櫻井 真理
育英セミナー・サンディエゴ校室長
日本の某高校にて国語教諭として勤務。その後、育英セミナーの教育活動に賛同して転職。
現在はサンディエゴ校室長として海外子女教育に力を注ぐ。
夏休みこそ新学期に備えよう(3) |
長い夏休みも、あっという間に中盤にさしかかっていますが、みなさん有意義な夏休みをお過ごしでしょうか? 夏休みだからこそ、普段できないような学習をすることも大切ですね。
帰国日程が決まっていない場合でも、英検を受験しておくことは、いざというときのために大切でしょう。受験級は滞米年数や個々の生徒の英語力にもよりますが、帰国子女としての英語力を証明するには、小学生ならば英検2級以上、中学生以上は準1級以上が望ましいでしょう。
例えば、同志社国際高校や国際基督教大学付属高校、茗溪学園高校などの自己推薦入試では英検準1級以上が必要です。 また、渋谷教育学園渋谷中学校は当日の英語試験が英検準1~1級程度の内容と示されています。 このほかに、取得級によって入試時に加点する学校や、生徒の英検資格の級に応じて英語の科目単位として認めてくれる学校もあります。 詳細は各学校、または www.eiken.or.jp でご確認ください。
夏休みの間にどんなことをしたらいいでしょうか?
iBT TOEFL は Reading・Listening・Speaking・Writingの4つのセクションが等しく評価されます。 滞在年数が長いほど Listening や Speaking で有利ではあるものの、根本的な英語力を試されるので、正しい英語を身に付ける努力を惜しまなければ、滞在期間が短くても高得点は可能です。 各セクションの特徴と自分の得意・不得意なセクションを把握した上で、勉強をスタートさせましょう。
iBT TOEFLとSAT両方を必要とする大学を目指すなら、どちらかを勉強するのではなく、どちらも勉強する必要があることをお忘れなく。 高校生の皆さんは、いつまでに何点を取らなければならないのかを考えて、時間のある夏こそ、がんばって勉強してみませんか?
育英セミナー・サンディエゴ校では、夏期集中講座を開講中です。英検対策クラスやiBT TOEFLクラスなど、様々なクラスを開講しています。 また、受験に向けての夏休みの過ごし方や現地校の履修の仕方など、無料カウンセリングも随時行っています。 お問い合わせは |
(2013年7月16日号掲載) |