

各統一試験の申し込みを遅くとも11年生の1月から計画を立てて行うように注意しましょう。

 

 

 

 

 

SATの詳細は sat.collegeboard.org  で確認できます。

 

 

 

 

また、志望理由書も、各大学で学ぶにふさわしい人材であることをアピールできる内容にするためには、3か月程度の準備期間を考えておくとよいでしょう。

 

 

 

 

「早く受験を終わらせたい」「日本語が苦手だから」などの理由で受験をするべきではありません。

 

 

 

 

学部学科に沿った志望動機がないと書類作成は困難であり、面接でも通用しません。

 

 

 

 

大学・学部で何を学びたいのかを考えてから秋入学を選択することが重要です。

 

 

 

 

 

 

 

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育英セミナー・サンディエゴ校では、秋入学の大学の出願指導を行っております。

 

 

 

また、SAT・TOEFL対策クラスも開講中です。

 

 

 

無料体験授業・無料カウンセリングも随時受け付けております。

 

 

 

お問い合わせは This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it. または ☎858-674-9866までお気軽にどうぞ。

 

 


(2015年2月16日号掲載)

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