人体が模倣する世界的名画の数々 Living Picture に見る芸術の神秘性
Pageant of the Masters 2022
2022/7/7 (木) 〜 9/2 (金)
Irvine Bowl, Laguna Beach
https://bit.ly/3NNoith
美しい海岸線を誇る芸術の街、オレンジ郡ラグナビーチで1933年から続く荘厳なアート祭。
約3,000席の野外劇場を会場に、人体で蘇らせた革命的芸術とも言える Living Pictures (生きた絵画) を披露する。
傑作絵画を人間が模倣し、舞台セットの見事な演出とともに華麗に表現するユニークな90分間のショー。
フルオーケストラによる音楽とともに、ナレーターが各作品のストーリーを観客に紹介する。
その迫力に観客は思わず息を呑んでしまう。
2022年の「ページェント・オブ・ザ・マスターズ」のテーマは “Wonderful World”。
万華鏡に散りばめられたような、百花繚乱の輝きを放つ世界の芸術に触れることは、その国の文化と魅力的な歴史を知るパスポートとなる。
生身の人間を媒体として、感動的なアート表現を可能にした Living Picture は、まさに「舞台芸術」と呼ぶことができる。
オリジナルミュージック、ストーリーテリング、イリュージョンが織りなす魅惑のステージ。
「ページェント・オブ・ザ・マスターズ」で再びタッグを組んだ、舞台監督ダイアン・チャリス・デイヴィーと脚本家ダン・ドゥーリングは次のように語る。
「今回のページェントのインスピレーションを与えてくれた一人は、調査報道の先駆者として知られる米人女性ジャーナリストのネリー・ブライ。1873年に発表されたジュール・ヴェルヌの冒険小説『80日間世界一周』に挑戦したネリーは、72日間で実現しようと試みた。私たちは、時代を超えて世界の女性に勇気を与え続けているネリーの野心的なな行動に強く惹かれ、彼女の旅行記や日記、一人旅にまつわる品々を調査してきた。果たして、彼女はミッションを達成することができたのか? それはショーを見てのお楽しみ!」。
「ページェント・オブ・ザ・マスターズ」(7/7〜9/2) と併催される「フェスティバル・オブ・アーツ・ファインアート・ショー」(7/5〜9/2) では、 オレンジ郡在住のアーティストの作品を鑑賞・購入できる。
絵画、ガラスアート、陶器、写真など、様々なメディアと多彩なスタイルの作品が展示され、フェスティバル参加者はアーティストから直接購入することができる。
服装:
日没後は気温が下がるので、ジャケット、ブランケット、セーターを持参することをお勧め。
携帯品(推奨):
・双眼鏡(現地でレンタル可)
・防寒着(ジャケットまたはブランケット。正面ゲート横のギフトショップでも購入可。支払いはクレジット・デビットカードのみ)
・シートクッション(座布団は現地でもレンタル可)
エチケット:
ボランティアや周囲の観客への礼儀として、上演中の会話は禁止。携帯電話、ブザー、時計のアラームなど、全ての電子機器を消音状態にするか電源を切る。質問・要望があれば係員または警備員にアドバイスを求める。来場者とスタッフに迷惑が掛からないようマナーを守る。
写真撮影:
撮影、録音、録画は一切禁止。
持込禁止物:
・ロウソク
・セルフィー(自撮り棒)
・レーザーポインター
・椅子やテーブルを含む個人所有の家具
◼︎チケット:
約$30 - $280(日によって料金が変わる。詳細は上記ウェブサイトを参照)