ラホヤ音楽協会、室内管弦楽の祭典 他ジャンルとのフュージョンも
SummerFest 2023
2023/8/26 (土) まで
The Baker-Baum Concert Hall
https://bit.ly/3XNCU2e
ラホヤ音楽協会主催のサマーフェストがUCSDの「ザ・コンラッド」(The Conrad Prebys Performing Arts Center) にて今年も開催される。
音楽監督に就任して今年で5年目を迎えるイノン・バルナタンは、"The Great Unknown "と題し、発見と再発見の喜び、予期せぬことへの喜び、異国の神秘を探求するエキサイティングなプログラムを創作した。
作曲家のトーマス・アデス、指揮者アラン・ギルバート、ルイス・ケイト・バンド、そしてウェンディ・ウィーラン主演、フランチェスカ・ハーパー振付の「動物の謝肉祭」など新たな委託作品が見どころ。
「聴衆は、幻想的で別世界のような作品、神話、おとぎ話、夢、思い出を発見し、正典で最も愛されている作品と、有名な作曲家、あまり知られていない作曲家、これまで沈黙していた作曲家の隠れた名曲の両方を楽しめるだろう。なによりも、
"The Great Unknown "は、音楽の神秘的で無形な性質と、音楽がいかに私たちを変容させ、刺激し、驚かせ続けるかを体現している」とバルナタン氏は話している。
今年のサマーフェストでは、イノン・バルナタンと投資家で慈善家でもあるクララ・ウー・ツァイが共同プロデュースする「シナジー・イニシアチブ」シリーズが復活する。
アンソニー・マッギル、コンラッド・タオ、タカーチ弦楽四重奏団など、世界中から集まる一流の演奏家たちのパフォーマンスを楽しもう。
このフェスティバルのハイライトは、先述の「動物の謝肉祭」の再創造の特別プレビュー公演が挙げられる。
この物語は、ケネディ・センターのソーシャル・インパクト担当副社長兼芸術監督であるスポークン・ワード・アーティストで活動家のマーク・バムティ・ジョセフ、ニューヨーク・シティ・バレエ団の副芸術監督である伝説的ダンサーのウェンディ・ウィーラン、そしてアイリーIIの芸術監督である高名な振付家フランチェスカ・ハーパーのレンズを通して語られる、社会の価値観の移り変わりを描いた物語である。
シナジー・イニシアチブの一環であるこの委嘱作品には、フェスティバル・アーティストのイノン・バルナタン、ジョイス・ヤン、ジュネーブ・ルイス、ガブリエル・マーティンスが出演する。
◼︎「サマーフェスト 2023」スケジュール:
- 初日公演:「Expect the Unexpected(予期せぬことに備えよ)」 7/28(金)7:30pm
Alan Gilbert(指揮&バイオリン) - 「Journey in Light (光の旅)」7/29(土)7:30pm
1日の経過を描いた音楽の旅に出る。各曲がその進行を表現し、日の出からきらめく月明かりまでを表現する。 - 「A Song to Remember(思い出の歌)」7/30(日)3pm
ブラームスのホルン三重奏曲 変ホ長調 作品40
マーラーの「大地の歌」(シェーンベルク編曲) - 「Fantastic Tales(素晴らしい物語)」8/2(水)7pm
シューマン「幻想小品」 チェロとピアノのための作品73
トーマス・アデス「メルヘンの踊り」
ヤナーチェク「コンチェルティーノ」
シューマン「ピアノ五重奏曲」 変ホ長調 作品44 - 「Jazz @ The JAI」8/3(木)6pm & 8:30om
ジャズのスタンダード曲とヴィンテージにインスパイアされたボーカルパフォーマンスの夜 - 「Dreams and Prayers(夢と祈り)」8/4(金)7:30pm
J.S. バッハ「Wachet auf, ruft uns die Stimme」(ストリングトリオ編曲)
オスバルド・ゴリホフ「The Dreams and Prayers of Isaac the Blind」
メンデルスゾーン「ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 作品66」 - 「Magic and Alchemy(魔法と錬金術)」8/5(土)7:30pm
バード、ダウランド、ギボンズ、パーセルによるルネサンスとバロックの作品の選曲 - 「Myths and Rites(神話と儀式)」8/6(日)3pm
リスト「オルフェウス」 S.98(サン=サーンスによるピアノトリオ編曲)
グルックのオペラ「オルフェオとエウリディーチェ」より「メロディー」
シマノフスキ「神話」 作品30
