Thursday, 21 November 2024

暑い/温暖化

 

▽地球温暖化ではなく、地球沸騰化らしい。記録的猛暑と大規模な森林火災、異常気象がもたらす農作物の不作と食糧危機、さらに、永久凍土に閉じ込められていた未知のウイルスや細菌が氷河融解で放出され、新たなパンデミックが再来するという恐怖・・。人知を結集しないと、地球生命の臨界点を越えてしまう。先ずは温室効果ガス削減の強化。そして脱化石燃料の実現。微力ながらも、個々人ができることを考えよう ▽昨年の夏に重度の熱中症 (heatstroke) を体験した私。今年の夏も暑い。予防のために麦茶をガブガブ飲んでいたら、衝撃の事態に見舞われた。我が家界隈では大掛かりな上下水道工事が行われ、一時的な断水が何度も起きている。回復後から麦茶を大量に作り、飲み続けていた私は、ふと気づいた! 蛇口から流れる水の色そのものが薄っすらと「茶色」ではないか! 慌てて作業員の1人に苦情をぶつける。「流し続ければ透明になるよ。パイプの塗料が少し混ざっただけ。人体には無害なので心配いらない」 と、涼しい顔で言う。でも、レストランで出されるお冷 (ヒヤ) がこの色だったら飲めないよ! 胃腸が丈夫な妻は、少しカビが生えているアップルパイを食べても元気一杯!! 茶色の水を飲んでしまった夫を「何を不安がってるの?」 と笑い飛ばす。あなたのようにはいかないよ。夏の私は弱いから。 (SS)
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▽暑い。とても暑い。日本に帰国中の友人からは、次々と「酷暑だよ」「クソ暑い!」「メガ暑、ギガ暑、テラ暑」という声が聞こえてくる。「エアコンは好きではないが、もはや必須」と友人。部屋の温度上昇に気付かないまま倒れる高齢者が続出しているらしい。▽子供の頃、夏と言えば扇風機が活躍していた。昭和時代の扇風機は、ヒラヒラとした吹き流しが付いていて、それが風を感じさせてくれて、なんとなく涼しい気持ちになっていた。扇風機の前で声を出すと、宇宙人っぽい声になるので「ワレワレハ〜ウチュウジンダ〜」と言ってよく遊んだ。▽また、風鈴の音色は夏の象徴だった。でも「風鈴の音で涼しく感じられるのは、日本人だけ」という衝撃の研究結果がNHKの『チコちゃんに叱られる』で紹介されていた。日本人は風鈴の音を聞くだけで、風が吹いていると勘違いし、涼しいと感じる条件反射を身に付けたらしい。▽現在、我が家にはまだエアコンがない。暑さを凌ぐために購入した簡易式クーラーは、稼動した途端に電源がトラブルを起こし、電気屋さんを呼んだら、高額な配電盤が必要とのことで、結局、放置してしまった。地球の気温は年々上昇し続けている。次の50年でさらに1.5〜2.5℃の上昇が予測されており、これからの夏はさらに厳しくなるとのこと。そろそろ真剣にエアコンの設置を考えなければならない。(NS)
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地球温暖化のニュースをよく耳にするが、確かにサンディエゴも年々暑くなってきている。サンディエゴの夏はもっと涼しくて、過ごしやすかったと思う。日差しは強いけれど、風が涼しくて、カラッとしていたような。。。いつの間にか、夏が蒸し暑く不快になってきた。もしかしたら、湿気の多いジメジメした日本の夏を久しく経験していないから、少しの湿気でも耐えられなくなってきたのかも。。。やはり、グローバルウォーミングのせい? そのうち、日本の夏のように蒸し蒸しに暑くなるのだろうか。すでに蒸し暑い日本は、どれだけ厳しい暑さになるのだろう。想像すると恐ろしい。今、子供たちの夏休みを利用して、北カリフォルニアにある夫の母の家に滞在している。サンフランシスコから1時間ほど車で北東に行った地点にあるこの街は、海からも遠く、平地に囲まれていて、夏は気温がとても高くなる。日中は100℉以上になる。でも、乾燥していて、カラッとした暑さで、いつでも強い風が吹いている。義母は「暑い暑い」とボヤいているが、湿気の多い最近のサンディエゴの夏に慣れた私たち家族には過ごしやすく感じられる。あと数日でサンディエゴに戻る。これから一番暑い (と言われている) 9月がやってくる。扇風機で乗り切れるだろうか。 (YA)
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suzuko-san
