石和田 貴光
保険エージェント
兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部を経て、2001年8月25日に渡米。2005年10月にイシワダ保険エージェンシーを設立。カリフォルニア全域をカバーし、医療保険、生命保険、各種年金プランやペンションプランを専門とする。医療保険最大手のAnthem Blue Cross社より、カリフォルニア州 Top 1%の業績が称えられ、Premier Partnerとなる。趣味はランニング、読書。
万人向きの生命保険とは |
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コロナウイルスの影響で、コロナ前に当たり前だった常識の数々が、根本から激変しました。 学校に通えていない学生をはじめ、自粛要請の影響で立ち行かなくなったビジネス、気軽に行き来出来ていた海外へも簡単には行き来出来なくなってしまいました。
この変化と向き合うことで、多くの不便を感じ、苛立ちや、もどかしい思いをしているのは、私だけでは無いはずです。 特に、ご高齢の方や、既往症を患っておられる方の重症率は高いので、事態が完全に収束するまでは、くれぐれも安全の確保には余念の無いようお気をつけ下さい。 昨年の夏を過ぎる頃から、万が一に備えた生命保険のご相談件数が増えている傾向です。 知人や同僚がコロナに感染したり、コロナが原因でお亡くなりになったなど、多くの人々が、万が一に備えた策を考えるキッカケに繋がっているのだと感じます。
万が一に備えた生命保険をご検討される場合、多くの方が支払っていかれる保険料に利息が適用されるタイプの積み立て型を好まれる傾向が高いようです。 私自身、積立型の生命保険も複数保有しており、すでに保険料の払い込みが完了しているプランは、キャッシュバリュー(積立金)が毎年増えていくので、加入して良かったと満足しています。 魅力的な運用益が期待できる積立型の生命保険ほど、将来、積立金を活用できるメリットは魅力ですが、保険料は決して安くありません。 反面、大きな死亡保障に対し、保険料が安価に設定されている生命保険が、掛け捨て型 (Term Life Insurance)となります。 掛け捨て型の生命保険は、保証額に対してかかる保険料が非常に安価である為、社会人になったら加入しておいて損は無いファイナンシャル・プランの一つです。 例えるならば、掛け捨て型の生命保険は「必須」で、積立型の生命保険は「贅沢」と表現しても過言では無いと思っています。 私も含めて、多くの方の人生は、良い時があれば、そうで無い時もある、山あり谷ありの波乱万丈な人生劇場ですよね。 生命保険をお持ちでない方は、この機会に「必須」の掛け捨て型には加入なさって下さい。
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(2021年6月16日号掲載) | |||