Friday, 19 April 2024

冠詞(aかtheか) (2021.2.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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冠詞(aかtheか)

今回は、日本人の苦手とする冠詞の正しい使い方を勉強しましょう。

不定冠詞と呼ばれる「a、an」は、不特定の単数の可算名詞の前に置かれます。

「a+名詞」は、「1つの〜」、「1人の〜」、「1匹の〜」、「ある〜」、「某〜」等と訳します。

例えば、「There is a man in the restroom.」は「トイレに1人の男がいる。」と訳し、この文章からは、男が何者であるかわからないので、不定冠詞を使って、「a man」が正解で、「the man」と言っては間違いです。

「He bought a car yesterday.」は、「彼は昨日、1台の車を買った。」と訳し、初めて話題にのぼる「某自動車」を買ったということになります。

一方、定冠詞と呼ばれる「the」は、なんらかの意味で限定された単数、又は複数の可算、又は不可算名詞の前に置かれます。

つまり、いったん話題にのぼった名詞を二度目に言う時は、もう特定されているので、「a」ではなく、「the」を名詞の前に置かなければなりません。

[the+名詞]は、「その〜」、「例の〜」等と訳します。

例えば、「There is a man in the restroom.」と言った後に続く文章は、

「The man must be my new student.(その男は、私の新しい生徒に違いない。)」となり、

「the man」を「a man」と言っては間違いです。

その他に、「the」は、世の中に1つしかないもの(the sun、the moon)、最上級の形容詞(the tallest mountain)、序数(the second son)、川、海、半島、砂漠(the Mississippi、the Pacific Ocean)、2語以上の国名、団体、群島(the United States of America、the United Nations、the Hawaiian Islands)、公共建築物と乗り物(the White House、the Oriental Express)等の前に置きますが、湖、山、公園、駅、通り、寺院、大学 ( Lake Tahoe、Mount Fuji、Central Park) などは、普通、無冠詞です。

 (2021年2月16日号掲載)