生命保険の価値とは(2022.8.16)

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ishiwada new face石和田 貴光

保険エージェント

兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部を経て、2001年8月25日に渡米。2005年10月にイシワダ保険エージェンシーを設立。カリフォルニア全域をカバーし、医療保険、生命保険、各種年金プランやペンションプランを専門とする。医療保険最大手のAnthem Blue Cross社より、カリフォルニア州 Top 1%の業績が称えられ、Premier Partnerとなる。趣味はランニング、読書。



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生命保険の価値とは

       

景気後退の兆し

現時点で、アメリカの経済において一番問題視されている点は、物価上昇です。ロシアやウクライナの戦争の影響は、近隣諸国になるほど大きな影響を受けていますが、その余波は、地球の隅々まで行き渡っています。

全体的な株価指数も、「上がっては下げ、下がっては少し上げ」を繰り返すといった「一歩進んで、二歩下がる状態」を繰り返しています。

データで見ても、去る5月に発表された消費者物価指数 (CPI)は 8.60%で、過去40年間で最も悪い指数でした。

つまり、相場を取り巻く環境が実に不安定で、FRBによる更なる利上げの可能性も織り込めば、景気の鈍化は避けられないと思います。


豊かな環境でのみ発展する生命保険

得てして、生命保険とは、生活水準が高い先進国でのみ、発展し続けたファイナンシャルプランです。

どんな人も平和な環境で暮らす事を望みます。

生活の安定とは、その人が携わる仕事から生まれます。

雇用状況が優れた地域ほど経済が発展しますので、学校を始め、公共施設も充実していく訳です。

暮らしやすい環境ほど、住みたいと思う人の数が増える為、不動産価格はもちろん、生活費の水準も高くなっていきます。

懸命に働き続ける人が多い地域ほど、発展するスピードが早い為、10年や20年の歳月を経て、豊かな人気都市へと変わっていくのです。

まさに、サンディエゴが良い例だと思います。 全体的に治安は良く、優れた学校と、素晴らしい天候にも恵まれています。

昔から人気が高い街でしたが、過去数十年で、本当に地価は上がり、世界的にも有名な都市へと成長しました。

現在45歳の人が20年前の25歳の時に、積み立て型の生命保険に加入していた場合、まとまった積立金が生まれているはずです。

掛け捨て型の生命保険の場合でも、万が一の死亡保障が大切な家族を守り続けるための「安心」が保てている訳です。

過去に生命保険にご契約いただいたお客様に、「あの時、加入しておいて良かったです」と言われる度に、本当に嬉しく思います。


長続きする安心を

生命保険が不要だという方の意見にも、謙虚に耳を傾けるように心がけています。

生命保険不要論の方には、生命保険よりも高い運用益が見込める投資を希望される方や、すでに潤沢な資産がある方など、理由は様々です。

万人の方に、生命保険の価値を見出していただけるとは思っていません。

寿命には限りがあるように、自分で稼いで残せる資金にも限りがあります。

暮らす環境の発展に伴い、あらゆる物価も上昇していきます。

金融資産への投資、不動産への投資、お子様の学資への投資など、全ての投資に対するリターンは不確定要素に満ちています。

無理の無い範囲で予算を組み、万が一の際にまとまった死亡保障が得られる生命保険を所有することは、一つの選択肢です。

長い期間を経て、私達が暮らす環境がより良くなっていく分、あらゆる維持管理費も上昇し続けるは、念頭に置くべきだと思います。

定額の保険料で大きな死亡保障を確保できる「掛け捨て型」生命保険は、最長で30年間の死亡保障期間が約束されます。

その他、支払う保険料に利息が得られる「積み立て型」生命保険も、支払期間を8年や10年といった具合に、短くすることも可能です。

生命保険は、加入時の年齢と、健康状態によって保険料が決まりますので、ご興味がおありの方は、早期の加入をお勧めします。

(2022年8月16日号掲載)