ユダヤ教正統派２夫婦が語る人間の普遍 「アンネ・フランク・ゲーム」とは？
What We Talk About ... Anne Frank
2022/10/23 (日) まで
The Old Globe Theatre
https://bit.ly/3D3jsGn
ピューリッツァー賞最終候補の作家ネイサン・イングランダーと演出家バリー・エーデルスタインは、スターリン時代の獄舎で服役する同胞の葛藤を描く『The Twenty-Seventh Man (27番目の男)』でグローブ座の観客を驚かせた。
今回、同じ2人が再びタッグを組んで、2組の夫婦を通じながら、現代の友情を綴る異色コメディ『What We Talk About When We Talk About Anne Frank (アンネ・フランクについて僕たちの語ること)』をワールドプレミアとして上演する。
『アンネ・フランクについて僕たちの語ること』は、多くの受賞歴を持つイングランダーの短編小説を舞台化したもの。
日曜日の午後、テーブルを囲んで、2組のユダヤ人夫婦が会話をしているところから始まる。
妻同士が同じユダヤ人学校に通った同級生という共通点はあるが、一方の夫婦はイスラエルに移住した急進的正統派、もう片方はアメリカ在住であまり宗教に熱心ではない。
高校時代には切っても切れない関係だった2人の女性が、大人になると地球の両極に離れて住むようになり、文化、宗教、家族について全く異なる経験を積んでいた。
最初はぎくしゃくとしていたが、次第に空気が緩みはじめ、パートナーの知られざる過去と子供のころに興じていた「アンネ・フランクごっこ」の話に広がっていく。
その結果、目の当たりにした現実に4人は呆然としてしまう・・・。
「アンネ・フランクごっこ」とは、どのような遊びだったのか？
*舞台は強い言語表現を含む。
◼︎ チケット：$30〜$106