ストラヴィンスキー「春の祭典」(2台のピアノ編曲) - 「Takeover @ The JAI with Thomas Adès」8/6(日)7pm
作曲家トーマス・アデスによるピアノ演奏と、クラリネット奏者のマーク・シンプソンをフィーチャーしたSummerFest 2023のComposer-in-Residenceのイベントなど、さまざまなプログラムが予定されている - 「The Great Americans(アメリカ合衆国の偉人たち)」8/9(水)7pm
ビーチ「ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品67」
ポール・ウィアンコ「アメリカン俳句 ビオラとチェロのための」
ドヴォルザーク「弦楽四重奏曲 ヘ長調 作品96『アメリカ』」 - 「New Ground(新たな土壌/出発点)」8/11(金)7:30pm
クライン「ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのトリオ」
ベートーヴェン「ホ短調弦楽四重奏曲 作品59-2『ラズモフスキー』」
ショパン「チェロとピアノのためのソナタ ト短調 作品65」 - 「Promises, Promises(約束、約束)」8/13(日)3:00pm
ポール・ウィアンコ「Closed Universe(クローズド・ユニバース)」
ドフナーニ「Cマイナー ピアノ五重奏曲 作品1」
シューベルト「変ホ長調 ピアノ三重奏曲 第2番 D.929」 - 「Bohemian Rhapsody(ボヘミアン・ラプソディ)」8/16(水)7pm
ドヴォルザーク「スラヴ舞曲 ピアノ四手のための」
ラヴェル「ツィガーヌ」
ブラームス「ト短調 ピアノ四重奏曲 第1番 作品25」 - 「Synergy Weekend: Jazz @ The JAI Louis Cato Band」8/17(木)6pm & 8:30pm
グラミー賞にノミネートされたルイス・ケイトは、多才なマルチインストゥルメンタリストであり、The Late Show with Stephen Colbertのハウスバンドを率いている。彼と彼のバンドはThe JAIで、エクレクティックなジャズにインスピレーションを受けたパフォーマンスを披露する。 - 「Synergy Weekend: Carnival of the Animals(シナジーウィークエンド:動物のカーニバル)」8/18(金)7:30pm
「動物のカーニバル」の再構築の特別プレビュー公演。 - 「Synergy Weekend: American Classic(シナジーウィークエンド:アメリカンクラシック)」8/19(土)7:30pm
高く評価されているクラシックのバイオリニスト兼フィドラーであるTessa Larkは、作詞家、プロデューサー、ベーシストのMichael Thurber(元The Late Show with Stephen Colbert)、クラシックとジャズのマスタークラリネット奏者で即興演奏家のMark Dover、そしてGRAMMYノミネートされ、国際的に高く評価されているマルチインストゥルメンタリスト、プロデューサー、ソングライターであるLouis Catoとのコラボレーションが実現。 - 「Souvenirs(思い出)」8/23(水)7pm
ショッソン「Poème」作品25
ブラームス「ア短調クラリネット三重奏曲」作品114
チャイコフスキー「フィレンツェの思い出」作品70 - 「Unsilenced Voices(沈黙されていない声)」8/25(金)7:30pm
シューリホフ「弦楽四重奏曲のための5つの小品」
F. メンデルスゾーン「変ホ長調弦楽四重奏曲」
メシアン「鳥の深淵(アビーム・デ・ワゾー)」
ジェシー・モンゴメリ「クラリネットとピアノのための平和」
ショスタコーヴィチ「ホ短調ピアノ三重奏曲 第2番」 - 「Finale: Serenades(フィナーレ:セレナード)」8/26(土)7:30pm
ドフナーニ「Cメジャーによる弦楽三重奏曲セレナード」作品10
ブルッフ「クラリネット、ヴィオラ、弦楽オーケストラのためのE短調ダブル協奏曲」作品88
マーキュリー「ボヘミアン・ラプソディー」を5つのチェロとピアノのために編曲(バルナタン編)
チャイコフスキー「Cメジャーによる弦楽セレナード」作品48
◼︎ サマーフェスト2023 シーズンチケットパッケージ:
*チケットの詳細情報は La Jolla Music Society の Box Office ☎︎ 858-459-3728、またはこちらから。