Photos by Iturbide & Álvarez Bravo
イトゥルビデ & アルバレス・ブラボ 写真展
メキシコの精神風土と伝統価値
威厳と悲痛が交錯する深い表現性
ラテンアメリカを代表する偉大な写真家といえば、グラシエラ・イトゥルビデ (1942-) とマヌエル・ アルバレス・ブラボ (1902-2002) が挙げられる。
メキシコ出身の2人は深い交流があり、写真を通して母 国の精神風土と伝統価値を同胞に伝えた。
生は死の眠りから覚めた一瞬の夢という、メキシコ人特有の死生観がある。
2人は儀式や日常を詩的に撮影する姿勢を貫き、メキシコ人のアイデンティティ確立をテーマに、時には悲痛を激写しつつ、深い表現性を湛えた作品を数多く残した。
MUSEUM OF CONTEMPORARY ART SD, 1100 & 1001 Kettner Blvd., SD
phone: 858-454- 3541 (I)
3/15 ( 日) まで
* 開館時間はウェブで
$10 ( 一般)、$5 ( 学生、シニア)
www.mcasd.org
(2020年1月16日号掲載)