アマゾン・ブックス2号店、UTCに開店
ネット通販大手、オフラインビジネスも視野に
2016年3月15日
インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは、全米で2店目となる同社の書店「アマゾン・ブックス」をUTCにオープンすることを明らかにした。
ロケーションは高所得者向けのショッピングモールとして知られる「ウエストフィールド UTC」 (4545 La Jolla Village Dr.) 内で、今夏の開店を予定している。
アマゾンは今年2月、シアトルの第1号店に続く書店をサンディエゴ市内にオープンする目的で、店長、副店長、店員などをネットの求人広告で募集を始めていた。
昨年11月にシアトルで開店したアマゾン・ブックス第1号店の総面積は約7,500スクエアフィート。
販売スペースは約5,500スクエアフィートを占める。
UTCの第2号店も同様の規模になる見通し。
アマゾン・ブックスではアマゾンのネット上で人気のある書籍を中心に販売する。
ネットで高評価の書籍を目立つように並べたり、ネットに投稿された読者の感想を掲示するなど、アマゾンらしさを演出するという。
書籍の価格は通販と同じ。
書籍のみならず、電子書籍端末「キンドル」、簡単に映画やビデオを鑑賞できるデバイス「Fire TV」、声で操作する “人工知能スピーカー” 「Echo」などの自社商品も販売する。
(2016年4月1日号掲載)