1月13日(土)、サンディエゴ補習授業校みなと学園幼稚部が、コロナパンデミック以来4年ぶりに、本格的な餅つき大会をマディソン高校(借用校)で開催しました。
午前11時より、25名の園児たちがお正月の飾り付けが施された会場のカフェテリアに入場。
保護者やマディソン校の校長先生を前に、みなと学園の校歌を元気いっぱいに合唱しました。
この日のハイライトは、澤邊校長と理事による本格的な餅つきの披露でした。
蒸した餅米を臼に移し、園児たちも子供用の杵を使い、交代で餅つきを楽しみました。
つきたてのお餅で作られた「あべかわ餅」「いそべ餅」「あんこ餅」を味わい、園児たちは日本の味を堪能しました。
昼食後、みなと学園の卒業生である戸﨑泰志さんによる迫力のある空手演武が披露されました。
園児たちは、戸﨑さんの力強い演武に魅了され、その後、基本の突きや蹴りを学びました。
さらに、現在高等部2年生の宮腰桜さんによる空手演武も鑑賞し、園児たちは日本の武道文化に触れる貴重な体験をしました。
その後、みなと学園の保護者による墨絵のデモンストレーションを鑑賞しました。
今年の干支「辰」の文字が、まるで本物の龍の絵に変化する様子に、園児たちは驚いていました。
今度は自分でもやってみたいという園児もいました。
最後に、玄武太鼓のメンバーによる迫力満点の和太鼓演奏が行われ、園児たちは玄武太鼓のメンバーと一緒にバチを持って太鼓をたたく体験をしました。
澤邊校長は、「保護者の皆様のご協力のおかげで、素晴らしい餅つき大会を開催できました。
園児たちにとって、日本の正月文化を体験する貴重な一日となりました」と述べています。
▽みなと学園:☎︎ 858-576-0434 / www.sdminato.org
(2024年2月1日号に掲載)