9月入学できる 日本の大学について(2014.1.16)

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櫻井 真理

育英セミナー・サンディエゴ校室長

日本の某高校にて国語教諭として勤務。その後、育英セミナーの教育活動に賛同して転職。
現在はサンディエゴ校室長として海外子女教育に力を注ぐ。

詳細はウェブサイト まで。



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9月入学できる日本の大学について

 

Q 9月に入学できる日本の大学について教えてください。

 

 

 

 

A 日本の大学は通常4月入学ですが、一部の帰国子女枠入試においては、9月に入学できる大学があります。

 

 

主なところでは、早稲田大学国際教養学部、上智大学国際教養学部、国際基督教大学、慶應SFC(湘南藤沢キャンパス)環境情報学部、総合政策学部のAO入試、国立の東北大学工学部および筑波大学のAO入試があります。

 

 

 

また、近年は英語授業で卒業証書が取れるコースの新設・増設が相次ぎ、日本語よりも英語が第一言語に近くなっている日本人生徒にも門戸が開かれています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

Q 9月入学を考える上での注意事項を教えてください。

 

 

 

 

 

A 全ての9月入学英語授業コースに共通なのは、出願書類として、卒業証明書または卒業見込み証明書、成績証明書、推薦書、英語志望理由書等が必要なこと、そして合否結果にはSAT(大学によってはACTも可)とTOEFLスコアの高さ、および志望理由書の内容充実度合いが大きく影響することです。

 

 

もちろん、各大学の合格安全圏と言われるSATや TOEFLスコアは異なります。

 

 

出願に必要な書類は統一試験公式スコア到着も含めすべて出願締切日必着が原則です。

 

 

通常の4月入学に比べ9月入学は出願時期が半年以上早い場合もあるため、早い時期にSATやTOEFLのスコアが合格圏内に入っているかどうかが出願を決める上で重要な要素となります。

 

 

各統一試験申し込みを遅くとも11年生の1月から計画を立てて行うように、注意しましょう。

 

 

志望理由書も、各大学で学ぶにふさわしい人材であることをアピールできる内容にするためには、2か月程度の準備期間を考えておく方が無難でしょう。

 

 

なお、このタイプの入試は出願者の国籍は問いませんので、競争相手は必ずしも日本人のみとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

Q 今から出願の間に合う、9月入学ができて英語授業で大学卒業証書が取れる日本の大学はどこですか? また出願期間を教えてください。

 

 

 

 

 

A 例えば、次の大学があります。

 

 

 

・早稲田大学国際教養学部(WASEDA SILS)前期出願1/6(月)〜2/4(火)、後期出願2/5(水)〜4/8(火)、理工学部・社会科学部・政治経済学部の後期出願2/14(金)〜3/10(月)

 

 

 

・上智大学国際教養学部(Sophia Univ. English taught program)及び環境科学技術コース(International Undergraduate Program for Environmental Science and Technology) 第二期出願4/21(月)〜5/21(水)

 

 

 

・慶應義塾大学環境情報学部GIGA Program の Web入力出願1/27(月)〜2/14(金) +書類郵送出願2/3(月)〜2/17(月)

 

 

 

・立命館大学国際関係学部出願 3/28(金)〜4/8(火)、政策科学部第一期出願1/16(木)〜1/29(水)、第二期出願3/28(金)〜4/8(火)

 

 

 

 

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育英セミナー・サンディエゴ校では、上記各大学の出願指導を行っております。

 

 

また、SAT・TOEFL対策クラスも開講中です。お問い合わせは、This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.または☎858-674-9866まで。

 

 

 


(2014年1月16日号掲載)

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