2022年 09月 24日
English Japanese

English ワンポイント英語

オランダ風に? (2022.9.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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オランダ風に?

Let's go Dutch!を文字通り訳すと、「オランダ風に行こう!」になりますが、日常会話では、「割り勘で行こう!」という意味で、熟語として、よく使われる表現です。

オランダ(Holland又はthe Netherlands)の形容詞、又はオランダ人やオランダ語のことをDutchといいますが、この表現は、イギリス人からはオランダ人を軽蔑したような意味合いが含まれています。

それは、オランダがかつてイギリスの政治上、経済上の敵だったからです。

従って、go Dutchという表現は、イギリスの紳士が淑女のために、食事代を払う慣習に反して、オランダ風に「各自が自分の分だけ払う」という意味で、「割り勘で行こう」という熟語になったのです。

ちなみに、split the billという表現も「割り勘で行こう」という意味なので、一緒に覚えましょう。

では練習しましょう。

A: I hate to say, Kate, but can we go Dutch for our date this Saturday?

(言いにくいんだけど、ケイト、今週の土曜日のデート、割り勘でもいいかな?)

B: Sure we can. It's not fair that you should pay every time.

(もちろん、いいわよ。あなたがいつも払うのは、不公平だからね。)

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A: I'd like to pick up the check tonight.

(今夜は私が勘定を持ちます。)

B: Absolutely not.  Remember we agreed to go Dutch tonight?

(絶対ダメです。今夜は割り勘で行こうって同意したの、覚えているでしょ?)

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A: I am broke. I want to go Dutch with you at the restaurant.

(お金が余り無いんだ。レストランでは、君とは割り勘で行きたいんだ。)

B: No problem. I don't mind paying for the whole meal.

(問題無いわよ。食事代全部払っても構わないわよ。)

 (2022年9月16日号掲載)

 

頭と肩? (2022.8.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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頭と肩?

今回勉強するhead and shouldersという表現は、文字通り訳すと、「頭と肩」とか、「肩から上だけ」となりますが、日常会話では、このhead and shouldersという表現は、しばしば熟語として使われます。

特に
head and shoulders aboveと後ろにaboveが来ていたら、「はるかにまさっている」とか、「ずば抜けている」と訳すのが正解です。

例えば、My teacher told me that your essay was head and shoulders above any of the other one he read.(私の先生は、あなたのエッセイが、彼が読んだ他のどんなものよりも、はるかにまさっていた、と私に言っていました。)という様に使えば良いのです。

では、head and shouldersを使った会話を勉強しましょう。

A: As far as popularity is concerned, Ichiro is head and shoulders above the rest of the Japanese baseball players in the Major League.
(人気に関しては、イチローが大リーグの中の残りの日本人の野球選手よりも、ずば抜けていますね。)

B: No doubt about it.
(それは疑い無いね。)

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A: I wonder why Mr. Tanaka was promoted so early.
(なぜ田中さんは、あんなに早く昇進させられたのかしら。)

B: Because his sales last month were head and shoulders above those of other salesman.
(なぜなら、彼の売り上げが、他のどんなセールスマンの売り上げよりも、はるかによかったからです。)

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A: Is it true that this shampoo is head and shoulders above the others?
(このシャンプーが、他のものよりずば抜けて良い、というのは本当ですか。)

B: Yes. That's how it got its name.
(はい。だからその名前がついたんですよ。)

 (2022年8月16日号掲載)

 

一体全体~? (2021.5.16)

 

 

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    渋谷 昌治

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
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一体全体〜?

日常会話の疑問文を強調したい時に、又は、驚いた時によく使われる「一体全体これは何ですか」と言う表現は、英語には4つあります。

一番よく使われる表現は、俗語で、少し下品な言い回しですが、「What (in) the hell is this?」です。

次によく使われる表現は、やはり俗語であまり上品ではありませんが、 「What the heck is this?」です。

無難に少し上品な言い回しをしたければ、英語の標準語として、「What on earth is this?」又は、「What in the world is this?」と言う表現があります。

公式は、普通の疑問文の疑問詞の後ろに、the hell、the heck、on earth、in the worldのどれかを入れればいいのです。

一番下品ですが、一番よく使われる表現から順番に並べると、以下の様になります。

 

  1. 疑問詞 + the hell + ~ ? 
  2. 疑問詞 + the heck + ~ ? 
  3. 疑問詞 + on earth + ~ ? 
  4. 疑問詞 + in the world + ~ ? 