海面上昇、異常気象、砂漠化などをはじめ、氷河、永久凍土、海氷の融解をもたらす地球温暖化=Global Warming。人間の活動が活発になるにつれ、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇する現象だ。そして、この変化は20世紀半ば以降から、かつてないほどのスピードと規模で深刻化しているという。人類が危機感を抱いて、1985年に温暖化に関する世界会議がオーストリアのフィラハで開かれたそうだ。ある調査によると、10年に0.12~0.22℃の割合で気温が上昇しているとのこと。美しい水の都、私の大好きなベニスもこの地球温暖化の影響をダイレクトに受けて、海面は1年に2ミリずつ上昇。このまま行けば2100年までに水没してしまうとさえ言われている。インドネシアの首都ジャカルタに至っては、地下水の汲み上げによる地盤沈下と温暖化とが相まって、2050年までにはジャカルタ北部の90%が海に沈むという試算から、2045年までに首都を移転する計画もあるそうだ。このように、地球上の誰もがその影響を被 (こうむ) る現象に直面し、各企業がそれぞれ対策を講じて努力を続けているのは周知の通り。では、我々は個人として、何ができるかというと、節電、節水、公共交通機関の利用、エコバッグ持参・・・。はい、すべて努力しています。だから、大好きなベニス、沈まないでぇ~! (Belle)
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jinnno-san
やたら蒸し暑い。こんな酷暑はサンディエゴでは経験しなかった。真夏でも汗が出るほどではなかったし、日陰に入れば涼しさや寒さえ感じていたのに、ここ数年は温暖化の影響なのか、以前ほど乾燥してなくて、湿度が増したように感じる。汗が出る! 洗濯物も食器も、ちょっと放っておけば、すぐ乾いていたのに、翌朝になっても乾いてない! 異常だわー。肌が汗でベトッとする。日本なら当たり前なんだけど、ここ数年、サンディエゴは何かがおかしい。はっきり、くっきり、変化が見られるのは、、外で川などない所で普通に蚊に刺される! 先日は、家を出て中庭を通って、駐車場の車に乗るまでに5箇所ほど刺された! 片道1分くらいの歩行距離なのに 笑。さらに、20分ほど運転している間も、なーんか、ふんわりと痒いのよね、足が。キツイ痒さでなく、やんわりと。でも、確実に痒い。もしや・・と思って、目的地に着いて足を点検すると、、間違いなく蚊に刺されてる。両手、両足に20箇所くらい! 笑。サンディエゴで蚊に悩まされるなんて、数年前はなかった! でも、昨今の日本の夏に比べたら、やっぱりサンディエゴは極楽よねぇー。温暖化だあーーと言いつつ、昔、お土産にもらって絶対使わないと思っていた、ラベンダーなどの香りと彩りの可愛い蚊取り線香を焚いて (+蚊に刺されながら)、楽しく、中庭でビール飲もっと 笑。 (りさ子と彩雲と那月と満星が姪)
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毎年夏になると、子供たちの夏休みに合わせて帰省しているが、とにかく日本は暑くて、湿気がキツい。それなのに、帰国してすぐに行くのが、猛暑の中を一日中歩き回る “地獄の” ディズニーランド。それが恒例になっている。私だってディズニーは嫌いじゃない。ただ、厳しい暑さの中を歩いたり、乗物のために120分待ちだ、90分待ちだと我慢するのが辛いのだ。ディズニーランドにいると、炎天下でも30分待ちが短く感じるなど、時間の感覚がおかしくなってくるほどだ。開園と同時に (オープン前のゲートの外にも長蛇の列)、人々が目的のアトラクションに一目散に向かって歩き始める。私たち家族も負けないよう頑張るが、如何せん慣れていないので、どこに何があるかも分からずひたすら歩く。どこにも寄り道せずに目的地にたどり着いても、すでに90分待ちの位置にいる私たちの前に、優雅に美味しそうな飲み物やポップコーンを持って並んでいる人たちがいる。どんな魔法を使ってそこにいるのだろう? ディズニーは秋と冬の季節が混んでいると聞いた。体力のない者、暑さに弱い者は酷暑の中で終日過ごすのは無理だからだ。ああ、そうか。ディズニーは「弱肉強食」の世界なのね。弱者は自然にまかせて来ることさえできなくなるという・・。でも、あそこって「夢の国」って言われてなかったっけ?(SU)

(2023年9月1日号に掲載)