愛絆会主催によるセミナーが開催されました
「学生でもアメリカで働ける4つの方法」 講師は留学アドバイザーのヘインズ・ナミさん
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去る4月20日 (水) の夕方、「知らなければ損する 学生でもアメリカで働ける4つの方法」 と題したセミナーが、カーニーメサの San Diego Japanese Community Center で開催された。
このセミナーは、NPO法人・愛絆会(www.azunakai.org/ phone: 858-380-5899)が主催したもので、当日は、留学アドバイザーのヘインズ・ナミさん(右下写真)を講師に迎えて、合計40余名が参加。
午後6時30分、愛絆会の中山愛美さんの司会でセミナーがスタート。
日本語、韓国語、そして英語を話すナミさんが、プロジェクターを使って「学生でもアメリカで働ける4つの方法」を具体的に分かりやすく解説。
また、Q&Aコーナーでは活発な意見交換が行われた。
セミナーの概要は次の通り。
1) OPT (Optional Practical Training)
• 学生ビザ(F-1)で就学している学生が専攻した分野と関連のある職種で、プログラム修了後に企業での実地研修を行う。
最長1年間。
• OPTは学位レベルごとに行うことができる。
例えば、コミュニティカレッジで2年間勉強して準学士号を取得してから1年間のOPTを行い、次に4年制大学に編入して学士号を取得してから1年間のOPTを行い、さらに大学院に進学して修士号を取得してから1年間のOPTを行うことが可能。
2) CPT (Curricular Practical Training)
• 学生ビザ(F-1) で就学している学生が、専攻しているプログラムの一環として企業で実地研修を行うもの。
カリキュラムの一環としての位置づけで、インターンシップをすることで、それが単位となるようなプログラムを受講する必要がある。
• 週20時間までのパートタイム、フルタイムでも就労できる。
ただし、CPTをフルタイムで1年以上行った場合、OPTができなくなる。
3) On Campus
• オンキャンパス(学内もしくは関連施設) でのみ、週20時間以内のアルバイトが許可されている。
ブックストア、カフェテリアなど。
4) Off Campus (Economic Hardship Employment)
• 入学後に経済面で予期しなかった深刻な困難(Severe economic hardship)に直面した場合、USCISに申請して認可されれば、例外処置としてオフキャンパスで働くことができる。
ナミさんは韓国の釜山生まれ。日本の大阪で育ち、2008年に留学生として渡米。
2010年から2015年まで私立大学のESLで日本語、韓国語、そして英語を話すアドバイザー、スーパーバイザーとして勤務。
現在は、カスタマイズ留学エージェントUSNami Campus Accessを立ち上げ、サンディエゴで学生たちをサポートしている。
USNAMI
phone:619-786-3237
www.usnami.com
(2016年5月16日号掲載)