女性パイロットの歴史をたどる 宇宙飛行士サリー・ライドまで
American Women of Flight
展示中
San Diego Air & Space Museum
sandiegoairandspace.org/exhibits/exhibit/american-women-of-flight
サンディエゴ航空宇宙博物館の “American Women of Flight” は女性による航空界への貢献を称える展示会。
米人女性がパイロットとして航空界に進出し、宇宙飛行士の一員となるまでの約100年の歴史を通観する。
「女性飛行士列伝」の中で特筆すべきは、アフリカ系米人女性パイロット第１号として名を刻むベッシー・コールマン (1892-1926)。
彼女は22 歳でパリに渡り、1921年に米人初の国際パイロット免許を取得して夢を実現した。
初めて音速 (マッハ１) の壁を破った女性飛行士ジャクリーン・コクラン (1906-1980)、女性初のスペースシャトル・チャレンジャーの乗組員となったサリー・ライド (1951-2012) ほか。
加えて、90年以上の歴史をもつ女性パイロットの組織「99s」も紹介している。
「ザ・ナインティナイン国際女性パイロット機構」(International Organization of Women Pilots＝通称99s) は、プロの女性パイロットにネットワーク、人材育成、奨学金の機会を提供する国際的組織。
女性として初の大西洋単独横断飛行を達成し、数多くの飛行記録を樹立したアメリア・イアハート (1897-1937) が女性パイロットの会合を呼びかけ、1929年11月2日、女性パイロットの相互支援と向上のために、26人のライセンスを持つ女性パイロットによって設立された。
* “American Women of Flight” の展示会場は Zable 3D/4D Theater の外にある Golden Age of Flight Gallery。
◼︎ チケット：
一般 (12歳以上) $22.00
シニア (65歳以上)／学生／退役軍人 (身分証明書を提示) $18.00
児童 (3-11歳) $12
2歳以下 無料
SDASMメンバー 無料
マックス・フライト・シミュレーター 1人$8