 

例えば、「Who the hell are you?(一体あんたは誰なの)」という表現は、決して上司や先生などに対して使ってはいけません。

家族、友達の間では、「What the hell has happened?(一体何が起こったんだ)」と言う表現を使ってもいいですが、女性はなるべく、下品になり過ぎない様に、「What the heck has happened?」と言う表現が無難でしょう。

上流社会、公の場、書き言葉では、「Where on earth is he? (一体彼はどこにいるのですか)」、「When in the world is she coming? (一体彼女はいつ来るのですか)」等が使われています。


では、練習しましょう。次の文を英語に訳してください。

問題:

  1. 一体全体どうやってここに来たのですか?
  2. 一体あんたは何を考えているんだ?
  3. 一体全体どこに行ってたの?

正解:

  1. How in the world did you come here?
  2. What the hell are you thinking about?
  3. Where the heck have you been?

 (2021年5月16日号掲載)

関係代名詞の目的格は省略できる (2021.6.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

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関係代名詞の目的格は省略できる

関係代名詞の目的格は、先行詞が「人」の時はwhom(口語ではwho)、「動物、物、事」の時はwhich、 「人、動物、物、事」の時はthatを使うことは皆さん知っていると思いますが、それらはしばしば省略されますから要注意です。

まず、その仕組みを説明しましょう。

 

  1. 他動詞の目的語になる whom

    (主節) This is the girl. + (従属節) I saw the girl this morning.

    = This is the girl (whom) I saw this morning.

  2. 前置詞の後ろにある目的格のwhom
                             
    (主節)This is the girl. + (従属節) I danced with the girl last night.

      = This is the girl (whom) I danced with last night.

    又は= This is the girl with whom I danced last night. 
              (省略できない) 


上の2つのケースの
whomがありますが、特に会話では、どちらのケースでも、whomはしばしば省略されます。

但し、前置詞を
whomの前に持ってきた場合のwith whomは省略できませんし、with whoと言うこともできません。

先行詞が「動物、物、事」の時の
whichの目的格も、同じ仕組みでwhichはよく省略されますが、前置詞をwhichの前に持ってきた場合のwith whichは省略できません。

先行詞が「人+動物」の時のthatの目的格もよく省略されますが、
thatだけは前置詞をthatの前に持ってくることはできません。


では練習しましょう。 次の文の関係代名詞を省略して英語に訳して下さい。


問題:

  1. 今朝あなたが話しかけていた少年は、私の息子です。
  2. 店員が私に見せた靴は、とても高価でした。
  3. 私が見た少女と犬は、池の周りを走っていた。

 

正解:

  1. The boy you were talking to this morning is my son.
  2. The shoes the clerk showed me were very expensive.
  3. The girl and the dog I saw were running around the pond.

 (2021年6月16日号掲載)

 

forgetingかforgettingか? (2021.4.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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forgetingかforgettingか?

よく生徒たちから、動詞の語尾に---ingをつける時に、その単語の語尾の子音字を重ねて---ingをつけるのかどうかと尋ねられます。

殆どの生徒は、そのルールを知りません。そこで今回はそのルールを説明しましょう。


まず、米国と英国とでは、多少ルールが違いますが、基本的な米国のルールを説明します。

動詞の語尾の子音字を重ねて---ingをつけるためには、以下の3つの条件を満たしていなければなりません。

  1. 単語の一番最後の音節(母音を含む音の集団)にアクセントがあること。
  2. 単語の一番最後の音節のつづりと発音が短母音であること。
  3. 単語の語尾のつづりと発音が短子音字で終わっていること。

 

以上の3つの条件の1つでも欠けていたら、その動詞の語尾にただ---ingをつけて、3つの条件をすべて満たしていれば、語尾の子音字を重ねてから---ingをつければいいのです。

例えば、forgetという動詞は、3つの条件をすべて満たしているので、語尾の子音字を重ねてから---ingをつけるので、forgettingが正しいです。


一方、
targetという動詞は、アクセントが第一音節にあるので、条件が1つ満たされていません。従って、targetingが正しいです。

beginという動詞も、3つの条件を満たしているので、beginningが正しいですが、startという動詞は、語尾のつづりが、---rtと短子音字ではないので、startingがただしいです。


なお、
traveltotalの様なl(エル)で終わる動詞は、米国ではルール通り、traveling及びtotalingが正しいですが、英国では、l(エル)を重ねて、travelling及びtotallingになるので、注意して下さい。

それから、take の様なe(イー)で終わる動詞は、e(イー)を消して---ingをつけて 
takingになることは、皆さん知っているでしょう。


参考までに、以下の動詞は、条件を満たしているので、語尾の子音字を重ねてから---ingをつけて下さい。

beg,  cut,  dig,  drop,  forget,  get,  hit,  kid,  let,  occur,  prefer,  permit,  put,  refer,  tip

 (2021年4月16日号掲載)