Thursday, 28 March 2024

English ワンポイント英語

トーマス・ジェファーソン (2019.3.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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トーマス・ジェファーソン

 

アメリカの3代大統領のトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)は1801年から1809年まで在任し、アメリカの独立宣言(Declaration of Independence)の起草者でした。ワシントン大統領の下で初代国務長官になり、1785年から1789年までフランス駐在行使として同盟国フランスとの友好維持にあたりました。

1803年、ナポレオン統治下のフランス領だったアメリカの広大なルイジアナ領210万平方キロメートルを超える領地を1,500万ドルでフランスから購入(Louisiana Purchase)し、アメリカ合衆国の領土は一躍2倍になりました。

後にジェファーソンは、バージニア大学を創立しました。

では、トーマス・ジェファーソンに関係した英語の勉強をしましょう。

 

1. Thomas Jefferson, the 3rd President of the United States, was the principal author of the Declaration of Independence and was a proponent of democracy who motivated American Colonists to break from the Kingdom of Great Britain.

合衆国の3代目大統領のトーマス・ジェファーソンは独立宣言の起草者であり、アメリカの植民地者たちに大英帝国から離れる様に動機づけた民主主義の提唱者でもあった。

2. President George Washington appointed him the country's first Secretary of State. Jefferson supported France against Britain when the two nations fought in 1793.

ジョージ・ワシントンは彼を国の初代国務長官に任命した。ジェファーソンは、フランスとイギリスが1793年に戦争した時、フランスを支持した。

3. In 1803, Napoleon decided to sell the entire territory of Louisiana to the United States, and the Louisiana Purchase occurred during the term of Thomas Jefferson.

1803年に、ナポレオンは全ルイジアナ領を合衆国に売ることを決意し、トーマス・ジェファーソンの任期中に、ルイジアナ買収が起こった。

 (2019年3月16日号掲載)

 

コロンブスの大虐殺 (2019.2.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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コロンブスの大虐殺

 

クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)は、1492年に新大陸を発見したことから一部の人々の中では、長らく英雄とされてきましたが、先住民族を奴隷にしたり、大虐殺したことから、最近では悪名高い侵略者として非難の的にもなっています。

コロンブスは先住民族をインディアンと呼び、まるで動物でも狩る様に虐殺を繰り返しました。

罪のない先住民族は、財産を奪われ、次々に殺されていたのです。

女性は乱暴され、殺されなかった男性たちも酷い拷問を受けることになりました。

5万人を超えるインディアンたちが殺され、初めは天使だと思われていたコロンブスは、先住民族にとっての「死神」になってしまったのです。

では、コロンブスの大虐殺に関係した英語の勉強をしましょう。

 

  1. Christopher Columbus tortured and killed many Native     Americans when he landed his three ships in the West Indies.

    (クリストファー・コロンブスは、西インド諸島に彼の3隻の船を上陸させた時、多くの先住アメリカ人を拷問にかけ、殺した。)


  2. Columbus also made some of them slaves, and he can be considered the enforcer of slavery.

    (コロンブスは又彼らの何人かを奴隷にし、奴隷制度の執行者だと考えられることができる。)


  3. Historian Glenn Morris accuses Columbus of being “a murderer, a rapist, the architect of a policy of genocide that continues today.”

    (歴史家のグレン・モリスは、コロンブスを「殺人者、強姦者、そして今日続いている大量虐殺の方針の創造者である。」と非難している。)

 (2019年2月16日号掲載)

 

コロンブスはアメリカを発見したの? (2019.1.16)

 

 

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    渋谷 昌治

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1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
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コロンブスはアメリカを発見したの?

 

クリストファ—・コロンブス(Christopher Columbus)が、1492年に最初にアメリカ大陸を発見したという話が古い本に書いてありますが、実はその500年ほど前にアイルランドのリーフ・エリックソン(Leif Ericson)が先にアメリカ大陸に上陸していたことが近年わかってきました。

しかし、アメリカの原住民たちが1万年前からこの大陸にアジアから移り住んでいたことも知られており、誰が本当にアメリカを最初に発見したかは謎ばかりです。

確かにコロンブスは、「地球は丸い」という仮説をもとにヨーロッパから大西洋を西に航海すれば、日本や中国にたどり着くと信じて、スペインから3隻、合計90人の乗組員を連れ、1492年10月12日にバハマ諸島に上陸したのは事実です。

しかし、彼はアジアのインドに上陸したと勘違いをし、原住民をインディアンと呼びました。

彼は4度もヨーロッパとアメリカの間を航海しましたが、最後まで、アジアにたどり着いたと信じて死んでいきました。

それでは、コロンブスに関係した英語の表現を勉強しましょう。

 

