全米で感染対策再強化、CA州は経済「緊急停止」 SD郡は最も厳しい「紫レベル」、再び屋内営業禁止に

2020年11月18日

カリフォルニア州のニューソム知事は11月16日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、経済活動再開措置を「緊急停止する」 と表明、州民のマスク着用義務を厳格化すると発表した。

11月17日に発効。

全米の新規感染者は連日10万人を超え、各地の自治体が規制を再強化している。

カリフォルニア州が定めた4段階の規制のうち、最も厳しい規制下 (紫レベル) に州民の約94%を置き、社会活動に必須の業務以外は大半を禁止

マスク着用を屋外でも原則義務化した。

ニューソム氏は「このままでは感染拡大がすぐに医療制度をのみ込み、破滅的結末に至る」と警鐘を鳴らした。

また、カリフォルニア州政府は11月13日、ホリデーシーズンを前に渡航勧告を発表し、州外への不要不急の旅行から戻った際には14日間の自主隔離を義務付けている。

カリフォルニア州の1日当たりの感染者数は急増しており、11月18日付ロサンゼルス・タイムズ紙 (電子版) の報道によると、最近は7日間平均で軒並み1万人を超えている

歯止めのかからない増加ペースに伴い、入院者の割合も上昇するなど、州当局は危機感を募らせている。

カリフォルニア州当局は11月10日、州内各郡の感染データに基づいて、ビジネス再開のためのガイドラインを更新した。

サンディエゴ郡は陽性者数が増え、「赤レベル」から最も制限の厳しい「紫レベル」に移行。

11月14日よりレストランやジムなどが屋外のみの営業に限定された。

8月31日にレストランなどの屋内営業が条件付きで再開してから、約2か月半で逆戻りしたことになる。

「紫レベル」に関する外出&営業規制の概要は下記の通り。

◆Closed:食事を提供しないバー、ワイナリー、ブリュワリー、屋内遊び場、サウナ、スチームルーム、ライブシアター、ナイトクラブ、コンサート、フェスティバル、テーマパーク、スポーツ観戦が対象。

◆Open Outdoors Only:レストランのドライブスルー、テイクアウト、デリバリーは何時でもOK。屋外での食事は5am-10pmに限定。礼拝施設、ジム、フィットネスセンター、映画館、 ドライブインシアター、美術館、動物園、水族館、競馬場、カーレーシング、ミニゴルフ、屋外ワイナリーも対象。

◆Open Now:食料品店、店内小売 (収容率25%以内)、ショッピングセンター (収容率25%以内)、ヘアサロン、理髪店、ネイルサロン、パーソナルケアサービス、オフィスはリモートワークのみ、ホテル、無観客のプロスポーツ、図書館 (収容率25%以内)。

◆Schools:幼稚園から高校までの学校。郡が「紫レベル」に移行した場合でも、既に対面クラスを開いている場合は引き続き運営できる。大学とカレッジ (単科大学) は対面授業禁止。

◆Outdoor Recreation:家族以外の人から6フィート離れていればOK。グループや混雑した屋外スペースは避ける。他の人から6フィート以内の場合はフェイスカバー着用。

サンディエゴ郡保健福祉課が11月18日に発表した統計では、郡内の1日当たりの新規感染者は11月15日の1,087人をピークに800人~900人台で推移している (累計66,241人)。


(2020年12月1日号掲載)