ジャパン・ハウス ロサンゼルス 2階スペースに、日本の伝統とモダンを掛け合わせた商品を扱うショールーム、WAZA がオープンいたしました。
伝統的な物作りや職人による高度な技術を、新感覚和モダンのスタイルへブラッシュアップした商品を扱っており、ユニークで感度の高い品揃えとなっています。
ジャパン・ハウス施設内で実際に商品を手に取ってご覧いただき、お気に召したものをオンラインでご購入いただけるハイブリッド型のショップとなっており、ハリウッドへ観光等の目的でいらしたお客様にも、お荷物を持ち帰る心配をせずにお買い物を楽しんでいただけます。
食器、家庭雑貨、ファッション、食品等を取り扱っております。
WAZAの漢字表記「和技」には、歴史や伝統の中で培われた調和と技術への想いが込められています。
取り扱う商品はどれも、これらの価値を体現しています。
注目商品の一部について下記にてご紹介いたします。
- FUMIKODA (フミコダ): 今回日本国外では初めての販売となるハンドバッグ及びアクセサリー・メーカー。日本製の高機能なヴィーガンレザーにオリジナル加工を施し、日本の革職人によって丁寧に製鞄されています。人気の高岡銅器シリーズは、400年の歴史を持つ技術を生かし、富山県の伝統工芸士 折井宏司氏によって作られる神秘的なターコイズ・ブルーのパーツを使用しています。
- NOUSAKU (能作): 錫や真鍮、青銅等を原料に、高い鋳造技術によって食器、酒器、茶器や花器等を製造しています。
熱し溶かした金属を鋳型に流し込み、製品を成型する方法を鋳造といいますが、創業より培った職人の技法により、様々な鋳造技術を使い分けて多品種少量生産を実現しています。
KASHOEN (華祥苑): 江戸時代から筆の製造が盛んであった広島県熊野町で、高本庄蔵により1883年に創業。書筆作りの伝統を継承しつつ、新しい技術や発想を取り入れることで、日本を代表する化粧筆メーカーとなりました。独自の基準で厳選した極上の毛のみを使用し、仕上げまでのすべての工程を一貫して手作業で行っています。
WAZA ショールームは、毎日午前11時から午後6時まで営業しております。
ジャパン・ハウス ロサンゼルス(JHLA)について
アートや工芸、デザイン、建築、科学技術、ポップカルチャー、食文化等、幅広いテーマから日本を紹介します。日本を一つの定義でくくってしまうのではなく、「日本とは何か」という真摯で柔らかい問いかけを持ち続けながら、常に進化を続ける日本の文化への理解を深めていきます。
JHLAは、ハリウッド＆ハイランドセンター内の2フロア14,000 sq. ft.（約1,300平米） を使い、アメリカ及び世界からのお客様に向けて日本の様々な側面を紹介します。
2階スペースには、日本の想像力に焦点を当てる展示ギャラリーと、厳選された商品を紹介するWAZAショールームが設置されています。
5階スペースには多目的に利用できるサロン、くつろげるライブラリーが設けられ、ハリウッドとロサンゼルスが一望できます。
公式ホームページ：https://www.japanhousela.com
（2021年11月1日号掲載）