2021年 09月 25日
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English ワンポイント英語

関係代名詞の目的格は省略できる (2021.6.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


ご質問、ご連絡はこちらまで  
 
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関係代名詞の目的格は省略できる

関係代名詞の目的格は、先行詞が「人」の時はwhom(口語ではwho)、「動物、物、事」の時はwhich、 「人、動物、物、事」の時はthatを使うことは皆さん知っていると思いますが、それらはしばしば省略されますから要注意です。

まず、その仕組みを説明しましょう。

 

  1. 他動詞の目的語になる whom

    (主節) This is the girl. + (従属節) I saw the girl this morning.

    = This is the girl (whom) I saw this morning.

  2. 前置詞の後ろにある目的格のwhom
                             
    (主節)This is the girl. + (従属節) I danced with the girl last night.

      = This is the girl (whom) I danced with last night.

    又は= This is the girl with whom I danced last night. 
              (省略できない) 


上の2つのケースの
whomがありますが、特に会話では、どちらのケースでも、whomはしばしば省略されます。

但し、前置詞を
whomの前に持ってきた場合のwith whomは省略できませんし、with whoと言うこともできません。

先行詞が「動物、物、事」の時の
whichの目的格も、同じ仕組みでwhichはよく省略されますが、前置詞をwhichの前に持ってきた場合のwith whichは省略できません。

先行詞が「人+動物」の時のthatの目的格もよく省略されますが、
thatだけは前置詞をthatの前に持ってくることはできません。


では練習しましょう。 次の文の関係代名詞を省略して英語に訳して下さい。


問題:

  1. 今朝あなたが話しかけていた少年は、私の息子です。
  2. 店員が私に見せた靴は、とても高価でした。
  3. 私が見た少女と犬は、池の周りを走っていた。

 

正解:

  1. The boy you were talking to this morning is my son.
  2. The shoes the clerk showed me were very expensive.
  3. The girl and the dog I saw were running around the pond.

 (2021年6月16日号掲載)

一体全体~? (2021.5.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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一体全体〜?

日常会話の疑問文を強調したい時に、又は、驚いた時によく使われる「一体全体これは何ですか」と言う表現は、英語には4つあります。

一番よく使われる表現は、俗語で、少し下品な言い回しですが、「What (in) the hell is this?」です。

次によく使われる表現は、やはり俗語であまり上品ではありませんが、 「What the heck is this?」です。

無難に少し上品な言い回しをしたければ、英語の標準語として、「What on earth is this?」又は、「What in the world is this?」と言う表現があります。

公式は、普通の疑問文の疑問詞の後ろに、the hell、the heck、on earth、in the worldのどれかを入れればいいのです。

一番下品ですが、一番よく使われる表現から順番に並べると、以下の様になります。

 

  1. 疑問詞 + the hell + ~ ? 
  2. 疑問詞 + the heck + ~ ? 
  3. 疑問詞 + on earth + ~ ? 
  4. 疑問詞 + in the world + ~ ? 

 

例えば、「Who the hell are you?(一体あんたは誰なの)」という表現は、決して上司や先生などに対して使ってはいけません。

家族、友達の間では、「What the hell has happened?(一体何が起こったんだ)」と言う表現を使ってもいいですが、女性はなるべく、下品になり過ぎない様に、「What the heck has happened?」と言う表現が無難でしょう。

上流社会、公の場、書き言葉では、「Where on earth is he? (一体彼はどこにいるのですか)」、「When in the world is she coming? (一体彼女はいつ来るのですか)」等が使われています。


では、練習しましょう。次の文を英語に訳してください。

問題:

  1. 一体全体どうやってここに来たのですか?
  2. 一体あんたは何を考えているんだ?
  3. 一体全体どこに行ってたの?

正解:

  1. How in the world did you come here?
  2. What the hell are you thinking about?
  3. Where the heck have you been?

 (2021年5月16日号掲載)

Do you mind ~ ? (2021.3.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
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Do you mind ~ ?

日常会話で「Do you mind ~?(~しても構いませんか)」と尋ねられ、「はい、構いませんよ。」と答えたい時に、英語では、「No, I don't mind~.」と答えなければなりません。

しかし、多くの日本人は、この質問をされた時に、「Yes, I do.」と答え、「〜してもらっては困ります。」と逆の意味に理解されて、相手をしばしば戸惑わせてしまいます。

mindという動詞には、自動詞と他動詞と2種類あり、「気にする」とか「いやだと思う」という意味があります。

否定の場合は、not mindになり、「気にしない」とか「構わない」という意味になります。

自動詞の場合、しばしば「if 節」が伴い、「仮定法現在」を使います。

例えば、「Do you mind if I smoke here?(ここでタバコを吸っても構いませんか)」と尋ねられた時に、構わなければ、「No, I don't mind.」と答えて、首を横に振って下さい。

逆に、吸ってもらっては困ると答えたければ、「Yes, I do.」と言って、首を縦に振って下さい。

丁寧に表現したい時は、「仮定法過去」を使い、「Would you mind if I smoked here?」となり、if節の動詞が過去形になる事を忘れないで下さい。

