ダルビッシュ日米3,000奪三振 ドジャース戦で今季12勝目

2022年9月3日

パドレスのダルビッシュ有投手 (36) が9月2日、ロサンゼルスでのドジャース戦で、野茂英雄氏以来、日本勢2人目日米通算3,000奪三振を記録した。

7回を無失点、9奪三振で今季12勝目を飾り「自分を大きな愛で育ててくれた (日本ハム) ファイターズあってのこと。本当に感謝している」と語った。


2011年までプレーしたプロ野球日本ハムで1,250奪三振をマークし、2012年に大リーグに移籍。

節目まであと6個で迎えたドジャース戦でメジャー1,750個目の三振を奪った。


5回裏、無死一塁。

ダルビッシュ投手は2019年ナ・リーグ最優秀選手のベリンジャー外野手を相手に3連続の速球で押し、4球目はスライダーを内角低めに決めた。

鋭く曲がる変化球に強打者のバットは止まらず、三塁塁審の手が上がった。

日米18年目で野茂以来となる通算3,000奪三振を通過点として「この1勝は大きい。自分たちにとって大きな自信になる」と喜びを噛みしめた。


同地区で首位を独走する強敵ドジャースに「いつも通りやっても勝てない」と、配球を工夫した。

普段はカットボールが最も多く4割程度を占める中で、主軸のベッツ外野手らに真っすぐで攻めた。

「ドジャース相手が一番楽しいし、完璧でないといけない。対戦前は登板間でも酒も飲まず、それだけ懸けている」。

プレーオフ進出へ負けられない一戦で111球を投げた。


今季25試合目で投球回は162回2/3となり、4年連続で規定投球回に到達した。

レギュラーシーズンは残り半月。

頼れるエースがパドレスを引っ張っていく。


野茂英雄氏は日本で1,204、メジャーで1,918の通算3,122奪三振を記録。

プロ野球では金田正一氏の4,490、大リーグではノーラン・ライアン氏の5,714が最多。



*Picture:© MLB / San Diego Padres



(2022年9月16日号掲載)