石和田 貴光
保険エージェント
兵庫県神戸市出身。大学卒業後、新聞社系出版社にて教育広報部、営業企画部を経て、2001年8月25日に渡米。2005年10月にイシワダ保険エージェンシーを設立。カリフォルニア全域をカバーし、医療保険、生命保険、各種年金プランやペンションプランを専門とする。医療保険最大手のAnthem Blue Cross社より、カリフォルニア州 Top 1%の業績が称えられ、Premier Partnerとなる。趣味はランニング、読書。
アメリカ国産のマスクが2500万枚無料配布に |
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去る1月22日に、アメリカ国内におけるコロナウイルスの感染拡大を受けて、バイデン大統領は「国家非常事態」の延長を宣言しました。 3月〜5月にかけて、主にマスクが買えない低所得者層を中心に、国内の約1300か所の医療センターや、約6万か所の食料配給所にて、約2500万枚の無料マスクが配布されます。 昨年の同時期、各地でマスクの買い占めが起き、Amazonで購入したマスクも医療関係従事者優先ということで、我が家に届かず、とても不安な思いをしました。 そんな中、万が一に備えて備蓄していたのでと、友人から家族の人数分のマスクをいただいきました。 本当に必要なものがすぐに手に入らない状況下で、温かい手を差し伸べて下さった友人や、歯医者の方には、今でも心の底から感謝しています。
今では、オンラインでも、近所のスーパーや薬局で手軽に購入することが出来るマスクですが、パンデミックが生じて間もない頃は、簡単に手に入りませんでした。 先週、ふらっと立ち寄ったWalmartで、50枚入りの医療用マスクが1箱 6.95ドルで販売されているのを見ました。 コロナ騒動を通じて我々が失ったものは計り知れませんが、同時に、この経験を活かす為の教訓も多々あったと思います。 品切れ状態が続いた2020年を経て、我が家では、向こう半年くらい外出が出来なくなっても大丈夫なように、水やお米、缶詰などを備蓄するようになりました。 この春は、20年以上苦しんできた花粉アレルギーの症状が、こまめなマスクの着用と空気清浄機のお陰か、例年以上に快適に過ごせています。
ずいぶん前になりますが、死に直面した際に、後悔することについて書かれた本を読んだことを思い出しました。 家族との時間や会話を大切にすべきだった、他人と無駄に競わなければよかった、やりたかった挑戦をしなかったことなど、実際に死に直面された方の言葉には重みがありました。 例えば、「仕事=収入」、「医療保険=安心」、「住居=環境」など、それらが無くなってしまった場合の対応策を持ちましょう。
いくつか事例を挙げますと、
そもそも、保険とは、万が一の困った時に備えた対応策でもあります。 考えたくない「病気や死」に対して自分なりの試算を重ね、現実的に向き合っていける予算の範囲で、最適なプランを購入するお手伝いをさせていただきます。 |
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(2021年4月16日号掲載) | |||