もちろん、答えも、「No, I wouldn't mind.」又は、「Yes, I would.」とwould を使って下さい。

他動詞の場合、しばしば動名詞が目的語になります。

例を上げると、「Do you mind shutting the window?(窓を閉めてもらっても構いませんか)」となり、窓を閉めるのは、尋ねられた方である事に注意して下さい。

答え方は同じで、窓を閉める意志があれば、「No, I don't mind.」と首を横に振って、窓を閉めて上げて下さい。

逆に、窓を閉めたくなければ、「Yes, I do.」と首を縦に振って下さい。



では、練習しましょう。次の文を英語に訳して下さい。

 

問題:

  1. 「テレビをつけても構いませんか?」「はい、構いません。」
  2. 「ドアを開けてもらっても構いませんか?」「はい、構いません。」


正解:

  1. 「Do you mind if I turn on the TV?」「No, I don't mind.」
  2. 「Do you mind opening the door?」「No, I don't mind.」

 (2021年3月16日号掲載)

forgetingかforgettingか? (2021.4.16)

 

 

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    渋谷 昌治

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
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forgetingかforgettingか?

よく生徒たちから、動詞の語尾に---ingをつける時に、その単語の語尾の子音字を重ねて---ingをつけるのかどうかと尋ねられます。

殆どの生徒は、そのルールを知りません。そこで今回はそのルールを説明しましょう。


まず、米国と英国とでは、多少ルールが違いますが、基本的な米国のルールを説明します。

動詞の語尾の子音字を重ねて---ingをつけるためには、以下の3つの条件を満たしていなければなりません。

  1. 単語の一番最後の音節(母音を含む音の集団)にアクセントがあること。
  2. 単語の一番最後の音節のつづりと発音が短母音であること。
  3. 単語の語尾のつづりと発音が短子音字で終わっていること。

 

以上の3つの条件の1つでも欠けていたら、その動詞の語尾にただ---ingをつけて、3つの条件をすべて満たしていれば、語尾の子音字を重ねてから---ingをつければいいのです。

例えば、forgetという動詞は、3つの条件をすべて満たしているので、語尾の子音字を重ねてから---ingをつけるので、forgettingが正しいです。


一方、
targetという動詞は、アクセントが第一音節にあるので、条件が1つ満たされていません。従って、targetingが正しいです。

beginという動詞も、3つの条件を満たしているので、beginningが正しいですが、startという動詞は、語尾のつづりが、---rtと短子音字ではないので、startingがただしいです。


なお、
traveltotalの様なl(エル)で終わる動詞は、米国ではルール通り、traveling及びtotalingが正しいですが、英国では、l(エル)を重ねて、travelling及びtotallingになるので、注意して下さい。

それから、take の様なe(イー)で終わる動詞は、e(イー)を消して---ingをつけて 
takingになることは、皆さん知っているでしょう。


参考までに、以下の動詞は、条件を満たしているので、語尾の子音字を重ねてから---ingをつけて下さい。

beg,  cut,  dig,  drop,  forget,  get,  hit,  kid,  let,  occur,  prefer,  permit,  put,  refer,  tip

 (2021年4月16日号掲載)

冠詞(aかtheか) (2021.2.16)

 

 

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    渋谷 昌治

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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冠詞(aかtheか)

今回は、日本人の苦手とする冠詞の正しい使い方を勉強しましょう。

不定冠詞と呼ばれる「a、an」は、不特定の単数の可算名詞の前に置かれます。

「a+名詞」は、「1つの〜」、「1人の〜」、「1匹の〜」、「ある〜」、「某〜」等と訳します。

例えば、「There is a man in the restroom.」は「トイレに1人の男がいる。」と訳し、この文章からは、男が何者であるかわからないので、不定冠詞を使って、「a man」が正解で、「the man」と言っては間違いです。

「He bought a car yesterday.」は、「彼は昨日、1台の車を買った。」と訳し、初めて話題にのぼる「某自動車」を買ったということになります。

一方、定冠詞と呼ばれる「the」は、なんらかの意味で限定された単数、又は複数の可算、又は不可算名詞の前に置かれます。

つまり、いったん話題にのぼった名詞を二度目に言う時は、もう特定されているので、「a」ではなく、「the」を名詞の前に置かなければなりません。

[the+名詞]は、「その〜」、「例の〜」等と訳します。

例えば、「There is a man in the restroom.」と言った後に続く文章は、

「The man must be my new student.(その男は、私の新しい生徒に違いない。)」となり、

「the man」を「a man」と言っては間違いです。

その他に、「the」は、世の中に1つしかないもの(the sun、the moon)、最上級の形容詞(the tallest mountain)、序数(the second son)、川、海、半島、砂漠(the Mississippi、the Pacific Ocean)、2語以上の国名、団体、群島(the United States of America、the United Nations、the Hawaiian Islands)、公共建築物と乗り物(the White House、the Oriental Express)等の前に置きますが、湖、山、公園、駅、通り、寺院、大学 ( Lake Tahoe、Mount Fuji、Central Park) などは、普通、無冠詞です。

 (2021年2月16日号掲載)