  1. Christopher Columbus was an Italian explorer who is credited for discovering America, but there was a European, Leif Ericson, who had been to the Americas 500 years before Columbus.
    (クリストファ—・コロンブスはアメリカを発見したと信じられているイタリアの冒険家だったが、実はその500年前にアメリカ大陸にたどり着いたリーフ・エリックソンというヨーロッパ人がいた。)


  2. On October 12, 1492, Columbus landed on a small island in the Bahamas that he would name San Salvador. He met natives there that he called Indians, because he was convinced that he had landed on islands off the coast of East Asia.
    (1492年10月12日、コロンブスはサンサルヴァドールと名付けたバハマ諸島の小さい島に上陸した。彼はそこで原住民に出会い、インディアンと呼んだ。なぜなら彼は東アジアの海岸のはずれの島に上陸したと確信したからだ。)


  3. He died on May 20, 1506, thinking he had discovered a shortcut to Asia across the Atlantic Ocean, and he never knew what an amazing discovery he had made.
    (彼は1506年5月20日に死ぬまで、大西洋を横断してアジアへの近道を発見したと思い、決して自分が驚くべき発見をしたことを知らなかった。)

 (2019年1月16日号掲載)

 

命令文は動詞の原型から? (2018.8.16)

 

 

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    渋谷 昌治

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命令文は動詞の原型から?

 

英語の命令文は、なぜ動詞の原形から始まるのでしょう?

よくアメリカ人は Sit down!(座れ!)とか、Be quiet!(静かにしろ!)とか、Let's go!(行こう!)と言いますが、確かにこれらの命令文は、動詞の原形で始まっています。

その理由は諸説ありますが、一番納得のいく理由は、恐らく助動詞が命令文の前に省略されているという説です。

 

例えば、

You should sit down!

Will you be quiet?

(Shall we) Let's go, shall we?

 

の様に言葉が並んでいれば、違和感もありません。

つまり、今日の英語の命令文は、かつて全部、助動詞が前にあり、段々、その言い回しがきつくなり、やがて助動詞を省略して、子供や、犬に対して大人が動詞の原形で文を始める様になったと考えられています。

 

それでは、命令文を使った英語の表現を勉強しましょう。

 

1. Stand up! (立ち上がれ!)

2. Go to bed, right now! (ベットに行け、今すぐ!)

3. Put your stuff away on the table! (テーブルの上の物を片付けろ!)

4. Don't talk to me! (私に話しかけないで!)

5. Be sure to call me tomorrow! (明日必ず私に電話してね!)

6. Let's go fishing next week, shall we? (来週、魚釣りに行こうね!)

7. Look at me! (私を見なさい!)

8. Behave yourself! (行儀良くしなさい!)

 (2018年8月16日号掲載)

 

アメリカの旗 (2018.4.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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アメリカの旗

 

アメリカの旗は、一般的に星条旗(the Stars and Stripes)と呼ばれていますが、正式名は「合衆国旗」(Flag of the United States)です。

最初は、イギリスとの独立戦争時に、フィラデルフィアでベッツィー・ロス(Betsy Ross)という女性がデザインし、裁縫したものが始まりだと言われています。

現在のデザインは27代目で、今まで26回もデザインが更新されています。

星の数は、最初の13州から始まり、連邦に州が加わるたびに増やされ、50個の星は現在の50州を表しています。

横に伸びている赤7本と白6本の13の縞模様は大英帝国からの独立を宣言した13の英国の植民地を表しています。

旗の色も象徴的であり、赤はたくましさ(hardiness)と勇気(valor)、白は純粋(purity)と純潔(innocence)、そして青は戒心(vigilance)と忍耐(perseverance)と正義(justice)を表しています。

それでは、アメリカの旗に関係した英語の表現を勉強しましょう。

 

  1. Betsy Ross is known to have designed and sewed the first American flag during the Revolutionary War against the Kingdom of Great Britain in June, 1776.

    (1776年の6月に、大英帝国を相手に独立戦争中に、ベッツイ・ロスが最初のアメリカの旗をデザインし裁縫したとして知られている。)


  2. The 50 stars represent the 50 states of the United States of America, and the 13 stripes represent the 13 British colonies that declared independence from the Kingdom of Great Britain.

    (50個の星はアメリカ合衆国の50州を表し、13本の縞模様は大英帝国からの独立を宣言した13の英国の植民地を表している。)


  3. The colors of the flag are symbolic as well: red symbolizes hardiness and valor, white symbolizes purity and innocence, and blue symbolizes vigilance, perseverance and justice.

    (旗の色も象徴的であり:赤はたくましさと勇気を象徴し、白は純粋と純潔を象徴し、青は戒心と忍耐と正義を象徴している。)

 (2018年4月16日号掲載)