本誌コラム「心の健康ノート」 でもお馴染みの Dr.美甘の著書を原作にしたドキュメンタリー映画「8:15」(はちじ・じゅうごふん)が、「第51回ナッシュヴィル映画祭」の「オフィシャルセレクション」に選ばれました。
「ナッシュヴィル映画祭=Nashville Film Festival」は、アメリカで最も古い映画祭のひとつとして人気を博し、毎年4−5万人が参加。
今年はオンラインで開催され、10月1日から7日まで米国内で視聴が可能です。
チケットは12ドルで、48時間視聴可。
チケット代は全額、映画祭運営の非営利団体に寄付されます。
「8:15」上映リンク:https://bit.ly/362fZHt 上映時間:約50分。
ドキュメンタリー映画 「8:15」 は、Dr. 美甘の著書“8:15 - A True Story of Survival and Forgiveness from Hiroshima” (日本語版 『8時15分 ヒロシマで 生きぬいて許す心』) をもとにNYで製作された異色の作品です。
父親・進示さんと 祖父・福一さんが被爆後、命からがら逃れるさまが、迫真の演技で再現され、原爆の悲惨さや戦後を生き抜く苦難、そして「許す心」と人間愛が描かれています。
言語は主に英語で、日本語字幕付き。
再現ドラマ部分については、日本語で英語字幕付き。
あらすじ、製作者などの詳細は、815documentary.com(予告編付き, 英語・日本語)をご覧ください。
予告編のみのURLはこちら。https://youtu.be/VOTPVPVB5DM
ドキュメンタリー映画「8:15」は去る8月6日、広島平和式典会場と、その前夜に行われた約90カ国とEUの大使及び国連事務次長のための歓迎夕食会で一部上映され、参加者に深い感動を与えました。
映画製作のエグゼクティブ・プロデューサーを務めたDr.美甘は「苦悩と絶望のさなかにも 『許す心』を見い出し、未来を見つめて歩き始める— 映画を観て、世界中の皆さんに 逆境を乗り越える強さと人間愛に共感いただければ」と語っています。
同映画は今年7月31日から9月3日までの5週間、広島市の八丁座で原爆75周年記念行事として特別に上映されました。
映画の原作となったDr. 美甘の著書のオリジナル版 "Rising from the Ashes"は、全米日系博物館のギフトショップでも販売。
英語版新版の"8:15 - A True Story of Survival and Forgiveness from Hiroshima"とともに、現在6カ国語 (英語、日本語、イタリア語、スペイン語、ポーランド語、ドイツ語)で出版。
アマゾンなどで入手可能。
最新のドイツ語版は7月末に出版され、現在、ドイツ語版オーディオブックも製作中。
日本語のオーディオブックもあります。
英語版の本のウェブサイト:http://815hiroshima.com/
日本語版の本のウェブサイト:http://815book.org
日本語版オーディオブック:https://audiobook.jp/product/235212