2022年5月15日
サンディエゴ不動産協会 (SDAR) がSD・マルチプル・リスティング・サービス (SDMLS) のオンライン検索を通じてまとめた再販住宅統計によると、今年4月、SD郡内の一戸建て住宅の中間価格が初めて100万ドルに到達した。言い換えれば、4月に成約した物件の半数が$1ミリオン以上で売却されたことになる。
地元メディアが伝えた。
サンディエゴ郡内の4月時点の一戸建て中間価格は、前月比で約2.5%、昨年同月比で約19%上昇。
連軒物件 (コンドミニアム、タウンホーム) は前月比で約3%、前年比で約25%アップを記録し、中間価格を660,500ドルまで押し上げた。
「米国において資産形成と経済的安定を目指す手段として、住宅所有の重要性が如実に示されている」と、SDAR会長クリス・アンダーソン氏。
SDARの4月統計によると、SD郡内で一戸建て住宅販売件数が多かったジップコードと地域は次の通り:
① 92028 (フォールブルック):70件
② 92057 (オーシャンサイド北地区):56件
③ 92071 (サンティー):53件
④ 92056(オーシャンサイド東地区):47件
⑤ 92026 (エスコンディード北地区):44件
4月にサンディエゴ郡内で1650万ドルの最高額で売却された住宅は、ランチョサンタフェの6エーカーを超える敷地をもつ豪邸だったという。
この地所には7ベッドルーム、12バスルーム、2ゲストハウスのほか、バレーボール、テニス、バスケットボールのコートなどが付設されている。
(2022年6月1日号掲載)