2020年 10月 30日

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正確な英語文法を学ぼう(1) (2014.5.16)

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櫻井 真理

育英セミナー・サンディエゴ校室長

日本の某高校にて国語教諭として勤務。その後、育英セミナーの教育活動に賛同して転職。
現在はサンディエゴ校室長として海外子女教育に力を注ぐ。

詳細はウェブサイト まで。



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正確な英語文法を学ぼう(1)

 

Q 滞米4年以上の中学生の保護者です。

 

 

 

 

家族との日本語での会話に英語の単語も混じるほど、子どもは英語に慣れているようにみえるのですが、英語の成績があまり良くありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

A お子さんの現地校での提出物の英文を見てみましょう。

 

 

 

 

書き言葉で意志が伝えられる文章になっていますか?

 

 

 

 

単語の羅列で意味が全く伝わらない文章になっていたり、文法が正確でないために、言いたいこととは異なる文章になっていたりしませんか?

 

 

 

 

 

 

会話では、たとえ単語の羅列であっても、ジェスチャーや表情、またはその場の流れから、こちらの伝えたい内容を相手が察して理解してくれることもありますが、書き言葉ではそうはいきません。

 

 

 

 

動詞の時制が不揃いだったり、主語が明確に記載されていなかったり、主語の人称と動詞の用法が一致していなかったり、副詞の位置や助動詞の使い方、前置詞の使い方がおかしかったり…。

 

 

 

 

これでは、言いたいことが正確に伝わっていないかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

また、耳から聞いた口語をそのまま書き言葉に直してしまう人も多いようです。

 

 

 

 

以下は、アメリカ人や米国生活が長い人がよくする文法の間違いです。

 

 

 

 

 

例1)I should of gone there by noon.

 

 

 

 

 

例2)Mr. A : “I couldn't go.”

 

 

 

 

Mr. B : “Me, either.”

 

 

 

 

 

どう直せばよいか分かりますか?

 

 

 

 

 

 

現地校のクラスには英語力に多少の開きがある生徒が混在しているので、授業に参加するだけで自分が望むスピードで英語ができるようになるのは難しいのが現実です。

 

 

 

 

 

 

外国語として英語運用のルールを学ぶには、第一言語で正しいルールを学ぶのが一番効率が良いでしょう。

 

 

 

 

日本式の正確な英語文法を中1内容からしっかり秩序立てて学習して、授業を1年ほど続けることで、見違えるほど意味の通じる文章が書けるようになります。

 

 

 

 

英語は英語で学ぶべきだなどと頑 (かたく) なにならずに、臨機応変に日本語を介在しながら外国語を学習していくことも必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

Q 子どもの現地校の成績が「C」 かもしれません。どうしたらよいでしょうか?

 

A 英語が十分に聞き取れない生徒が、やるべき課題を把握できないまま「課題未提出」 で成績が悪くなるのはよくあることです。

 

 

 

 

中学生・高校生のお子さんで、自宅で現地校の宿題に取り組む時間が毎日2時間未満という場合は要注意です。

 

 

 

 

なぜなら、やらなければならないことを理解していなくて、やっていないという可能性が大きいからです。

 

 

 

 

 

 

現地校では多くの先生方が、個々の生徒の成績や課題の提出状況などをウェブページで見られるようにしています。

 

 

 

 

課題にもれなく取り組んでいるのかをサイトで確認してみましょう。

 

 

 

 

また、アメリカでは 「やるかやらないかは自己責任」 という考えが徹底しており、やらない生徒を何とかしてやるようにさせようという先生側からの働きかけは日本に比べてあまり多くありません。

 

 

 

 

課題や授業での態度も良いのに成績が振るわない場合には、担当の先生に積極的に相談して、エクストラポイントをもらえるかを聞くなど、自分から働きかけることも大切です。 

 

 

 

 

 

 

補足ですが、帰国子女枠高校入試においては、過去2、3年分の現地校成績が合否に大きく影響する学校があります。

 

 

 

 

渡米当初から、現地校の成績を良くしようという心掛けが非常に重要です。

 

 

 

 

 

 

X X X X X

 

 

 

 

 

 

お子さんの英語文法力を確認してみませんか?

 

 

 

日本式中1、中2、中3、それぞれの文法内容が正確に把握できているかどうか、育英セミナーのオリジナルテストで文法分野別の理解度を判断できます。

 

 

 

 

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(2014年5月16日号掲載)

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