コロナウイルスがアメリカ人の死因No.1に⁉(2020.10.16)

ishiwada


ishiwada new face石和田 貴光

保険エージェント

兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部を経て、2001年8月25日に渡米。2005年10月にイシワダ保険エージェンシーを設立。カリフォルニア全域をカバーし、医療保険、生命保険、各種年金プランやペンションプランを専門とする。医療保険最大手のAnthem Blue Cross社より、カリフォルニア州 Top 1%の業績が称えられ、Premier Partnerとなる。趣味はランニング、読書。



  ご質問、ご連絡はこちらまで





column line
 

コロナウイルスがアメリカ人の死因No.1に⁉

       

アメリカの医療分野における最高峰、ジョンズ・ホプキンス大学の8月発表の総計によると、新型コロナウイルス感染症が、アルツハイマー病、事故、糖尿を抜いてアメリカ人の死因第3位にまで浮上したそうです。

続いて、The Institute for Health Metrics and Evaluation (IHME:ワシントン大学保険指標評価研究所)の発表では、想定出来る最悪のシナリオでは、今年の12月末までにアメリカ人の死因第1位にすらなる可能性があると懸念されています。

コロナウイルスの粒子を人間の大きさとすると、人間は地球位のサイズに相当します。 つまり、普通の布マスクを着用していても、感染者と同じ部屋で息をしていれば、ウイルスの粒子は簡単にマスクを通り抜けてしまうそうです。 

とは言っても、マスクが及ぼす効果が高いことは、マスク着用率の高い日本 (約85%の着用率)や、韓国 (約80%の着用率)と比較しますと、アメリカは50%以下の着用率であるが故に、この記事を執筆している9月現在、未だ感染者数は右肩上がりに増えている状況です。 

 

2021年度:個人と家族向け医療保険の申請期間 

個人や家族向け医療保険の申請期間にあたるOpen Enrollment期間について、医療保険に関する情報を提供するHealthinsurance.orgの発表では、2021年の申請期間は、「2020年11月1日〜2021年1月31日」となる見込みです。

※Open Enrollmentの期間は、後に変更となる可能性があります。

2014年から施行された医療改革以降、個人や家族向け医療保険は、このOpen Enrollmentの期間中に申請や、すでに加入されているプランの変更手続きが可能となります。

2020年度中は、COVID-19 (コロナウイルス)の影響で、新規の加入申請が特例措置として8月31日まで受け入れられましたが、来年以降も、コロナの影響による特例措置が導入される可能性はあると個人的には思っています。 

※特例措置がなされたり、申請期間が変わる場合は、弊社のウェブサイトでも随時、お知らせを致します。

2021年度も、5つの州において無保険者に対するPenaltyが課されるルールは継続されます。 

※Massachusetts・New Jersey・California・Rhode Island・District of Columbiaが対象となります。 

医療保険に未加入の場合、医療サービスを受ける際の自己負担が高くなる他、長期入院や高額医療を受けた場合など、最悪の場合、医療費が引き金で破産となるリスクと直面します。 

転ばぬ先の杖としても、何かしら正規の医療保険に加入するように心がけて下さい。

 


2021年度:メディケア(65歳以上)の
変更期間

現在、メディケアを受給されておられる65歳以上の方に向けたAEP (Annual Enrollment Period)は、「2020年10月15日〜12月7日」となります。

この期間中でありましたら、加入されておられるMedicare Advantageプランや、Medicare Supplement Plan、または、Part D (お薬)のプランを変更する事が可能です。 

メディケア関連の保険をお持ちの方で、今お持ちのプランに不満をお持ちの方、または、他社のプランに切り替えたいと思われる場合は、この期間中に変更などの手続きが可能です。

ご希望の方は、メディケア保険を取り扱う保険代理店やエージェントを通じてご相談をなさって下さい。

(2020年10月16日号掲載)