Thursday, 21 November 2024

コロンブスの大虐殺 (2019.2.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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コロンブスの大虐殺

 

クリストファー・コロンブス(Christopher Columbus)は、1492年に新大陸を発見したことから一部の人々の中では、長らく英雄とされてきましたが、先住民族を奴隷にしたり、大虐殺したことから、最近では悪名高い侵略者として非難の的にもなっています。

コロンブスは先住民族をインディアンと呼び、まるで動物でも狩る様に虐殺を繰り返しました。

罪のない先住民族は、財産を奪われ、次々に殺されていたのです。

女性は乱暴され、殺されなかった男性たちも酷い拷問を受けることになりました。

5万人を超えるインディアンたちが殺され、初めは天使だと思われていたコロンブスは、先住民族にとっての「死神」になってしまったのです。

では、コロンブスの大虐殺に関係した英語の勉強をしましょう。

 

  1. Christopher Columbus tortured and killed many Native     Americans when he landed his three ships in the West Indies.

    (クリストファー・コロンブスは、西インド諸島に彼の3隻の船を上陸させた時、多くの先住アメリカ人を拷問にかけ、殺した。)


  2. Columbus also made some of them slaves, and he can be considered the enforcer of slavery.

    (コロンブスは又彼らの何人かを奴隷にし、奴隷制度の執行者だと考えられることができる。)


  3. Historian Glenn Morris accuses Columbus of being “a murderer, a rapist, the architect of a policy of genocide that continues today.”

    (歴史家のグレン・モリスは、コロンブスを「殺人者、強姦者、そして今日続いている大量虐殺の方針の創造者である。」と非難している。)

 (2019年2月16日号掲載)